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フカサクを観よ [本]

2月26日(金)
一坂太郎『フカサクを観よ』(青志社)読了。

フカサクを観よ

フカサクを観よ

  • 作者: 一坂 太郎
  • 出版社/メーカー: 青志社
  • 発売日: 2017/12/12
  • メディア: 単行本


日本映画史研究家の一坂太郎による、深作欣二監督のフィルモグラフィー。

深作欣二氏は1930年、茨城県緑岡村生まれ。
日本大学芸術学部を卒業し、1953年、東映に入社。
1961年、千葉真一の初主演作『風来坊探偵 赤い谷の惨劇』で監督デビュー。
1966年、『カミカゼ野郎 真昼の決斗』を監督。この映画をもとにしたテレビドラマ『キイハンター』が1968年から放送開始。
1970年、『トラ・トラ・トラ!』で黒沢明監督が降板したため、桝田利雄と共に共同監督をつとめる。
1973年、『仁義なき戦い』が大ヒット。
以降、『柳生一族の陰謀』『復活の日』『魔界転生』『蒲田行進曲』『里見八犬伝』『忠臣蔵外伝 四谷怪談』『バトル・ロワイアル』などの大作を次々と監督。
テレビドラマの『必殺』シリーズや、『傷だらけの天使』も、企画から立ち上げた。
2003年、前立腺ガンで死去。享年72歳。
この人の映画はとにかくテンションが高い。
ご本人も、非常に元気な人だったらしい。
一坂太郎氏は公平に書いているが、やはり『仁義なき戦い』シリーズがベストだろう。
日本映画に果たした功績は計り知れない。
クエンティン・タランティーノやジョン・ウーも、深作監督の大ファンらしい。
つまり、世界的な監督なのだ。

1月末に第一稿が完成した作品の第二稿が、つい先程完成しました。
やったー!
これで、成井硝子店・第一回公演振替公演『ゲキジョ!』に集中できる。
稽古は連日8時間。
着々と進んでいるようです。
本番初日は、3月17日(水)。
頑張ります!

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