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我等の町 [映画]

5月24日(水)
サム・ウッド監督『我等の町』(1940年)AmazonPrimeで鑑賞。

我等の町 [DVD] FRT-293

我等の町 [DVD] FRT-293

  • 出版社/メーカー: ファーストトレーディング
  • 発売日: 2007/01/25
  • メディア: DVD


1901年、ニューハンプシャー州の架空の町グローヴァーズ・コーナーズ。
この映画の進行役である舞台監督のモーガン氏(フランク・クレイヴン)が、町に住む人々を紹介し始める。
ジョージ・ギブス(ウィリアム・ホールデン)は高校生で、卒業後は叔父の農場で働こうと考えている。
エミリー・ウェッブ(マーサ・スコット) はジョージの隣に住む幼馴染で、優等生。
ジョージの父のギブス氏(トーマス・ミッチェル)は医師。
エミリーの父のウェッブ氏(ガイ・キビー)は町の新聞の編集者。
やがて、ジョージがエミリーに思いを寄せ始める‥‥。

原題は『Our Town』。
ソーントン・ワイルダーの1938年初演の戯曲『わが町』(原題同じ)を、ワイルダー自らが脚色して映画化。
監督は、『チップス先生さようなら』(1939年)、『打撃王』(1942年)、『誰が為に鐘は鳴る』(1943年)の名匠サム・ウッド。
演劇の世界では有名な戯曲で、僕も既読。
古い作品なのにメタフィクションで、「これは芝居である」という前提で、登場人物たちが演技する。
映画でもそれをやろうとしているが、何とも中途半端で、ラストの墓場の死者たちのシーンなど、まるで学芸会のよう。
ウィリアム・ホールデンは当時22歳で、まだデビューしたばかり。
細くて、ちゃんと高校生に見えた。

ソーントン・ワイルダー〈1〉わが町 (ハヤカワ演劇文庫)

ソーントン・ワイルダー〈1〉わが町 (ハヤカワ演劇文庫)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2007/05/24
  • メディア: 文庫



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