高倉健インタヴューズ [本]
3月5日(日)
野地秩嘉『高倉健インタビューズ』(プレジデント社)読了。

ノンフィクション作家の野地秩嘉(のぢつねよし)が、俳優・高倉健に対して、1995年から2012年の間に行ったインタヴュー集。
年を取ってからの高倉健は、数年に一度しか映画に出なかった。
出演を決める第一の条件はギャランティだと、高倉健は正直に答えている。
東映に入って、すぐに俳優座に修行に行かされたが、全く演技できなかった。
自分は演技の訓練をしていない、演技は全部人真似だと、やはり正直に言う。
一番参考にしたのは、ジャン・ギャバン。
映画は『レイジング・ブル』と『ディア・ハンター』が好きで、どちらもロバート・デ・ニーロ主演。
話の中で、石原裕次郎を「裕ちゃん」、美空ひばりを「ひばりちゃん」、長嶋茂雄を「チョウさん」と呼んだ。
撮影現場では絶対に座らない、というのは本当だった。
初対面の人間には、たとえどんなに年下でも、上半身を90度倒して、挨拶した。
数々の伝説が本人の証言で確かめられて、とてもタメになった。
今日は実家の父の米寿を祝って、成井家一同で食事会。
父、母、私、弟2人、妻、娘、息子の8人で、和食のお店に行きました。
父は88歳になっても健康ですが、足が弱り、ステッキを使ってもゆっくりしか歩けません。
母は85歳ですが、やはりかなり足が弱ってきています。
今日は下の弟が実家へ2人を迎えに行き、帰りも送っていきました。
下の弟は『さよならノーチラス号』の主人公「タケシ」のモデルですが、なんと今年で50歳。
みんな年を取りました。
年を取っても、みんなで揃って食事ができて、良かったな、幸せだな、と思います。
野地秩嘉『高倉健インタビューズ』(プレジデント社)読了。

高倉健インタヴューズ: 日本で唯一の貴重なインタヴュー集 (小学館文庫プレジデントセレクト)
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/05/07
- メディア: 文庫
ノンフィクション作家の野地秩嘉(のぢつねよし)が、俳優・高倉健に対して、1995年から2012年の間に行ったインタヴュー集。
年を取ってからの高倉健は、数年に一度しか映画に出なかった。
出演を決める第一の条件はギャランティだと、高倉健は正直に答えている。
東映に入って、すぐに俳優座に修行に行かされたが、全く演技できなかった。
自分は演技の訓練をしていない、演技は全部人真似だと、やはり正直に言う。
一番参考にしたのは、ジャン・ギャバン。
映画は『レイジング・ブル』と『ディア・ハンター』が好きで、どちらもロバート・デ・ニーロ主演。
話の中で、石原裕次郎を「裕ちゃん」、美空ひばりを「ひばりちゃん」、長嶋茂雄を「チョウさん」と呼んだ。
撮影現場では絶対に座らない、というのは本当だった。
初対面の人間には、たとえどんなに年下でも、上半身を90度倒して、挨拶した。
数々の伝説が本人の証言で確かめられて、とてもタメになった。
今日は実家の父の米寿を祝って、成井家一同で食事会。
父、母、私、弟2人、妻、娘、息子の8人で、和食のお店に行きました。
父は88歳になっても健康ですが、足が弱り、ステッキを使ってもゆっくりしか歩けません。
母は85歳ですが、やはりかなり足が弱ってきています。
今日は下の弟が実家へ2人を迎えに行き、帰りも送っていきました。
下の弟は『さよならノーチラス号』の主人公「タケシ」のモデルですが、なんと今年で50歳。
みんな年を取りました。
年を取っても、みんなで揃って食事ができて、良かったな、幸せだな、と思います。