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兇人邸の殺人 [本]

8月9日(火)
今村昌弘『兇人邸の殺人』(東京創元社)読了。

兇人邸の殺人 屍人荘の殺人シリーズ

兇人邸の殺人 屍人荘の殺人シリーズ

  • 作者: 今村 昌弘
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2021/07/29
  • メディア: Kindle版


葉村譲と剣崎比留子は、神紅大学ミステリ愛好会のたった2人のメンバー。
ある日、医療関連の大企業・成島グループの子会社社長である成島陶次に請われ、廃墟テーマパークにそびえる「兇人邸」に向かう。
「兇人邸」には、テーマパークを運営する昭島興産会長で、かつて斑目機関の研究者だった不木玄助が住んでいた。
不木は定期的にテーマパーク従業員を「兇人邸」に来させるのだが、その後、姿を見ることは二度とないという。
葉村と剣崎は、成島とその秘書、傭兵たち、情報提供者のテーマパーク従業員と共に、深夜に「兇人邸」に侵入する‥‥。

『屍人荘の殺人』シリーズの第三作。
「このミステリーがすごい!」2021年度・第4位。
第二作の『魔眼の匣の殺人』には少々ガッカリしたが、これは一作目に勝るとも劣らない出来だった。
「兇人邸」の構造が複雑すぎるため、話の展開がつかみづらかったのは少々残念。
しかし、人間ドラマが骨太に描かれ、クライマックスの盛り上がりには大満足!
お薦めです。

キャラメルボックス俳優教室2022年度プロデュース公演『BREATH』の稽古4日目。
3・4・5・6場の半立ち稽古をしました。
前回、予定通りに進まなかったので、今日はハイペースでやりました。
また明日も稽古です。
頑張ります!

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