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アイ,トーニャ [映画]

12月31日(月)
クレイグ・ギレスピー監督『アイ,トーニャ』(2017年)GEOのレンタルDVDで鑑賞。

アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル[Blu-ray]

アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル[Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: Blu-ray


アメリカ。
トーニャ・ハーディング(マーゴット・ロビー)は白人貧困家庭に生まれた。
4歳からフィギュアスケートを始めた。
母のラヴォナ(アリソン・ジャネイ)は昼間から酒を飲み、暴力を振るうため、父は家を出ていく。
15歳で、ジェフ・ギロリー(セバスチャン・スタン)と付き合い始める。
ジェフも暴力を振るったが、トーニャもやり返した。
1991年、トーニャはアメリカ人として初めてトリプル・アクセルに成功。
1992年、リレハンメル・オリンピックに出場した……。

実話に基づいた映画。
アリソン・ジャネイはこの映画でアカデミー賞助演女優賞を受賞。
幼い娘に暴力を振るい、スケートリンクで平気で煙草を吸い、ウィスキーを飲む女をクールに演じ切っている。
トーニャはそんな母を憎みながら、母と似た女に成長していく。
マーゴット・ロビーもこの映画でアカデミー賞主演女優賞候補になった。
体当たりの演技で、受賞してもおかしくなかったほどの出来。
アメリカの白人貧困層の実態がよくわかり、その愚かさと哀しさに胸が痛くなった。
お薦めです。

2017年・2018年に公開されて、見たかったのに見逃していた映画を、GEOで5本まとめて借りてきました。
一番見たかったのが、昨日見た『インクレディブル・ファミリー』で、次がこの『アイ,トーニャ』。
マーゴット・ロビーは『スーサイド・スクワッド』での「美人だけどイッちゃってる」演技が見事で、強く印象に残った。
この映画も同じ路線で、フィギュアスケートをしている時の美しさと、日常の醜さのコントラストが凄い。
これからが楽しみな女優さんだと思います。

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柳屋商店開店中 [本]

12月30日(日)
柳広司『柳屋商店開店中』(原書房)読了。

柳屋商店開店中

柳屋商店開店中

  • 作者: 柳 広司
  • 出版社/メーカー: 原書房
  • 発売日: 2016/08/15
  • メディア: 単行本


ミステリ作家・柳広司の、ショートショート9編とエッセイ4編。

デビュー16年目にして初のエッセイ集。
を出そうとしたら、一冊の分量がなかった。
そこで、単行本未収録のショートショートと抱き合わせで一冊にした。
ということらしい。
ただし、『柳屋商店開店中』という作品はない。
小説家には、エッセイが得意な人と、そうでない人がいる。
恩田陸さんもエッセイはほとんど書かない。
だからこそ、この本は貴重で、柳氏のことがちょっとだけわかり、楽しめた。

朝から日が暮れるまで、大掃除をしました。
1階の窓4つ、2階の窓3つ、エアコン4台。
書斎のエアコン、壊れたのかな?全然暖房が利かないな、と思っていたら、フィルターが物凄く汚れていた。
洗って、再起動したら、アッという間に部屋が暖かくなりました。
早く気付けよ。
日が暮れてから駅前の書店へ行き、小林まこと『女子柔道部物語』の第5巻を買ってきました。
40歳でマンガを止めた僕ですが、久しぶりに1巻から読んでいます。
『1、2の三四郎』『柔道部物語』『What's Michael?』。
一番好きなマンガ家さんです。

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インクレディブル・ファミリー [映画]

12月30日(日)
ブラッド・バード監督『インクレディブル・ファミリー』(2018年)GEOのレンタルDVDで鑑賞。

インクレディブル・ファミリー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

インクレディブル・ファミリー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • メディア: Blu-ray


アメリカ。
ボブ(声/三浦友和)はスーパーヒーロー、Mr.インクレディブル。
妻のイラスティガールことヘレン(黒木瞳)、長女のヴァイオレット(綾瀬はるか)、長男のダッシュとともに、スーパーヒーローとして活躍している。
ある日、町にアンダーマイナーの操縦する巨大なマシンが出現。
インクレディブル・ファミリー4人で戦うが、アンダーマイナーは逃亡、その戦いで町は大きく破壊された。
ファミリーは激しい批判を受ける。
ヘレンは仕事に出て、ボブは家で末っ子のジャックジャックの子守をすることにしたが……。

