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わたしたちの登る丘 [本]

9月8日(金)
アマンダ・ゴーマン『わたしたちの登る丘』(文春文庫)読了。

わたしたちの登る丘 (文春文庫 コ 22-1)

わたしたちの登る丘 (文春文庫 コ 22-1)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2022/05/10
  • メディア: 文庫


2021年、アメリカのバイデン大統領の就任式で、21歳の詩人アマンダ・ゴーマンが朗誦した詩『わたしたちの登る丘』。
翻訳者・鴻巣友季子の解説、鴻巣と小説家・柴崎友香の対談も収録。

図書館でとんでもなく薄い文庫本を見つけ、借りてみた。
なんと、77ページ。
それなのに、定価は本体720円+消費税。
本国アメリカでは、この詩の単行本が100万部以上売れたらしい。
確かに、今のアメリカ国民を強く励ます詩で、人気が出るのはよくわかる。
鴻巣氏と柴崎氏が絶賛するのには首を捻ったが。
英語の詩、歌詞でよく見る「脚韻」。
日本語のラップでもよく見る。
これは、音がよく似た言葉を文末で繰り返す手法だが、僕は要するにダジャレじゃないかと思う。
凄くダサく感じられるのだ。
おかしいのかな?
鴻巣氏と柴崎氏はこの詩の脚韻を盛んに褒めていたが、僕には全く共感できなかった。

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