SSブログ

夜ごとの美女 [映画]

5月31日(水)
ルネ・クレール監督『夜ごとの美女』(1952年)AmazonPrimeで鑑賞。

夜ごとの美女 [DVD]

夜ごとの美女 [DVD]

  • 出版社/メーカー: パイオニアLDC
  • 発売日: 2000/02/25
  • メディア: DVD


クロード(ジェラール・フィリップ)は音楽の教師。
隣家の娘シュザンヌ(マガリ・ヴァンドイユ)に愛されていたが、気付いていない。
夢見がちな彼は昼日中から1900年の夢を見る。
自作の曲を夜会で披露したクロードは、若い貴婦人エドメ(マルティーヌ・キャロル)から好意を寄せられ、オペラ座の支配人は彼のオペラの上演を約束してくれた。
しかし、老人の「儂の若い頃は良かった」という言葉をきっかけに、1830年の夢を見る。
アルジェリア征伐で、クロードは勇敢なラッパ手で、アラビアのレイラ姫(ジーナ・ロロブリジーダ)と恋仲だった。
そこへまた昔を懐しむ老将校が現れ、夢はルイ16世の時代となる。
クロードは、貴族の令嬢シュザンヌ(マガリ・ヴエンドイユ)と恋仲だった‥‥。

原題は『Les belles de nuit』。
ルネ・クレール監督が『悪魔の美しさ』(1950年)に続けて撮った、ファンタジックなコメディ。
ジェラール・フィリップが3つの夢の中で3人の美女と恋をする。
ダニー・ケイ主演の『虹を掴む男』(1947年)とよく似ているが、出来はこちらの方が上。
ジェラール・フィリップが大活躍。
お馴染みレイモン・コルディも、シュザンヌの父親役で出演し、クロードの3つの夢にも様々な役で出没していた。
楽しい映画。
お薦めです。

nice!(3) 
共通テーマ:演劇

nice! 3