SSブログ

ブルックリンの少女 [本]

9月28日(火)
ギヨーム・ミュッソ『ブルックリンの少女』(集英社文庫)読了。

ブルックリンの少女 (集英社文庫)

ブルックリンの少女 (集英社文庫)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2018/06/21
  • メディア: 文庫


ラファエル・バルテルミは人気作家。
婚約者のアンナ・ベッケルと、結婚式を三週間後に控え、コートダジュールに旅行に行く。
アンナは小児科の研修医だったが、過去も家族も、ラファエルに隠していた。
ラファエルが強く迫ると、写真を出して、「これはわたしがやったこと」と言った。
写真には、3つの焼死体が写っていた。
ショックを受けたラファエルは部屋を飛び出す。
冷静になって部屋に戻ると、アンナは消えていた。
パリに戻り、アンナのマンションへ行くと、中は空。
アンナは完全に姿を消してしまった……。

非常に良く出来たミステリー。
ギヨーム・ミュッソは1974年、フランスのアンティーブ生まれ。
高校教師を経て、2001年に作家デビュー。
2004年に『メッセージ/そして、愛が残る』が大ヒット(2009年にハリウッドで映画化)。
以来、ヒットを連発し、フランスを代表する人気作家となる。
韓国映画『あなた、そこにいてくれますか?』(2016年)も、原作はミュッソの小説。
僕はそうとは知らずにこの映画を見て、感動していた。
ぜひとも原作を読んでみたい。
お薦めです。

ナッポス・プロデュース『トリツカレ男』稽古14日目。
衣裳合わせ、ダンス・パフォーマンスの復習、4・5・6場の復習、4~6場の通しをやりました。
衣裳は予想以上にカラフルでビックリ。
なんと、一番派手なのは、「アンナ」でした。
「ペチカ」と「ニーナ」も可愛い。
「ロミオ」「セルジオ」「アントニオ」もカッコイイ。
目で見ても楽しい『トリツカレ男』。
お楽しみに!

nice!(3) 
共通テーマ:演劇

nice! 3