熱い夜の疼き

８月24日（土）
フリッツ・ラング監督『熱い夜の疼き』（1952年）AmazonPrimeで鑑賞。

クラッシュ・バイ・ナイト [DVD]

• 出版社/メーカー: ブロードウェイ
• 発売日: 2013/02/02
• メディア: DVD

CLASH BY NIGHT

• 出版社/メーカー: Unbranded
• メディア: Blu-ray

アメリカ・カリフォルニア州モントレー。
メイ・ドイル（バーバラ・スタンウィック）は、東海岸で10年過ごした後、故郷のモントレーに戻ってくる。
漁師の弟ジョー（キース・アンデス）は、メイに会ってうれしくはなかったが、実家に迎え入れた。
彼の恋人ペギー（マリリン・モンロー）は、メイを歓迎した。
メイは、既婚の政治家と付き合っていたが、その人が亡くなったため、故郷に帰ってきたのだった。
メイは、自分の船を持つ善良な漁師ジェリー・ダーマト（ポール・ダグラス）と付き合い始める。
ダーマトには、映画館で映写技師をしているアール・ファイファー（ロバート・ライアン）という友人がいた‥‥。

原題は『Clash by Night』で、意味は「夜の衝突」。
クリフォード・オデッツの1941年の戯曲を映画化。
バーバラ・スタイウィックが演じるメイは、結婚し、子供が生まれても、平凡な生活に欲求不満を爆発させ、アールとの情事に走る。
きわめて現代的なストーリーで、フリッツ・ラング監督の緊迫感に溢れた演出もすばらしい。
傑作だと思った。
ただし、邦題は行き過ぎ。