「叱らない」が子どもを苦しめる [本]
9月19日(木)
藪下遊+髙坂康雅『「叱らない」が子どもを苦しめる』(ちくまプリマー新書)読了。
福井県・石川県スクールカウンセラーの藪下遊と、和光大学現代人間学部教授の髙坂康雅が、現代の家庭における子供の教育について論じる。
非常にタメになる本だった。
現代の親は、子供が不快になることを極端に避けるらしい。
だから、叱らない。
辛い思いをさせないように、先回りして、環境を整える。
子供は傷つくことなく、心を鍛えることなく、大人になる。
成長してから初めて壁にぶつかる。
その結果が引きこもり等に繋がるのだ。
親は子供の最初の壁になってあげなければならない。
自分のダメな部分に気付かせ、それでも愛していることを知らせなければならない。
読みながら、はてして自分は親としてそうしてきただろうかと反省した。
世の中のすべての若い親に読んでほしい本。
お薦めです。
藪下遊+髙坂康雅『「叱らない」が子どもを苦しめる』(ちくまプリマー新書)読了。
「叱らない」が子どもを苦しめる (ちくまプリマー新書 449)
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2024/02/08
- メディア: 新書
福井県・石川県スクールカウンセラーの藪下遊と、和光大学現代人間学部教授の髙坂康雅が、現代の家庭における子供の教育について論じる。
非常にタメになる本だった。
現代の親は、子供が不快になることを極端に避けるらしい。
だから、叱らない。
辛い思いをさせないように、先回りして、環境を整える。
子供は傷つくことなく、心を鍛えることなく、大人になる。
成長してから初めて壁にぶつかる。
その結果が引きこもり等に繋がるのだ。
親は子供の最初の壁になってあげなければならない。
自分のダメな部分に気付かせ、それでも愛していることを知らせなければならない。
読みながら、はてして自分は親としてそうしてきただろうかと反省した。
世の中のすべての若い親に読んでほしい本。
お薦めです。