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我が産声を聞きに [本]

10月18日(月)
白石一文『我が産声を聞きに』(講談社)読了。

我が産声を聞きに

我が産声を聞きに

  • 作者: 白石一文
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2021/07/06
  • メディア: Kindle版


2020年9月、新型コロナが蔓延する東京。
徳山名香子は47歳の英会話教師で、夫の良治と2人暮らし。
結婚20年で、大学生の娘・真理恵は大学の近くで一人暮らしをしている。
ある日、夫の良治に連れられて、都立がんセンターに行く。
良治は肺ガンの第一ステージだった。
医師は手術すれば完治すると言った。
ところが良治は、他に好きな人ができたので、今日からその人の家で暮らし、ガンとはその人と闘うと言った。
名香子にとっては何もかもが寝耳に水だった……。

白石一文氏の本はこれが30冊目。
コロナ禍の生活が丹念に描かれ、非常に興味深かった。
しかし、話としては盛り上がりに欠け、「前半だけで終わってしまった」という印象。
残念。

今日は『トリツカレ男』は休演日。
そのかわり、キャラメルボックス俳優教室2021年度本科の3回目の授業。
10時から13時まで、みっちり教えてきました。
帰宅してから、映画を3本見ました。
気分転換はバッチリ!
明日からの『トリツカレ男』、残り6日、頑張ります!

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