白い衝動 [本]
2月4日(土)
呉勝浩『白い衝動』(講談社)読了。
奥貫千早は、小中高一貫の私立高・天錠学園のスクールカウンセラー。
32歳で、夫は地元のラジオ局のアナウンサー。
子供はいない。
最近、生徒たちの間で、「シロアタマ」という怪物が出るという噂が流れていた。
ある日、校内で飼育しているヤギが、何者かに足を切られた。
数日後、高校1年の野津秋成という生徒が相談にやってくる。
野津は、ヤギを切ったkのは自分で、今、自分は人を殺したくてたまらないと言った‥‥。
呉勝浩氏の本は3冊目。
第20回大藪春彦賞受賞。
デビューから3作目だが、デビュー作の『道徳の時間』より格段に成長していて、驚いた。
この作品でも「道徳」「倫理」「正義」をテーマにしていて、呉氏の作家としてのこだわりを感じた。
呉氏は、1981年、青森県八戸市生まれの在日韓国人。
大阪芸術大学芸術学部映像学科を卒業し、フリーターを経て、34歳で作家デビュー。
力のある人だと思う。
お薦めです。
呉勝浩『白い衝動』(講談社)読了。
奥貫千早は、小中高一貫の私立高・天錠学園のスクールカウンセラー。
32歳で、夫は地元のラジオ局のアナウンサー。
子供はいない。
最近、生徒たちの間で、「シロアタマ」という怪物が出るという噂が流れていた。
ある日、校内で飼育しているヤギが、何者かに足を切られた。
数日後、高校1年の野津秋成という生徒が相談にやってくる。
野津は、ヤギを切ったkのは自分で、今、自分は人を殺したくてたまらないと言った‥‥。
呉勝浩氏の本は3冊目。
第20回大藪春彦賞受賞。
デビューから3作目だが、デビュー作の『道徳の時間』より格段に成長していて、驚いた。
この作品でも「道徳」「倫理」「正義」をテーマにしていて、呉氏の作家としてのこだわりを感じた。
呉氏は、1981年、青森県八戸市生まれの在日韓国人。
大阪芸術大学芸術学部映像学科を卒業し、フリーターを経て、34歳で作家デビュー。
力のある人だと思う。
お薦めです。