やさしい共犯、無欲な泥棒 [本]
11月30日(土)
光原百合『やさしい共犯、無欲な泥棒』(文春文庫)読了。
ミステリー作家・光原百合の短編集。
『やさしい共犯』『無欲な泥棒』など、8作を収録。
光原百合氏の本はこれが3冊目。
光原氏は1964年、広島県尾道市生まれ。
1986年に大阪大学文学部文学科卒業、1996年に同大学院博士後期課程単位取得満期退学。
1980年代から月刊誌「詩とメルヘン」に投稿を続けて童話や詩集を発表し、1990年代からは吉野桜子名義で推理小説の短編も発表していた。
1998年、『時計を忘れて森へいこう』で推理小説界に公式デビュー。
2002年、『十八の夏』で第55回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。
尾道市立大学芸術文化学部日本文学科教授に就任。
2022年、58歳で死去。
巻末の解説は有栖川有栖氏で、生前の光原氏との交流を回顧している。
本作の8編はどれも「日常の謎」派的ミステリで、事件らしい事件は起きない。
優しさとユーモアを基調とした物語たち。
光原百合『やさしい共犯、無欲な泥棒』(文春文庫)読了。
やさしい共犯、無欲な泥棒 珠玉短篇集 (文春文庫 み 34-3)
- 作者: 光原 百合
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2023/07/05
- メディア: 文庫
ミステリー作家・光原百合の短編集。
『やさしい共犯』『無欲な泥棒』など、8作を収録。
光原百合氏の本はこれが3冊目。
光原氏は1964年、広島県尾道市生まれ。
1986年に大阪大学文学部文学科卒業、1996年に同大学院博士後期課程単位取得満期退学。
1980年代から月刊誌「詩とメルヘン」に投稿を続けて童話や詩集を発表し、1990年代からは吉野桜子名義で推理小説の短編も発表していた。
1998年、『時計を忘れて森へいこう』で推理小説界に公式デビュー。
2002年、『十八の夏』で第55回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。
尾道市立大学芸術文化学部日本文学科教授に就任。
2022年、58歳で死去。
巻末の解説は有栖川有栖氏で、生前の光原氏との交流を回顧している。
本作の8編はどれも「日常の謎」派的ミステリで、事件らしい事件は起きない。
優しさとユーモアを基調とした物語たち。