白夜行

３月２８日（日）
パク・シヌ監督『白夜行』（２００８年）ＧＡＹＯで鑑賞。

白夜行 ―白い闇の中を歩く― [DVD]

• 出版社/メーカー: ギャガ
• 発売日: 2017/11/17
• メディア: DVD

廃船の船内で質屋の店主が殺害される事件が発生。
すぐに犯人が逮捕されたが、ドンス（ハン・ソッキュ）は、犯人の娘イ・ジアと被害者の息子キム・ヨハンに疑いを抱く。
１４年後、美術教師のユ・ミホ（ソン・イェジン）は財閥の男と婚約。
ドンスは今も１４年前の事件を追っていたが、偶然、ユ・ミホと出会い、彼女が大人になったイ・ジアであることを知る。
そして、彼女のすぐそばに、大人になったヨハン（コ・ス）がいた……。

東野圭吾氏が１９９９年に発表したミステリー『白夜行』を映画化。
日本では、２００６年に、森下佳子が脚本、綾瀬はるかと山田孝之が主演でテレビドラマ化。
映画化は韓国版の後で、２０１１年に、深川栄洋が監督、堀北真希と高良健吾が主演。
僕はどちらも見てない。
が、原作はもちろん既読で、東野氏の作品の中でもベスト５に入る傑作だと思う。
この韓国版は、長い原作を上手に２時間にまとめたが、わかりやすい反面、非常に単純なストーリーになってしまい、原作の恐ろしさが薄まってしまった。
ヒロイン役のソン・イェジンは、『私の頭の中の消しゴム』（2004年）、『パイレーツ』（2014年）、『Be With You／いま、会いにゆきます』（2018年）、『ザ・ネゴシエーション』（2018年）の４本を見ているが、いまだにその良さがわからない。
が、『愛の不時着』はそのうち見てみようと思う。