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マリコ/マリキータ [本]

3月31日(日)
池澤夏樹『マリコ/マリキータ』(角川文庫)読了。

マリコ/マリキータ (角川文庫)

マリコ/マリキータ (角川文庫)

  • 作者: 池澤 夏樹
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2006/05/25
  • メディア: 文庫


「僕」は人類学者で、南太平洋の島へフィールドワークにやってくる。
その島で準備をして、近くのククルイリック島へ行き、そこに3カ月滞在し、現地の住民の宗教を調査する予定。
島の中を移動中、観光客をジェットスキーに乗せるアルバイトをしている「マリコ」に出会う。
マリコは日本人で、何年も前からこの島に住んでおり、「マリキータ」と呼ばれていた。
僕は一目でマリコに惹かれてしまう……。

池澤夏樹氏の本はこれが3冊目。
1990年に出版された本で、5つの短編を収録した短編集。
上記は表題作の『マリコ/マリキータ』。
巻末の解説で江國香織氏が「それにしても見事な短編集だ。久しぶりに読み、私はため息をついてしまう」と書いている。
僕も全く同感。
5作すべてがおもしろく、読んでよかったと思えた。
お薦めです。

劇団4ドル50セントの集中レッスンの8日目。
メニューは前回と同じく、二人語り、スピーチ、台本練習。
二人語りと台本練習は、今日、正式な配役を決めました。
そして、二人語りはセリフを覚える必要はないが、台本練習はできるだけ覚えてほしいと伝えました。
最終日の成果発表会は4月3日で、あと3日しかない。
なので、覚えきれなかった者は台本を持って構わないと付け加えました。
明日・明後日は、発表会に向けて、ひたすら反復練習をしようと思います。
もちろん1回ごとに改良していくつもりですが。

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エドヴァルト・ムンク [本]

3月31日(日)
エドヴァルト・ムンク『エドヴァルト・ムンク』(八坂書房)読了。

エドヴァルト・ムンク―「自作を語る画文集」生のフリーズ

エドヴァルト・ムンク―「自作を語る画文集」生のフリーズ

  • 作者: エドヴァルト ムンク
  • 出版社/メーカー: 八坂書房
  • 発売日: 2009/10/01
  • メディア: 単行本


ノルウェーの画家エドヴァルト・ムンクの作品と、作品について語った文章を集めた本。

エドヴァルト・ムンクは1863年、ノルウェーのロイテン生まれ。
父は軍医で、翌年、首都クリスチャニア(現オスロ)に移住。
1868年、母が結核で死去。
1881年、王立画学校に入学。
1884年、前衛的な画家・作家たちが結成したボヘミアン・グループ「クリスチャニア・ボエーム」に参加。
1889年、初の個展を開き、政府奨学生となる。
1892年、ベルリン芸術家協会から招待され、個展を開くが、わずか1週間で閉鎖される。これ以降、10年以上にわたって、ヨーロッパを転々とする。
1908年,神経衰弱が高じたため、コペンハーゲンの療養所に入院。1年後に退院。
1909年、クリスチャニアで開いた大個展が成功し、人気画家となる。これ以降はノルウェーに定住し、国を代表する画家として活躍する。
1944年、80歳で永眠。
代表作は1893年の『叫び』と、1894年の『思春期』だろう。
一度見たら忘れられない、強烈な不安がそこにある。
後半生は国民的画家となったが、生涯、病弱で、独身で、孤独だった。
作品は難解だったが、文章は意外とわかりやすかった。

今日はキャラメルボックス2019スプリングツアー『スロウハイツの神様』池袋公演の千秋楽。
12時開演です。
僕はキャラメルボックス俳優教室2019年度オーディションの第二次オーディションの面接と、劇団4ドル50セントの集中レッスンのため、劇場には行けません。
遠くから、千秋楽の成功を祈ります。
それでは、行ってきます。

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ブリグズビー・ベア [映画]

3月30日(土)
デイヴ・マッカリー監督『ブリグズビー・ベア』(2017年)WOWOWで鑑賞。

ブリグズビー・ベア ブルーレイ & DVDセット [Blu-ray]

ブリグズビー・ベア ブルーレイ & DVDセット [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray


