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マスカレード・ゲーム [本]

2月19日(日)
東野圭吾『マスカレード・ゲーム』(集英社)読了。

マスカレード・ゲーム

マスカレード・ゲーム

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2022/04/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


都内で起きた3つの殺人事件に、共通点が浮かび上がった。
どれも被害者がかつて人を死なせていたのだ。
しかも犯した罪に対して刑罰が軽く、遺族が復讐した可能性がある。
警視庁捜査一課の係長・新田浩介は、3組の遺族が協力して、持ち回りで殺人を行った、「ローテーション殺人」ではいなかと推理する。
しかし、3組の遺族には接点がなく、捜査は行き詰る。
ところが12月23日、なぜか3組の遺族がコルテシア東京に集まった。
そこは以前2回、新田が潜入捜査を行ったホテルだった。
第四の殺人を未然に防ぐため、新田は今回もホテルマンに扮して、フロントに立った‥‥。

東野圭吾氏の本はこれが84冊目。
マスカレード・シリーズの4作目で、前作でアメリカに行った山岸尚美も急遽帰国して捜査に参加する。
映画のせいで、読みながらどうしても新田は木村拓哉、山岸は長澤めぐみが浮かんでしまう。
今回は新田のライバルとして、女性警部の梓が登場する。
極端に気が強く、頭がいいが、捜査方法は法スレスレ、というキャラクターが実におもしろい。
事件も最後の大逆転にビックリさせられた。
やはり、このシリーズはレベルが高い。
お薦めです。

今日は、Mrs.Fictionsの「15 Minutes Made in 本多劇場」の全体通し稽古。
13時から、本番通りのタイムテーブルで上演しました。
『魔術』の上演時間は、15分28秒。
通したのは11回目で、出来は文句なしのベストワン。
これで安心して、小屋入りできます。
明日は仕込み、明後日は場当たり。
本多劇場で芝居をやるのは1997年の『ハックルベリーにさよならを』『TWO』以来なので、実に26年ぶり。
頑張ります!

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