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孤独は社会問題 [本]

9月11日(土)
多賀幹子『孤独は社会問題』(光文社新書)読了。

孤独は社会問題 孤独対策先進国イギリスの取り組み (光文社新書)

孤独は社会問題 孤独対策先進国イギリスの取り組み (光文社新書)

  • 作者: 多賀 幹子
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2021/07/13
  • メディア: 新書


元・お茶の水女子大学講師で、ジャーナリストの多賀幹子が、2018年1月に誕生したイギリスの「孤独担当大臣」と、イギリス社会に根付く弱者への思いやりの文化を解説する。

イギリス家庭医学会によると、孤独は肥満や1日15本の喫煙以上に体に悪く、孤独な人は、社会的な繋がりがある人に比べ、天寿を全うせずに亡くなる割合が1,5倍に上がると言う。
そのためにテリーザ・メイ首相は、「孤独担当大臣」を設けた。
日本では昨今、孤独の価値の見直しが流行っているが、社会的弱者の孤独は死に繋がり、楽観視できる問題ではないのだ。
それにしても、イギリス社会に根付く弱者への思いやりの文化はすばらしい。
駅の階段で女性がベビーカーを運ぼうとすると、3、4人の男性が一斉に駆け寄るらしい。
日本も見習うべきだとつくづく思った。
お薦めです。

今日は今年41回目のジョギング。
3,5キロ走って、0,8キロ歩いて、0,5キロ走りました。
3,5キロのタイムは、19分43秒。
前回より、27秒短縮しました。
やったね!
20分を切ったのは5月23日以来で、約3カ月半ぶり。
新作3本連続執筆で、体力が落ちていたのかもしれません。
老化でないといいのですが。
来月の誕生日で、いよいよ還暦です。
トホホ。

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