SSブログ

ドリフターズとその時代 [本]

2月17日(金)
笹山敬輔『ドリフターズとその時代』(文春新書)読了。

ドリフターズとその時代 (文春新書)

ドリフターズとその時代 (文春新書)

  • 作者: 笹山 敬輔
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2022/06/17
  • メディア: Kindle版


文学博士で演劇研究者の笹山敬輔が、ドリフターズの歴史を解説する。

ドリフターズについて語るのは難しい。
レジェンドになってしまっているので、貶しにくいというのがまずある。
しかし、僕も、小学2年の頃のカトちゃんの「ちょっとだけよ」と、中学3年の頃の志村けんの東村山音頭は大好きで、毎週欠かさず見ていた。
特に東村山音頭は歴史に残るおもしろさだと思う。
が、僕は小学6年でドリフターズを卒業し、それ以降は、東村山音頭を除いては全くおもしろいと思わなかった。
なので、高校生になった1977年以降のドリフターズについてはあまりよく知らない。
「ドリフ大爆笑」も「カトちゃんケンちゃんごきげんテレビ」も「だいじょうぶだぁ」も「バカ殿様」もほとんど見ていない。
スラップスティック・ギャグとルーティン・ギャグがメインなので、子供が見て楽しむものと認識していた。
笹山氏は「ドリフターズは正当に評価されていない」と書いているが、僕は全く逆に感じている。
評価されすぎだと。
とは言え、丹念な調査によって、ドリフターズの歴史を詳述したこの本は、間違いなく読み応えがある。
お薦めです。

今日は『魔術』の稽古の5回目。
いつも通り、各場を2回ずつ復習した後、3回通しました。
1回目、15分23秒。
2回目、15分24秒。
3回目、15分18秒。
ミスがほとんどなくなり、芝居が安定してきました。
稽古は今日で終わりの予定でしたが、Mrs.Fictionsさんが全体稽古で使っているスタジオを使わせてくださると言うことなので、急遽、明日の夜もやることになりました。
さらに精度を上げるぞ!
頑張ります!

nice!(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 0