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風待ちのひと [本]

6月28日(火)
伊吹有喜『風待ちのひと』(ホプラ社)読了。

([い]4-1)風待ちのひと (ポプラ文庫)

([い]4-1)風待ちのひと (ポプラ文庫)

  • 作者: 有喜, 伊吹
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2011/04/06
  • メディア: 文庫


和歌山県美鷲。
須賀は39歳の銀行員。
東京の大手銀行に勤めていたが、他行との合併で閑職に回され、心を病む。
妻は外資系企業に勤めるエリートで、スホーツジムの若い男との浮気が発覚。
離婚してくれと言うと、娘の受験が終わるまでペンディングにしてくれと言う。
疲れ果てた須賀は、母が残した家に住むため、美鷲にやってくる。
そこで、同い年の風来坊・喜美子に出会う‥‥。

伊吹有喜氏の本はこれが3冊目。
伊吹氏のデビュー作で、第三回ホプラ社小説大賞特別賞受賞作。
仕方ないことだが、既読の『犬のいた季節』『四十九日のレシピ』より大分落ちる。
しかし、ここから成長していったのだなと思うと、感慨深かった。

『7本指のピアニスト』の稽古8日目。
3・4・5・6場の立ち稽古。
時間が余ったので、1~6場を通しました。
出演者がみんな達者なので、まだ8日目なのに、とてもおもしろかった。
上演時間は57分。
全11場で、しかも11場が短いために実質10場なので、1時間45~50分になりそうです。
お楽しみに!

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