シノーラ：成井豊の公式ブログ：SSブログ

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シノーラ　[映画] [編集]

９月15日（日）
ジョン・スタージェス監督『シノーラ』（1972年）AmazonPrimeで鑑賞。

出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
発売日: 2013/06/26
メディア: Blu-ray

1900年、アメリカ、ニューメキシコ州シノーラ。
流れ者のジョー・キッド（クリント・イーストウッド）は無実の罪で拘置所にぶち込まれ、10日間の拘置と労役を言い渡された。
そこへ、先住民のチャンマ（ジョン・サクソン）たちが抗議にやってくる。
彼らは、自分たちが住んでいた土地を牧場主たちに奪われ、幾度となく裁判所に訴えたが、資本家側の判事（ジョン・カーター）にのらりくらりとかわした。
怒った彼らは、保安官を監禁すると、土地管理事務所に押しかけ、書類を全部焼き払い、外で待っていたリタ（ステラ・ガルシア）を連れて消えた。
保安官は追跡隊を募り、大地主のハーラン（ロバート・デュヴァル）はラマー（ドン・ストラウド）、ミンゴ（ジェームズ・ウェインライト）など、凄腕のガンマンを集めた。
さらにハーランは、キッドの腕を見込んで、500ドルの罰金を代わりに払い、彼にも追跡を依頼した‥‥。

原題は『Joe Kidd』。
シドニー・ベッカーマンの小説を、映画化。
脚本は後にミステリ作家となった、エルモア・レナード。
監督は『荒野の七人』『大脱走』のジョン・スタージェスだが、出来はあまりよろしくない。
88分と短く、盛り上がりに欠けた。
クリント・イーストウッドのマカロニ・ウエスタンなら、やはり『荒野の用心棒』（1964年）と『夕陽のガンマン』（1965年）を見るべき。