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九度目の十八歳を迎えた君と [本]

9月13日(水)
浅倉秋成『九度目の十八歳を迎えた君と』(創元推理文庫)読了。

九度目の十八歳を迎えた君と (創元推理文庫)

九度目の十八歳を迎えた君と (創元推理文庫)

  • 作者: 浅倉 秋成
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2020/11/19
  • メディア: Kindle版


間瀬(まぜ)は印刷会社の営業部に勤めるサラリーマン。
ある朝、駅の反対側のホームで、高校の同級生の二和(ふたわ)美咲を見かける。
高校を卒業して9年経つのに、美咲は9年前のままで、なんと制服姿だった。
美咲は高校を卒業しないまま、18歳のまま、9年を過ごしていた。
間瀬はその理由を探り始める‥‥。

浅倉秋成氏の本は、『六人の噓つきな大学生』『俺ではない炎上に』に続いて、3冊目。
前の2作に勝るとも劣らないおもしろさだった。
青春ミステリ。
僕が大好きなトマス・H・クックの『夏草の記憶』の影響を感じたが、偶然の一致かもしれない。
見事な片想いラブストーリー。
お薦めです。

今朝は今年51回目のジョギング。
3,5キロ走って、1,1キロ歩いて、2,2キロ走りました。
3,5キロのタイムは、19分52秒。
前回より1秒遅くなってしまいました。
午後は、ナッポス・プロデュース『仮面山荘殺人事件』の稽古3日目。
4・5・6場の立ち稽古を各3回やり、最後に4~6場を通しました。
「ジン」役の畑中智行が圧倒的な支配力を発揮して、おもしろいおもしろい。
舞台美術が初演と少し変わったので、初演を参考にしながらも、いろいろ新しいことを試みています。
頑張ります!
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