日本語吹替版を鑑賞。
「1」は、スーパーヒーローとしての活動を禁止されていたボブたちが、シンドロームという敵を倒すため、活動を再開する物語。
「2」は、その直後から始まり、ある事件を解決することで、法律が改正され、活動が正式に認められるまでを描く。
ストーリーは予想通りで驚きはないが、質の高いアクションシーンと細かい小ネタがおもしろく、非常に楽しめた。
さすがはブラッド・バード。
僕はイラスティガールとフロゾンのファンなので、二人の大活躍がうれしかった。
お薦めです。

ピクサーのアニメは新作を見るたびに、その質の高さに驚かされます。
僕のベスト3は、①『Mr.インクレディブル』、②『トイ・ストーリー2』、③『モンスターズ・インク』。
一番好きな『Mr.インクレディブル』の続編、心配だったのですが、まずまずの出来でホッとしました。
一つだけ回収しなかった伏線があるので(しかもワザと)、「3」が作られそうな予感。
来年は『トイ・ストーリー4』が公開されるようで、これもちょっと心配です。
絶対見るけど。

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村上ソングズ [本]

12月29日(土)
村上春樹+和田誠『村上ソングズ』(中央公論新社)読了。

村上ソングズ (村上春樹翻訳ライブラリー)

村上ソングズ (村上春樹翻訳ライブラリー)

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2010/11/01
  • メディア: 単行本


村上春樹がお気に入りの曲の歌詞を翻訳・紹介する。
和田誠のイラストつき。

村上春樹氏の本はこれが77冊目。
紹介された曲は、
ビーチボーイズ『神さましか知らない』
ナンシー・ウィルソン『幸福はジョーという名の男』
メル・トーメ+ロバート・ウェルズ『ブルーに生まれついて』
クラレンス・カーター『パッチズ』
ビリー・ホリディ『自活する子供を神は祝福する』
など全29曲。
うち2曲は和田誠氏の翻訳・紹介。
知らない曲ばかりだが、解説つきの詩集という感じで楽しめた。

今日は毎年年末の恒例、元産経新聞事業局長のIさんのご自宅へ餅つきに行ってきました。
最初にお邪魔したのは、もう20年近く前だと思います。
僕も1回つかせてもらったのですが、手元が狂って、杵をうすにぶつけてしまいました。
お昼はついたばかりのお餅をみんなで食べる。
おいしいので当然食べすぎる。
満腹の状態で早退して、次は仕事。
新宿の芸能花伝舎に移動して、日本演出者協会の理事会に出席。
2時間ほど話し合いをして、家路につきました。

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暗闇にベルが鳴る [映画]

12月29日(土)
ロバート・クラーク監督『暗闇にベルが鳴る』(1974年)GYAOで鑑賞。

暗闇にベルが鳴る HDリマスター版 [Blu-ray]

暗闇にベルが鳴る HDリマスター版 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: Blu-ray



アメリカ北部の小さな学生街ベッドフォード。
ジェス(オリビア・ハッセー)は大学生で、女子学生のみが住む学生寮でクリスマスを迎える。
パーティーの最中、変質者から電話がかかってくる。
前から何度もかけてきた男で、バーブ(マーゴット・キダー)は「変質者!」と怒鳴りつける。
クレアが自分の部屋に戻ると、中にその男がいた!
男はクレアの頭にビニールを被せて窒息死させた……。

オリビア・ハッセーが目的で見ました。
フランコ・ゼフィレッリ監督の映画『ロミオとジュリエット』(1968年)でデビューした時は17歳。
大学生の時に見て、一目でファンになった。
この映画は6年後で、23歳。
清楚なイメージはキープしているものの、可憐さは消えて、落ち着いた女性になっていた。
映画は謎の男が女子寮で連続殺人を起こすホラーで、山奥や雪山じゃないのに、ここまでエスカレートするかしらと疑問に思った。
脇役で、『スーパーマン』で「ロイス・レイン」役を演じた、マーゴット・キダーが出ていた。
それから、「フラー警部」役の人、どこかで見たなと思ったら、『燃えよドラゴン』に出ていたジョン・サクソンだった。

昨日から年末の大掃除を始めました。
家族全員で。
僕は二階のトイレ、洗面所、階段をやりました。
毎年29日から始めるのに、今年は28日から始めたのは、29日の今日、仕事で出かけなければならないから。
私用と仕事で、2カ所回ってきます。
行き先は帰ってから報告します。
それでは行ってきます。

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「おバカ大国」オーストラリア [本]

12月28日(金)
沢木サニー祐二『「おバカ大国」オーストラリア』(中公新書ラクレ)読了。

「おバカ大国」オーストラリア - だけど幸福度世界1位!  日本20位! (中公新書ラクレ)

「おバカ大国」オーストラリア - だけど幸福度世界1位! 日本20位! (中公新書ラクレ)

