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スモールワールズ [本]

8月4日(木)
一穂ミチ『スモールワールズ』(講談社)読了。

スモールワールズ

スモールワールズ

  • 作者: 一穂ミチ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2021/04/21
  • メディア: Kindle版


麻子は専業主婦で、夫と二人暮らし。
長年、不妊に悩んでいた。
ある日、向かいのマンションの廊下で、中学生の男の子が父親から激しく叱責されるのを目撃してしまう。
その男の子は、姪の同級生の笙一だという子だった。
後日、コンビニのイートインコーナーで時間を潰していた笙一に、つい声をかけてしまう。
それから、2人の奇妙な交流が始まった‥‥。

6つの短編を収録した短編集で、上記は一つ目の『ネオンテトラ』。
第43回吉川英治文学新人賞受賞作、2022年度本屋大賞第3位、第165回直木賞候補作。
一穂ミチ(いちほみち)氏は、BL作品を中心に活動している小説家だが、正体は不明。
ミステリータッチで、人間という生き物の不条理を描く。
僕は『魔王の帰還』が一番おもしろかった。

午前は、今年33回目のジョギング。
3,5キロ走って、1,2キロ歩いて、1,9キロ走りました。
3,5キロのタイムは、20分04秒。
前回より6秒、遅くなってしまいました。
午後は事務仕事。
そして、明日から始まる、成井硝子店「夏のワークショップ」の準備。
明日から3日間は初級クラス。
初めて会う人たちと、芝居の稽古を目一杯楽しみたいと思います。

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