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巴里祭 [映画]

5月28日(日)
ルネ・クレール監督『巴里祭』(1933年)AmazonPrimeで鑑賞。

巴里祭 Blu-ray

巴里祭 Blu-ray

  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • 発売日: 2019/06/29
  • メディア: Blu-ray


パリの下町。
タクシーの運転手をしているジャン(ジョルジュ・リゴー)は、向かいのアパートに住んでいる花売娘のアンナ(アナベラ)が好きだった。
が、ジャンにはポーラ(ポーラ・イレリ)という彼女がいた。
一方、アンナもジャンに心惹かれていた。
2人は7月14日の革命記念日の前夜、町の真ん中で踊った。
が、アンナは酔った老人客に無礼を働いという理由で、出入りしていたダンス場から追い出されてしまう‥‥。

原題は『Quatorze Juillet』で、「7月14日」という意味。
1789年7月14日のバスティーユ襲撃、1790年7月14日の建国式典(建国記念日)などから、7月14日はフランス革命記念日となった。
英語では「バスティーユの日」と呼ぶ。
が、日本では馴染がなかったため、この映画を輸入した東和商事は『巴里祭』という邦題を考案した。
この邦題のおかげで、日本では「フランス革命記念日」を「巴里祭」と呼ぶようになったらしい。
映画自体は他愛ないロマコメで、あまり良い出来ではない。
主役のカップルは、『ル・ミリオン』(1931年)に続いて、アナベラとジョルジュ・リゴー。
アナベラは可憐で、とても魅力的。
当時は物凄い人気だったらしい。

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