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去年マリエンバートで [映画]

11月11日(月)
アラン・レネ監督『去年マリエンバートで』(1961年)AmazonPrimeで鑑賞。



主人公の男X(ジョルジュ・アルベルタッツィ)は、女A(デルフィーヌ・セイリグ)と再会する。
Xは去年マリエンバートで会ったと語りかけるのだが、Aは記憶していない。
しかし、AはXの話を聞く内に、おぼろげな記憶を取り戻していく。
Aの夫であるM(サッシャ・ピトエフ)は、「去年マリエンバートで」実際に何が起こったのか知っている‥‥。

原題は『L'Année dernière à Marienbad』。
フランス・イタリア合作映画。
小説家アラン・ロブ=グリエによる脚本をアラン・レネが監督したモノクロ映画。
ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞。
脚本のロブ=グリエは、黒澤明監督の『羅生門』に触発されて書いたと証言している。
が、極めて難解で、意味はほとんどわからない。
複数の城でパーティーが開かれていて、カメラは説明なしに移動する。
おそらくそれぞれのパーティーが開かれた日時は異なるが、その説明も特にない。
その中で、主要な登場人物である3人が、同じような話を繰り返す。
僕はひたすら退屈した。
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