ブルースの誕生

８月１日（木）
ビクター・シャーツィンガー監督『ブルースの誕生』（1941年）AmazonPrimeで鑑賞。

ブルースの誕生 [DVD]

• 出版社/メーカー: ジュネス企画
• 発売日: 2005/02/25
• メディア: DVD

アメリカ。
ジェフ・ランバートは12歳のクラリネット奏者。
父親はクラシック・クラリネットを学ばせようとしたが、ジェフはニューオーリンズのバーボン・ストリートの酒場で演奏する黒人ジャズ・ミュージシャンのグループに入り浸った。
大人になったジェフ (ビング・クロスビー) は仲間とバンドを組んで、ディキシーランド・ジャズを演奏。
高級なキャバレーには出させてもらえず、街角や薄汚いナイトクラブで演奏していた。
ジェフはイケてるトランペット奏者が探し、地元の刑務所でメンフィス （ブライアン・ドンレヴィ）と出会う。
同じ頃、ジェフはベティ・ルー （メアリー・マーティン）という若い女性が馬車の運転手から高額な料金を請求されているところに出くわす。
彼は彼女と叔母のフィービー（キャロリン・リー）に同情し、二人に自分の家に泊まるように誘う‥‥。

原題は『Birth of the Blues』。
カッコいいタイトルだが、この場合の「ブルース」が何を意味するのか、よくわからない。
ジェフたちが演奏するのは陽気なディキシーランド・ジャズで、僕の知っている「ブルース」とは違う。
それとも、ジャズ全体をイメージしているのか。
白人の富裕層から「貧しい黒人たちの音楽」と嫌われていたディキシーランド・ジャズが市民権を得るまでを描く。
が、核となるのはありがちな男女の三角関係で、あまりおもしろくない。