ミラノの奇蹟 [映画]
12月26日(月)
ヴィットリオ・デ・シーカ監督『ミラノの奇蹟』(1951年)AmazonPrimeで鑑賞。
捨て子だったトト(フランチェスコ・ゴリザーノ)は、老婦人のロロッタ(エンマ・グラマティカ)に拾われ、育てられる。
が、ロロッタの死により、養護施設に入る。
青年となったトトは施設を出るが、自分の鞄を盗んだ男に同情して鞄をプレゼントし、代わりに一晩泊めてもらうことになる。
その男の家は、野原のような私有地の一角に建つ小さな小屋で、周りにも同じような小屋がたくさんあった。
が、大風ですべての小屋が壊れてしまう。
トトはリーダーとなって小屋を次々と建て直し、新たな居住者を受け入れていく。
しかし、地主はその土地を実業家に売ろうとしていた‥‥。
原題は『Miracolo a Milano』。
脚本のチェザーレ・ザヴァッティーニが執筆した小説を基にしたファンタジー映画。
第4回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞。
しかし、今見ると、あまりにも理想主義的で、何もかもがチープ。
ラストの甘さには唖然とした。
ヴィットリオ・デ・シーカ監督の作品を3本連続で見たが、昔見た名作『自転車泥棒』(1948年)を超えるものはなかった。
ヴィットリオ・デ・シーカ監督『ミラノの奇蹟』(1951年)AmazonPrimeで鑑賞。
捨て子だったトト(フランチェスコ・ゴリザーノ)は、老婦人のロロッタ(エンマ・グラマティカ)に拾われ、育てられる。
が、ロロッタの死により、養護施設に入る。
青年となったトトは施設を出るが、自分の鞄を盗んだ男に同情して鞄をプレゼントし、代わりに一晩泊めてもらうことになる。
その男の家は、野原のような私有地の一角に建つ小さな小屋で、周りにも同じような小屋がたくさんあった。
が、大風ですべての小屋が壊れてしまう。
トトはリーダーとなって小屋を次々と建て直し、新たな居住者を受け入れていく。
しかし、地主はその土地を実業家に売ろうとしていた‥‥。
原題は『Miracolo a Milano』。
脚本のチェザーレ・ザヴァッティーニが執筆した小説を基にしたファンタジー映画。
第4回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞。
しかし、今見ると、あまりにも理想主義的で、何もかもがチープ。
ラストの甘さには唖然とした。
ヴィットリオ・デ・シーカ監督の作品を3本連続で見たが、昔見た名作『自転車泥棒』(1948年)を超えるものはなかった。