歌われなかった海賊へ [本]
7月7日(日)
逢坂冬馬『歌われなかった海賊へ』(早川書房)読了。
1944年夏、ドイツ。
少年ヴェルナーは、父をドイツ軍に殺害され、密告者の暗殺を企てる。
が、その寸前に、同じ年頃の少女エルフリーデに止められる。
エルフリーデと彼女の仲間のレオンハルトは、彼らが結成した反体制集団「エーデルヴァイス海賊団」にヴェルナーを誘う。
3人はヒトラーユーゲントなどの体制派を襲撃し、逃走した。
やがて、ドクトルと言う名の、爆弾に詳しい少年も加わる。
4人は街に新たに敷かれた鉄道を辿り、その先に収容所があることを発見する。
4人はトンネルの爆破を企む‥‥。
2021年、『同志少女よ、敵を撃て』で第11回アガサ・クリスティー賞を受賞してデビューし、同作で2022年本屋大賞を受賞した逢坂冬馬氏の第二作。
第二次世界大戦末期のドイツ国内における、ドイツ人の少年少女によるレジスタンスを描く。
ミステリというより、冒険小説、戦争小説、そして青春文学だった。
ウィキペディアによれば、「エーデルヴァイス海賊団」はドイツ国内各地に実在したらしい。
世界史の勉強にもなった。
お薦めです。
逢坂冬馬『歌われなかった海賊へ』(早川書房)読了。
1944年夏、ドイツ。
少年ヴェルナーは、父をドイツ軍に殺害され、密告者の暗殺を企てる。
が、その寸前に、同じ年頃の少女エルフリーデに止められる。
エルフリーデと彼女の仲間のレオンハルトは、彼らが結成した反体制集団「エーデルヴァイス海賊団」にヴェルナーを誘う。
3人はヒトラーユーゲントなどの体制派を襲撃し、逃走した。
やがて、ドクトルと言う名の、爆弾に詳しい少年も加わる。
4人は街に新たに敷かれた鉄道を辿り、その先に収容所があることを発見する。
4人はトンネルの爆破を企む‥‥。
2021年、『同志少女よ、敵を撃て』で第11回アガサ・クリスティー賞を受賞してデビューし、同作で2022年本屋大賞を受賞した逢坂冬馬氏の第二作。
第二次世界大戦末期のドイツ国内における、ドイツ人の少年少女によるレジスタンスを描く。
ミステリというより、冒険小説、戦争小説、そして青春文学だった。
ウィキペディアによれば、「エーデルヴァイス海賊団」はドイツ国内各地に実在したらしい。
世界史の勉強にもなった。
お薦めです。