  • 作者: 沢木サニー祐二
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2015/03/09
  • メディア: 新書


シドニー在住の国際調停人・沢木サニー祐二が、オーストラリアの国柄と国民性を語る。

なんてバカなんだ、オーストラリア人は!
〇原因と結果が結びつかない。結果を考えずに行動する。
〇「正しさ」「賢さ」でなく、「強さ」で物事を判断する。体を鍛えるのが大好き。自分が悪くても絶対に謝らない。
〇酒が大好き。泥酔するまで飲む。(結果を考えないから)
〇大麻・ドラッグが蔓延している。(結果を考えないから)
〇働くのが嫌い。だから、移民に仕事を奪われる。(結果を考えないから)
〇自動車教習所がない。運転が荒い。事故が多発。(結果を考えないから)
〇倫理感に乏しい。悪いことをしてもバレなければいい、バレたら逃げるというメンタリティ。
〇ハードはあるが、ソフトがない。道路の案内掲示板、数は多いが、無秩序でわかりにくい。
〇ペットは放し飼い。犬が人を噛む事件が多発するが、気にしない。
それなのに、幸福度は世界1位。
バカだから、自分が不幸だと気付かない?
いやいや、いろんなことを気にしないから、悩んだり落ち込んだりしないのだ。
日本人にはとても付き合いきれないが、参考になる部分はある気がする。
それにしても、おもしろい本だ。
強くお薦めします!

今日は私用で埼玉県越谷市へ行ってきました。
新秋津駅からJR武蔵野線に乗って、南越谷駅へ。
新秋津駅から府中本町駅へ行ったことは何度もあるのですが、反対方向はたぶん初めて。
「東所沢」「新座」「北朝霞」「西浦和」と、埼玉県の南の端を西から東へ。
窓の外が見慣れぬ風景で、とても新鮮でした。
南越谷駅付近は賑わっていましたが、駅から離れると、何もかもが広々。
西武線沿線の住人である僕にとって、東武伊勢崎線沿線は異国の地。
はっきり言って、遠足気分でした。

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T2トレインスポッティング [映画]

12月28日(金)
ダニー・ボイル監督『T2トレインスポッティング』(2017年)WOWOWで鑑賞。



スコットランド、エディンバラ。
大金を持ち逃げしたマーク・レントン(ユアン・マクレガー)が20年ぶりにオランダから帰ってくる。
かつての3人の仲間、シック・ボーイ(ジョニー・リー・ミラー)はパブを経営しながら、裏で売春や恐喝をしている。
スパッド(ユエン・プレムナー)は相変わらず薬中で、家族に見捨てられ、絶望中。
ベグビー(ロバート・カーライル)は20年の懲役に服していたが、まんまと脱獄。
20年の時を経て、4人が再会する……。

ダニー・ボイル監督『トレインスポッティング』の20年ぶりの続編。
登場人物たちの20年後を描く。
相変わらず、キレのいい、スタイリッシュな映像で、ダメダメな男たちのスッタモンダを描く。
40過ぎても同じようなことをしている4人が、バカバカしくも哀しい。
その中で、小説を書き始めるスパッドに希望を感じた。

昨日は駅前のブックオフに行って、本の買い取りをしてもらいました。
88冊で、3090円。
年末のセールで、サービス券600円分がついてきたので、待ち時間の間に気になった本を買ってしまいました。
これで自宅の本棚に溜まった未読の本は29冊。
おかしな話ですが、未読の本がたくさんあると、安心します。
そして、「読むぞー!」と闘志が湧いてきます。

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シンデレラたちの罪 [本]

12月27日(木)
クリスティーナ・オルソン『シンデレラたちの罪』(創元推理文庫)読了。

シンデレラたちの罪 (創元推理文庫)

シンデレラたちの罪 (創元推理文庫)

  • 作者: クリスティーナ・オルソン
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2015/08/12
  • メディア: 文庫


スウェーデン。
ヨーテボリ発ストックホルム行きの電車の中から、一人の少女が消えた。
少女の名前はリリアン・セバスチャンソン。
ストックホルム市警警部のアレックス・レヒトは、部下のフレドリカ・ベリマン、ペーデル・リュートらと捜査を開始。
リリアンの母サラの証言から、別れた夫ガブリエルが連れ去った可能性が出てきた。
しかし、ガブリエルの行方はわからない。
フレドリカは別の可能性を探るべきと主張するが、アレックスもペーデルも耳を貸さない……。

