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性からよむ江戸時代 [本]

10月17日(日)
沢山美果子『性からよむ江戸時代』(岩波新書)読了。

性からよむ江戸時代――生活の現場から (岩波新書)

性からよむ江戸時代――生活の現場から (岩波新書)

  • 作者: 沢山 美果子
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2020/08/21
  • メディア: 新書


岡山大学大学院社会文化科学研究科客員研究員の沢山美果子が、江戸時代の男女の性、その背後にある「家」意識、藩や幕府の政策を解説する。

5つの資料をもとに、江戸時代の性を探求する。
小林一茶の『七番日記』には、妻とのセックスの回数が細かく書かれている。
これは52歳で初めて結婚した一茶が、何とか家の跡継ぎを作ろうと奮闘したためで、当時から、妊娠しやすい日、しにくい日というのが一般常識として広がっていたらしい。
また、江戸時代は幕府や藩が、堕胎、間引き、捨て子を減らそうと、何度も法令を出していた。
初耳の話がいっぱいあり,とてもタメになった。

ナッポス・プロデュース『トリツカレ男』本番2日目。
場当たり・ゲネプロ・初日の疲れが出たのか、上演時間が2分近く伸びてしまいました
が、大きなミス・事故はなく、無事に終了。
終演後、ロビーで「ア・ラ・ポテト」を配布しているのですが、気付かずに帰ってしまうお客さんがたくさん。
これからいらっしゃる方はぜひお持ち帰りください。
もちろん、無料です!

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