デッドエンド

11月７日（木）
ウィリアム・ワイラー監督『デッドエンド』（1937年）AmazonPrimeで鑑賞。

デッド・エンド [DVD]

• 出版社/メーカー: ジュネス企画
• 発売日: 2005/08/25
• メディア: DVD

Dead End (1937) All Region

• 出版社/メーカー:
• メディア: DVD

ニューヨークのイースト・リヴァーに面した貧民街に、金満家たちが河の眺めの美しいのに目をつけて、豪華なアパートを建て始めた。
貧民街の少年たちは皆、ギャングになることに憧れていた。
少年たちの大将株であるトミーは、姉ドリナ（シルビア・シドニー）に育てられた。
ドリナはトミーを悪い環境から救い出そうと、必死で努力を続けている。
彼女の恋人のデーヴ（ジョエル・マクリー）は大学を出たが、仕事がなかなか見つからない。
そこへ、８人の男を殺したお尋者のベビー・フェース・マーティン（ハンフリー・ボガード）が、母に会うため、仲間の１人とやってくる。
マーティンはデーヴの幼馴染だった‥‥。

原題は『Dead End』。
シドニー・キングスレーの同名の戯曲を映画化。
元が舞台劇なので、場所は貧民街の一角、道路が川にぶつかった行き止まり（デッドエンド）を動かない。
お蔭で中身は会話、しかも口喧嘩ばかり。
演劇ならそれでもいいが、映画としてはきわめて退屈だった。
これが名作扱いされているのが不思議。
ただし、ハンフリー・ボガードはお尋ね者のギャングらしく、カッコよかった。
また、大好きなウォード・ボンドがガードマン役で出演していた。