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死んだ石井の大群 [本]

9月13日(金)
金子玲介『死んだ石井の大群』(講談社)読了。

死んだ石井の大群

死んだ石井の大群

  • 作者: 金子玲介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2024/08/06
  • メディア: Kindle版


石井唯は14歳。
ある日、目が覚めると、白い部屋の中にいた。
そこには他に332人の石井さんがいた。
唯を含めた全員が、黒い金属の環を首に嵌めていた。
やがて放送があり、ドッジボールの開始を告げた。
壁の四カ所からボールが飛んできて、一つが知らない石井さんの体に当たった。
顔が爆発した。
ゲームは60分間、次々と石井さんが死んでいく中、唯は必死でボールを避けた‥‥。

金子玲介氏の本は、『死んだ山田と教室』に続いて2冊目。
今度はデスゲームもの。
『イカゲーム』を単純化した感じで、それなりに楽しめたが、ラストのオチはいただけなかった。

キャラメルボックス・ディスカバリーズVOL.2『TWO』の稽古3日目。
4~6場の立ち稽古をしました。
今回は3本立てで、『開演15分前』『クロスロード』『TWO』の順番で上演します。
なので、『開演15分前』の前半を1場、後半を2場、『クロスロード』の前半を3場、後半を4場、『
TWO』の1場を5場、2場を6場、‥‥8場を12場と呼ぶことにしています。
というわけで、いよいよ『TWO』の稽古に突入。
28年も前の芝居なのに、当時の役者たちの演技がありありと浮かんできます。
今井義博の「トオル」、岡田さつきの「マリ」、西川浩幸の「ヒサシ」‥‥。
彼らの演技を参考にしつつ、しかしけっして引っ張られないで、新しい『TWO』を作りたいと思います。
頑張ります!
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