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ドライブ・マイ・カー [映画]

4月19日(水)
濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』(2021年)Netflixで鑑賞。

ドライブ・マイ・カー インターナショナル版 [Blu-ray]

ドライブ・マイ・カー インターナショナル版 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • 発売日: 2022/02/18
  • メディア: Blu-ray


家福悠介(西島秀俊)は俳優・舞台演出家で、脚本家の妻の音(霧島れいか)と二人暮らし。
娘がいたが、幼い頃に肺炎で亡くなった。
ある日、家福はウラジオストクの国際演劇祭に審査員として招待され、空港へ向かうが、航空便欠航のため、渡航を1日延期するよう現地の事務局から連絡を受ける。
家に戻ると、妻の音が居間のソファで誰かと激しく抱き合っていた。
家福は物音を立てないように、そっと家を出た。
ある日、音がクモ膜下出血で急死する。
2年後。家福は広島で行われる国際演劇祭へ招聘を受ける。
広島に長期滞在して演出を務め、各国からオーディションで選ばれた俳優がそれぞれの役を自国語で演じながら、『ワーニャ伯父さん』を上演することになっていた。
自分で車を運転して広島に到着した家福は、事務局から事故のトラブルを避けるため、宿舎と仕事場の車での移動には専属のドライバーをつけさせてほしいと言われる。
やってきたドライバーの渡利みさき(三浦透子)は寡黙で有能なドライバーだった‥‥。

村上春樹の小説『ドライブ・マイ・カー』を映画化。
第74回カンヌ国際映画祭で脚本賞を含む計3部門を受賞。
第94回アカデミー賞で作品賞・脚色賞を含む計4部門にノミネートされ、国際長編映画賞を受賞。
179分と長尺だが、非常に見応えがある映画だった。
僕は原作を読んでいるが、ほとんど覚えていない。
が、村上春樹氏の世界観が上手に映像化されていると感じた。
役者たちも良かったが、西島秀俊のワーニャおじさんの舞台演技だけは下手すぎて、いただけなかった。
他に、岡田将生が出演。
お薦めです。

女のいない男たち (文春文庫)

女のいない男たち (文春文庫)

  • 作者: 村上春樹
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2016/10/07
  • メディア: Kindle版



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