冬期限定ショコラボンボン事件 [本]
9月7日(土)
米澤穂信『冬期限定ショコラボンボン事件』(創元推理文庫)読了。
小市民を志す小鳩君は、ある日轢き逃げに遭い、病院に搬送された。
目を覚ました彼は、自分が右足の大腿骨を折っていることを知らされる。
翌日、手術後に警察の聴取を受けた。
昏々と眠る小鳩君の枕元には、同じく小市民を志す小佐内さんからの「犯人をゆるさない」というメッセージが残されていた。
小佐内さんはどうやら犯人捜しをしているらしい‥‥。
米澤穂信氏の本はこれが27冊目。
高校生の小鳩・小山内コンビを主人公とした「小市民」シリーズの4冊目。
第3作から15年も経って刊行された。
細やかでナイーブな描写がおもしろかったが、ミステリとしては偶然に頼りすぎていて、リアリティがなかった。
しかし、春夏秋は間違いなくおもしろかった、と記憶している。
米澤穂信『冬期限定ショコラボンボン事件』(創元推理文庫)読了。
冬期限定ボンボンショコラ事件 〈小市民〉シリーズ (創元推理文庫)
- 作者: 米澤 穂信
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2024/04/30
- メディア: Kindle版
小市民を志す小鳩君は、ある日轢き逃げに遭い、病院に搬送された。
目を覚ました彼は、自分が右足の大腿骨を折っていることを知らされる。
翌日、手術後に警察の聴取を受けた。
昏々と眠る小鳩君の枕元には、同じく小市民を志す小佐内さんからの「犯人をゆるさない」というメッセージが残されていた。
小佐内さんはどうやら犯人捜しをしているらしい‥‥。
米澤穂信氏の本はこれが27冊目。
高校生の小鳩・小山内コンビを主人公とした「小市民」シリーズの4冊目。
第3作から15年も経って刊行された。
細やかでナイーブな描写がおもしろかったが、ミステリとしては偶然に頼りすぎていて、リアリティがなかった。
しかし、春夏秋は間違いなくおもしろかった、と記憶している。