ゴルゴダの丘：成井豊の公式ブログ：SSブログ

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ゴルゴダの丘　[映画] [編集]

７月22日（月）
ジュリアン・デュヴィヴィエ監督『ゴルゴダの丘』（1935年）AmazonPrimeで鑑賞。

出版社/メーカー: 東北新社
発売日: 2003/12/19
メディア: DVD

ローマ歴786年、ユダヤ王国エルサレム、逾越節。
ユダヤ全国から巡礼の群集が集まる日、弟子たちからキリストと呼ばれる予言者ナザレのイエス（ロベール・ル・ビギャン）がやってくる。
大司祭カヤパ（チャールズ・グランヴァル）と集議所員たちはイエスの人気に脅威を感じ、打倒を決意する。
が、当時のユダヤはローマの支配下にあり、彼らには人を死刑に処する権利がなかった。
そこでカヤパはローマから派遣されている大守ピラト（ジャン・ギャバン）を利用して、イエスを死罪にしようと企む。
イエスの弟子の一人ユダ（ルーカス・グリドゥー）は銀30枚で主を売った。
イエスはゲッセマネの谷で捕らえられ、ピラトの所へ連れ行かれた‥‥。

原題は『Golgotha』。
トーキー映画で初めて、イエス・キリストの死と復活を描いた作品。
それがアメリカ映画でなく、フランス映画だというのが意外だった。
同じ題材なら、ノーマン・ジェイソン監督『ジーザス・クライスト・スーパースター』（1973年）がおもしろかった。
劇団四季の舞台版もよかった。