死の接吻：成井豊の公式ブログ：SSブログ

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死の接吻　[映画] [編集]

３月２５日（土）
ヘンリー・ハサウェイ監督『死の接吻』（１９４７年）AmazonPrimeで鑑賞。

出版社/メーカー: ジュネス企画
発売日: 2006/05/25
メディア: DVD

ニューヨーク。
前科者のニック・ビアン（ヴィクター・マチュア）は仲間と共に宝石商を襲い、警官に撃たれて、逮捕される。
ニックは懲役２０年に処せられるが、地方検事補ダンジェロ（ブライアン・ドンレヴィ）は、ニックが共犯者の名前を白状すれば減刑し仮出所させてやると持ちかける。
がニックは拒んだ。
１年後、彼の仲間が彼の妻に分け前を与えなかったため、妻は生活に困って自殺し、２人の子は孤児院に入っていることを知る。
ニックは仲間に復讐するためにダンジェロに共犯者の名前を白状した。
共犯者は直ちに逮捕されたが、ダンジェロは、ニックの顧問弁護士ハウザーに、密告したのはリゾだと思わせるため、リゾだけを見逃した。
ハウザーはギャングのトミー・ユードー（リチャード・ウィドマーク）を使って、リゾを殺させようとした。
が、リゾは逃亡したので、ユードーはリゾの母を殺した‥‥。

原題は『Kiss of Death』。
原作はエリアザー・リプスキーの小説。
リチャード・ウィドマークのデビュー作で、お得意の「明るくて残虐」というキャラクターが目立ちまくっていた。
ヴィクター・マチュアは、ジョン・フォード監督『荒野の決闘』しか知らなかったが、ポッチャリ型のハンサムで、日本で言えば長谷川一夫。
ニックを助けるヒロイン役のネッティ（コリーン・グレイ）が美しかった。
１９９５年、バーベット・シュローダー監督、デヴィッド・カルーソ、ニコラス・ケイジ出演でリメイクされた。