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お探し物は図書室まで [本]

6月20日(月)
青山美智子『お探し物は図書室まで』(ホプラ社)読了。

お探し物は図書室まで

お探し物は図書室まで

  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2020/11/11
  • メディア: Kindle版


朋香は総合スーパーの中の婦人服販売店「エデン」で、レジ打ちや接客の仕事をしている。
パートさんの沼内さんが苦手で、今の仕事内容も好きになれない。
眼鏡売り場で働く桐山くんは、朋香が職場で話せる唯一の友達。
朋香が転職したいと打ち明けると、パソコンのスキルを得るために教室へ行くことを勧められる。
地元のコミュニティハウスの無料のパソコン教室へ行き、ついでに図書室へ寄る。
司書の小町さゆりさんにパソコンに関する本を尋ねると、パソコン関連の本の他に、なぜか『ぐりとぐら』を勧めてきた‥‥。

2020年度本屋大賞2位。
5つの短編から成る連作短編集で、それぞれの主人公は別人だが、なぜかみんなコミュニティハウスの図書室へ行き、小町さんから本を借りる。
小町のキャラクターが魅力的だし、話もみんなおもしろい。
人気が出るのは当然だと思った。

今日は10時からキャラメルボックス俳優教室の授業。
14時から、『7本指のピアニスト』の稽古初日。
顔合わせと読み合わせをしました。
この公演の主催は『7本指のピアニスト』製作委員会ですが、主軸はトリックスター・エンターテインメントとナッボス・ユナイテッド。
そして、原作は、ピアニストの西川悟平さんの自叙伝『7本指のピアニスト』。
今日は原作者の西川さんも来てくれました。
西川さんに脚本を褒めていただけて、とっても嬉しかった。
役者たちもいろいろ質問していました。
読み合わせもおもしろかった。
西川さんの役をやる松本利夫さんはとても演技が達者で、キャラクターもしっかり掴んでいた。
これならおもしろい芝居になる、と確信しました。
お楽しみに!

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