アメリカの友人 [映画]
11月3日(日)
ヴィム・ヴェンダース監督『アメリカの友人』(1977年)WOWOWで鑑賞。
ドイツ。
名画の贋作を売りさばいているアメリカ人の画商リプリー(デニス・ホッパー)は、オークション会場で額縁職人のヨナタン(ブルーノ・ガンツ)と出会う。
ヨナタンが病で余命わずかだと知ったリプリーは、彼に一度きりの殺人の仕事を紹介する。
ヨナタンは多額の報酬を妻子に残すために殺人を引き受けるが‥‥。
原題は『Der amerikanische Freund』。
西ドイツ・フランス合作映画。
アメリカの作家パトリシア・ハイスミスによる小説「トム・リプリー」シリーズの第3作『アメリカの友人』を映画化。
つまり,主人公のリプリーは、ルネ・クレマン監督『太陽がいっぱい』(1960年)の主人公で、アラン・ドロンが演じたリプリーと同一人物ということになる。
あの映画ではラストで逮捕されるが、それは原作を改変したからで、リメイク版のミラン・クンデラ監督、マット・デイモン主演の『リプリー』(1999年)では無事に逃げ延びた。
リプリーがその後、ドイツで名画の贋作を売っていたとは驚きだった。
映画自体はまあまあ。
他に、ニコラス・レイ、サミュエル・フラーら、ベンダース監督が敬愛する映画監督たちも出演した。
ヴィム・ヴェンダース監督『アメリカの友人』(1977年)WOWOWで鑑賞。
ドイツ。
名画の贋作を売りさばいているアメリカ人の画商リプリー(デニス・ホッパー)は、オークション会場で額縁職人のヨナタン(ブルーノ・ガンツ)と出会う。
ヨナタンが病で余命わずかだと知ったリプリーは、彼に一度きりの殺人の仕事を紹介する。
ヨナタンは多額の報酬を妻子に残すために殺人を引き受けるが‥‥。
原題は『Der amerikanische Freund』。
西ドイツ・フランス合作映画。
アメリカの作家パトリシア・ハイスミスによる小説「トム・リプリー」シリーズの第3作『アメリカの友人』を映画化。
つまり,主人公のリプリーは、ルネ・クレマン監督『太陽がいっぱい』(1960年)の主人公で、アラン・ドロンが演じたリプリーと同一人物ということになる。
あの映画ではラストで逮捕されるが、それは原作を改変したからで、リメイク版のミラン・クンデラ監督、マット・デイモン主演の『リプリー』(1999年)では無事に逃げ延びた。
リプリーがその後、ドイツで名画の贋作を売っていたとは驚きだった。
映画自体はまあまあ。
他に、ニコラス・レイ、サミュエル・フラーら、ベンダース監督が敬愛する映画監督たちも出演した。