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白鳥とコウモリ [本]

5月13日(金)
東野圭吾『白鳥とコウモリ』(幻冬舎)読了。

白鳥とコウモリ

白鳥とコウモリ

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2021/04/07
  • メディア: ハードカバー


2017年、東京。
善良な弁護士、白石健介が遺体で発見された。
警視庁捜査一課の刑事・五代は、白石と関わりがあった、愛知県在住の倉木達郎に会いに行く。
倉木は犯行を認め、驚くべき動機を語った。
30年前に容疑者死亡で処理された殺人事件の犯人は自分であり、自殺した容疑者は冤罪だった。
その家族への贖罪のため、自分の遺産を譲渡したい、と白石に話を持ち掛けたところ、 白石から「自分が真犯人であることを告白すべきだ」と迫られ、殺害した。
しかし、白石の娘・美令も、倉木の息子・和真も、その自供が信じられなかった‥‥。

東野圭吾氏の本はこれが83冊目。
よくもまあ、こんなに複雑なストーリーを考えるものだ、と感心してしまった。
しかも、細かいところまで考え尽くされているため、ツッコミどころは皆無。
とにかく、上質なサスペンス。
お薦めです。

辻村深月シアター『かがみの孤城』『ぼくのメジャースプーン』の稽古36日目。
『ぼくのメジャースプーン』の6・7・8・9・10・11・12・1・2・3場の復習の後、第三回通し稽古。
上演時間は1時間56分ちょっと。
20秒ほど長くなりましたが、クライマックスが盛り上がり、全体的な質もグンと上がりました。
もう、いつでもお客さんにお見せできる状態です。
明日は稽古最終日。
頑張ります。


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