アメリカ。
ジェームス(カイル・ムーニー)は25歳、荒れ地のシェルターの中で、両親と暮らしている。
外は毒ガスが充満しているため、ジェームスは外出禁止。
父のテッド(マーク・ハイル)はガスマスクをして仕事に出かけていく。
ジェームズは毎週届く教育ビデオ『ブリグズビー・ベア』を見て育ち、今も毎日『ブリグズビー・ベア』について研究している。
ある日、警官の一団がやってきて、両親は逮捕され、ジェームスも町へ連れていかれた。
刑事のボーゲル(グレッグ・キニア)の話によれば、シェームスは生後まもなく、テッドと妻に誘拐されたらしい。
テッドの話は何もかも嘘で、『ブリグズビー・ベア』も、テッドが作ったものだった……。

梶尾真治先生が絶賛していた映画。
アメリカのテレビのコメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』のディレクターのデイヴ・マッカリーが、コメディアンのカイル・ムーニー主演で作った映画。
実の両親に引き取られたジェームズは、現実が受け入れられず、『ブリグズビー・ベア』の話しかしない。
その頑固な姿に、見ていて全く感情移入できなかった。
ところが、クライマックスで、その印象は一変する。
ネタバレになるのでここには書かないが、僕は泣いてしまった。
そして、さすがは梶尾先生が褒めるだけのことはあると納得した。
脇役のマーク・ハミルとグレッグ・キニアがすばらしい。
タイトルやDVDジャケットに惑わされずに、断固見るべし!
お薦めです!

キャラメルボックスの次回公演が発表になりました。
1989年に初演した、『ナツヤスミ語辞典』です。
なんとまあ、30年も前の話になるんですねえ。
直近の再演は2011年で、その時の演出は柿喰う客の中屋敷法仁さん。
僕の演出での再演は2003年が最後なので、16年ぶりということになります。
今回の演目は、劇団史上初の試みで、劇団員全員に「今、一番再演したい作品は?」というアンケートを取ったのです。
で、『ナツヤスミ語辞典』がぶっちぎりの一位。
予想外だったので驚きました。
僕はこの作品をこの16年の間に、キャラメルボックス俳優教室で2回、東京放送芸術&映画俳優専門学校で1回上演しています。
それくらいお気に入りの作品。
またキャラメルボックスで上演することができて、とてもうれしいです。
ぜひともたくさんの人に見てほしいです。
頑張ります。

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孤狼の血 [本]

3月30日(日)
柚月裕子『孤狼の血』(角川書店)読了。

孤狼の血 (角川文庫)

孤狼の血 (角川文庫)

  • 作者: 柚月裕子
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/08/25
  • メディア: 文庫


昭和63年6月、広島県呉原市。
日岡秀一は25歳、呉原東署捜査二課暴力団係に配属された。
上司で班長の大上章吾とコンビを組んで、仕事をすることになった。
大上は44歳で、成績優秀な刑事だったが、その素行は型破り。
毎晩飲み歩き、出勤は午後から。
見た目も言動もヤクザそのままで、実際、地元のヤクザと深く関わっていた。
日岡は戸惑いながら、暴力団係のやり方を大上から学んでいく……。

柚月裕子氏の本を読むのは初めて。
『孤狼の血』は昨年映画化され、評判もよかったので読んでみた。
が、まるで昭和のヤクザ映画のようで、少々驚いた。
2014年に発表された小説だが、小説の舞台は昭和63年。
しかし、僕には昭和30~40年代に感じられた。
ストーリーのおもしろさ、ラストのどんでん返しなど、それなりに楽しむことはできたが、暴力団を肯定的に描く姿勢がどうしても気になった。
また、ヤクザよりヤクザっぽい刑事・大上を、ヒロイックに描きすぎではないかと思った。

キャラメルボックス2019スプリングツアー『スロウハイツの神様』池袋公演の8日目、9ステージ目を見てきました。
質はますます向上しているようで、演出家としては一安心。
終演後、楽屋に、近江谷太朗と久松信美さんが来てくれました。
残り2ステージ、どこまで行けるか、楽しみです。

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このミステリーがひどい! [本]

3月30日(土)
小谷野敦『このミステリーがひどい!』(飛鳥新社)読了。

このミステリーがひどい!

このミステリーがひどい!

