わが教え子、ヒトラー：成井豊の公式ブログ：SSブログ

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わが教え子、ヒトラー　[映画] [編集]

６月１３日（月）
ダニー・レヴィ監督『わが教え子、ヒトラー』（２００７年）NETFLIXで鑑賞。

出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
発売日: 2011/05/25
メディア: DVD

第二次世界大戦末期の１９４４年１２月２５日、ベルリン。
心を病んだヒトラー（ヘルゲ・シュナイダー）は執務室に引きこもっていた。
ゲッベルス（シルヴェスター・グロート）は国民の士気を高めるため、１９４５年１月１日にヒトラーの演説を計画する。
ゲッベルスはヒトラーの演説講師として、１９２８年にヒトラーの演説を指導したユダヤ人俳優アドルフ・グリュンバウム教授（ウルリッヒ・ミューエ）をザクセンハウゼン強制収容所から呼び出す。
グリュンバウムは、家族を収容所から解放することを条件に演説指導を引き受けた。
が、妻のエルザ（アドリアーナ・アルタラス）に「演説指導中にヒトラーを殺すつもりだ」と打ち明ける‥‥。

原題は、『Mein Führer – Die wirklich wahrste Wahrheit über Adolf Hitler』。
アドルフ・ヒトラーに演説を指導したパウル・デブリエンの手記を下敷きにした、コメディ映画。
トム・フーパー監督『英国王のスピーチ』（２０１０年）によく似ているが、こちらの方が３年も早い。
つまり、『英国王の～』の方が真似したのだ。
主演のウルリッヒ・ミューエは、１９５３年生まれ。
２００７年にアカデミー賞外国語映画賞を受賞した『善き人のためのソナタ』が代表作。
しかし、２００７年７月２２日に、５４歳で亡くなってしまった。
すばらしい俳優、残念でならない。