黒魔術：成井豊の公式ブログ：SSブログ

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黒魔術　[映画] [編集]

11月25日（月）
グレゴリー・ラトフ監督『黒魔術』（1949年）AmazonPrimeで鑑賞。

出版社/メーカー: Classicflix
発売日: 2021/10/26
メディア: DVD

アレクサンドル・デュマ・シニアは、息子のアレクサンドル・デュマ・ジュニアに、カリオストロとしても知られるジョセフ・バルサモの物語を語る。
18世紀のフランス。
バルサモはジプシーの少年で、モンテーニュ子爵（スティーブン・ベカシー）の命令で拷問を受け、両親は絞首刑に処せられた。
彼はジターノ率いるジプシーたちに救出され、モンテーニュへの復讐を誓う。
数年後、バルモサ（オーソン・ウェルズ）はメスマー博士（チャールズ・ゴールドナー）から催眠術を学ぶ。
彼は、その能力を治療に使うようにという博士のアドバイスを無視し、富と名声を獲得する。
名前をカリオストロ伯爵に改めた後、ジプシーのジターノ（アキム・タミロフ）とゾライダ（ヴァレンティーナ・コルテーゼ）とともに、ロレンツァ（ナンシーギルド）という名の若い娘をマリー・アントワネット王妃の代わりとする陰謀に加わる‥‥。

原題は『Black Magic』。
イタリア・アメリカの合作映画。
アレクサンドル・デュマの1848年の小説『ジョセフ・バルサモ』を映画化。
ウィキペディアに、『ルパン三世／カリオストロの城』の元ネタの一つとあるが、これは間違いだろう。
正しくは、モーリス・ルブランのアルセーヌ・ルパンのシリーズの一作である『カリオストロ伯爵夫人』の元ネタで、宮崎駿監督はこの『カリオストロ伯爵夫人』から「カリオストロ伯爵」という名前を頂戴したのだと思う。
オーソン・ウェルズの眼力がカリオストロにピッタリで、はまり役だと思った。