クリスティーナ・オルソンは1979年、スウェーデン生まれ。
大学で政治学を学んだ後、国防大学、外務省、公安警察で勤務。
2009年、本書でデビュー。
フレドリカ・ベリマンを主人公としたシリーズの第一作。
フレドリカは刑事ではなく、犯罪を研究してきた民間人。
プロ刑事のアレックスやペーデルとなかなかうまくいかない。
独身の美人で、大学時代の恩師(既婚者)と愛人関係にある。
ペーデルは障害者の兄を持ち、妻とはセックスレスで、幼い双子の息子がいる。
事件だけでなく、刑事たちの私生活も並行して描かれていく。
事件よりも、この人間模様がおもしろいと思った。

銀座九劇のワークショップ、おかげさまで「初級演技鵜座」も「中級演技講座」も、定員の20名に達したそうです。
よかったよかった!
何しろ値段が非常にお高いので、人が集まるかしらと心配だったんです。
なんと、下は13歳から、上は60代まで。
受講生の皆さんが「高くなかった」と思ってくださるように、精一杯頑張ります。

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驚きの英国史 [本]

12月27日(木)
コリン・ジョイス『驚きの英国史』(NHK出版新書)読了。

驚きの英国史 (NHK出版新書)

驚きの英国史 (NHK出版新書)

  • 作者: コリン・ジョイス
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2012/06/07
  • メディア: 新書


イギリスのフリージャーナリストのコリン・ジョイスが、イギリスの歴史の中からユニークなエピソード40をピックアップして紹介・解説する。

コリン・ジョイス氏の本はこれが4冊目。
40のエピソードが、時系列でなく、テーマ別に並ぶ。
「戦争と平和」「他国からの侵略と奴隷制」「発明」「キリスト教」「アイルランド」「英雄と悪役」という感じで。
こういう歴史の本は珍しいので、とても楽しく読むことができた。
イギリスにとって最も重要な年は、1066年。
ノルマン人に侵略された、いわゆる「ノルマン・コンクエスト」の年。
銀行では、暗証番号を「1066」にするなと言われるらしい。
ついそうしてしまう人が多いのだろう。
日本だったら、1192年かな? 1600年かな? 1945年かな?
お薦めです。

昨日は近所の図書館へ行き、本を9冊返して、8冊借りてきました。
これで今年の図書館通いは終了。
今年1年間で、26回行き、242冊借りました。
そのうち、美術関係の本は74冊。
一昨年の冬から美術関係の本を読み始め、2年ちょっとで、トータル174冊に達しました。
小説と違って、絵やイラストや写真が載っているので、速く読めるし、気分転換にもなる。
これからも読み続けたいと思います。

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晩夏の墜落(下) [本]

12月26日(水)
ノア・ホーリー『晩夏の墜落(下)』(ハヤカワ文庫)読了。

晩夏の墜落 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

晩夏の墜落 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

  • 作者: ノア・ホーリー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2017/07/06
  • メディア: 文庫


スコット・バローズは軽傷のため、すぐに退院。
5歳のJJも、母の妹エレノア・ダンリーヴィに引き取られた。
「ALCニュース」の司会者ビル・カニンガムは、スコットが飛行機に乗り合わせたことに疑惑を抱き、番組内で、JJの母レイチェルと深い仲だったのではないかと発言する。
スコットはマスコミの集中砲火を浴びる……。

乗客・乗務員の過去を一人一人たどっていくため、話がなかなか進まない。
ラストで明かされる真相も、あまり意外ではない。
ノア・ホーリーは1967年、サラ・ローレンス大学で政治学を学び、31歳の時、小説家デビュー。
現在はテレビドラマの製作総指揮、脚本、監督として活躍中。
「X-MEN」シリーズ初のテレビドラマ『ダウントン・アビー』を手がけ、既に第二シーズンに入っている。
この小説も映画化されるらしい。
スコットに話を絞れば、おもしろくなるかもしれない。

今日は14時より、下北沢ザ・スズナリで、serial number 01『アトムが来た日』を見てきました。
キャラメルボックスの岡田達也、ラッパ屋の福本伸一、クロムモリブデンの森下亮君、Mrs.fictionsの岡野康弘君が出演しているのです。
テーマは原発。
1954年、日本で最初に原発が稼働した日と、2040年、16年前の事故で国内の原発をすべて停止していた日本が再び稼働しようと動き始めた日を交互に描いていく。
硬い話を、スピーディーかつスタイリッシュな演出で鮮やかに見せていく。
役者たちもみんな達者でしたが、特に福本の「官房長官」役はお見事でした。
終演後、ロビーで、作・演出の詩森ろばさん、岡田、福本、森下君、岡野君に挨拶して帰りました。
『アトムが来た日』は12月29日(土)まで上演中です。

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