ザ・万字固め [本]
8月11日(日)
万城目学『ザ・万字固め』(ミシマ社)読了。
小説家・万城目学のエッセイ集。
万城目学氏の本はこれが17冊目。
万城目学氏は1976年、大阪府大阪市生まれ。
京都大学法学部卒業後、化学繊維会社へ就職し、静岡の工場に配属され、経理マンをしながら小説を書いていたが、26歳の時に東京本社への転勤を言い渡され、残業続きで書く時間がなくなることを危惧し、辞令が出る前に退社し、東京へ移る。
2006年、『鴨川ホルモー』第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞し、デビュー。
同年、第2作の『鹿男あをによし』で第137回直木三十五賞候補となる。
2009年、『プリンセス・トヨトミ』で第141回直木賞候補。
2010年、『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』で第143回直木賞候補。
2013年、『とっぴんぱらりの風太郎』で第150回直木賞候補。
2014年、『悟浄出立』で第5回山田風太郎賞候補、第152回直木賞候補。
2016年、『バベル九朔』で第7回山田風太郎賞候補。
2018年、『パーマネント神喜劇』で第31回山本周五郎賞候補。
2021年、『ヒトコブラクダ層ぜっと』で第12回山田風太郎賞候補。
2023年、『八月の御所グラウンド』で第170回直木賞受賞。
なかなか受賞できなかったのは、ライトでユーモラスな作風が理由かと思われる。
が、小説としてのおもしろさはどれも高く、エッセイもおもしろい。
『ザ・万字固め』は、『ザ・万歩計』『ザ・万遊記』に続く第三エッセイ集で、やはりおもしろかった。
お薦めです。
万城目学『ザ・万字固め』(ミシマ社)読了。
小説家・万城目学のエッセイ集。
万城目学氏の本はこれが17冊目。
万城目学氏は1976年、大阪府大阪市生まれ。
京都大学法学部卒業後、化学繊維会社へ就職し、静岡の工場に配属され、経理マンをしながら小説を書いていたが、26歳の時に東京本社への転勤を言い渡され、残業続きで書く時間がなくなることを危惧し、辞令が出る前に退社し、東京へ移る。
2006年、『鴨川ホルモー』第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞し、デビュー。
同年、第2作の『鹿男あをによし』で第137回直木三十五賞候補となる。
2009年、『プリンセス・トヨトミ』で第141回直木賞候補。
2010年、『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』で第143回直木賞候補。
2013年、『とっぴんぱらりの風太郎』で第150回直木賞候補。
2014年、『悟浄出立』で第5回山田風太郎賞候補、第152回直木賞候補。
2016年、『バベル九朔』で第7回山田風太郎賞候補。
2018年、『パーマネント神喜劇』で第31回山本周五郎賞候補。
2021年、『ヒトコブラクダ層ぜっと』で第12回山田風太郎賞候補。
2023年、『八月の御所グラウンド』で第170回直木賞受賞。
なかなか受賞できなかったのは、ライトでユーモラスな作風が理由かと思われる。
が、小説としてのおもしろさはどれも高く、エッセイもおもしろい。
『ザ・万字固め』は、『ザ・万歩計』『ザ・万遊記』に続く第三エッセイ集で、やはりおもしろかった。
お薦めです。