黒い瞳 [映画]
10月5日(金)
ニキータ・ミハルコフ監督『黒い瞳』(1987年)WOWOWで鑑賞。
アテネからイタリアへ向かう船の中。
初老の紳士パヴェル(フセヴォロド・ラリオーノフ)は、まだ準備中のレストランでイタリア男のロマーノ(マルチェロ・マストロヤンニ)と出会う。
ロマーノは新婚旅行中だというパヴェルに自分の恋の話を始めた。
大学で建築学を学んでいたロマーノは、大銀行家の一人娘エリザ(シルヴァーナ・マンガーノ)と結婚。
25年後、彼女と大喧嘩し、家出して湯治場へ行った。
そこで小犬を連れたロシア女姓アンナ(エレナ・ソフォーノワ)と出会う。
彼女は結婚していたが、夫を愛したことはないとロマーノに告白した。
が、愛の一夜を過ごした翌日、アンナはロマーノに一通の手紙を残してロシアに帰ってしまった。
ロシア語で書かれたその手紙が愛の告白であったことを解読したロマーノは、彼女を追ってロシアに向かった‥‥。
原題は『Oci Ciornie』。
イタリア映画だが、監督はロシアの巨匠ニキータ・ミハルコフ。
『太陽に灼かれて』(1994年)も『戦火のナージャ』(2010年)もすばらしかった。
本作は、アントン・チェーホフの短編小説を基に、ニキータ・ミハルコフが監督・脚色。
前々から見たかった映画で、やっと見ることができた。
期待通りの傑作で、ラストは切なさに胸を締め付けられた。
ヒロインのエレナ・ソフォーノワがすこぶる美しい。
シルヴァーナ・マンガーノも老いてなお美しい。
マルチェロ・マストロヤンニはいつもの陽気で気のいいイタリア男で、おっさんなのに可愛い。
お薦めです。
ニキータ・ミハルコフ監督『黒い瞳』(1987年)WOWOWで鑑賞。
アテネからイタリアへ向かう船の中。
初老の紳士パヴェル(フセヴォロド・ラリオーノフ)は、まだ準備中のレストランでイタリア男のロマーノ(マルチェロ・マストロヤンニ)と出会う。
ロマーノは新婚旅行中だというパヴェルに自分の恋の話を始めた。
大学で建築学を学んでいたロマーノは、大銀行家の一人娘エリザ(シルヴァーナ・マンガーノ)と結婚。
25年後、彼女と大喧嘩し、家出して湯治場へ行った。
そこで小犬を連れたロシア女姓アンナ(エレナ・ソフォーノワ)と出会う。
彼女は結婚していたが、夫を愛したことはないとロマーノに告白した。
が、愛の一夜を過ごした翌日、アンナはロマーノに一通の手紙を残してロシアに帰ってしまった。
ロシア語で書かれたその手紙が愛の告白であったことを解読したロマーノは、彼女を追ってロシアに向かった‥‥。
原題は『Oci Ciornie』。
イタリア映画だが、監督はロシアの巨匠ニキータ・ミハルコフ。
『太陽に灼かれて』(1994年)も『戦火のナージャ』(2010年)もすばらしかった。
本作は、アントン・チェーホフの短編小説を基に、ニキータ・ミハルコフが監督・脚色。
前々から見たかった映画で、やっと見ることができた。
期待通りの傑作で、ラストは切なさに胸を締め付けられた。
ヒロインのエレナ・ソフォーノワがすこぶる美しい。
シルヴァーナ・マンガーノも老いてなお美しい。
マルチェロ・マストロヤンニはいつもの陽気で気のいいイタリア男で、おっさんなのに可愛い。
お薦めです。