  • 作者: 小谷野 敦
  • 出版社/メーカー: 飛鳥新社
  • 発売日: 2015/07/30
  • メディア: 単行本


比較文学者で小説家の小谷野敦が、ミステリー小説というジャンルそのものを批判する。

どんな批判をするのだろうと思って読んでみたら、要するに「自分はおもしろいと思わない」という小谷野氏の主観のみが根拠だった。
もちろん、わかっていて、やっている。
「そうだ、この人の書く本はいつもこうだった」と思い出した。
しかし、古今東西のミステリーを取り上げ、これはいい、これはよくない、とストレートに言い切る文章は、同意できるかどうかは別にして、読んでいて気持ちいい。
小谷野氏は、筒井康隆氏の『ロートレック荘事件』を日本のミステリーのナンバーワンと評価していて、僕もこの作品は大好きなので、うれしかった。

キャラメルボックス2019スプリングツアー『スロウハイツの神様』池袋公演の本番8日目。
1200から10ステージ目、1630から11ステージ目。
今日は劇団4ドル50セントの集中レッスンがお休みなので、僕も池袋サンシャイン劇場へ行きます。
池袋公演は明日まで。
残り3ステージ。
自分で言うのもなんですが、涙腺決壊間違いなしの感動作です。
ぜひぜひサンシャインへお越しください。
お待ちしています。

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ブロークン [映画]

3月29日(金)
デヴィッド・ゴードン・グリーン監督『ブロークン』(2014年)GYAOで鑑賞。

アル・パチーノ ブロークン 過去に囚われた男 [DVD]

アル・パチーノ ブロークン 過去に囚われた男 [DVD]

  • 出版社/メーカー: トランスワールドアソシエイツ
  • メディア: DVD


アメリカ。
鍵屋を営む老人マングルホーン(アル・パチーノ)は猫と暮らしている。
毎週銀行に行き、窓口の女性ドーン(ホリー・ハンター)と会話するのが唯一の楽しみ。
実は若い頃に別れた女性クララのことが忘れられない。
ある日、マングルホーンが通うカフェで、ドーンと会う。
二人の距離は次第に近付いていくが……。

老人の孤独、老人同士の恋がテーマだが、ストーリーがあまりにもシンプルで驚いた。
というか、もう少し工夫すべきだったのではないか?
いくらアル・パチーノとホリー・ハンターが名優だと言っても、これでは腕の振るいどころがない。
ただし、ラストの幕切れのみは、気の利いた工夫がなされていて、「いいな!」と思った。
でも、それだけの映画。

劇団4ドル50セントの集中レッスン7日目。
今日のメニューは、二人語り、スピーチ、台本練習。
二人語りは、『注文の多い料理店』『走れメロス』の2つとも、9人全員でやるための分担を僕が決めて、練習しました。
スピーチは「私の好きなもの』をテーマにして、1人2分。
初めてのスピーチだったので、テンションが上がらない者が多かった。
台本練習は『わたしの星』の、登場人物が9人の場面を練習。
こちらも、まだ、セリフを読むのに夢中で、自由に動けない者がほとんど。
僕が簡単な段取りを決めながら、練習しました。
最終日の11日目は、成果発表会があります。
演技レッスンの出し物は、二人語り、スピーチ、『わたしの星』の3つ。
つまり、今日練習したメニューそのままです。
8~10日目は、これをひたすら繰り返し、練習するつもりです。
9人全員の成長に期待します。

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エッグ/MIWA [本]

3月29日(金)
野田秀樹『エッグ/MIWA』(新潮社)読了。

エッグ/MIWA: 21世紀から20世紀を覗く戯曲集

エッグ/MIWA: 21世紀から20世紀を覗く戯曲集

  • 作者: 野田 秀樹
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2015/01/30
  • メディア: 単行本


劇作家・野田秀樹の戯曲集で、『エッグ』と『MIWA』の2作を収録。

『エッグ』は2012年9月初演で、妻夫木聡、深津絵里、仲村トオル、橋爪功らが出演。
2015年2月に再演、10月にパリ公演。
『MIWA』は2013年10月初演で、宮沢りえ、瑛太、井上真央、古田新太らが出演。
演出はどちらも野田秀樹氏で、僕は未見。
どちらも明るい雰囲気で始まるが、後半、『エッグ』は731部隊の生体実験に、『MIWA』は長崎の原爆に行き着く。
日本の歴史における太平洋戦争の重要さはわかるが、「またか」の感を拭えない。

キャラメルボックス2019スプリングツアー『スロウハイツの神様』池袋公演の本番7日目。
9ステージ目。
おかげさまで、初演に負けないほどの好評をいただいています。
昨日はショートストーリーズAのラストステージ。
そして、今日はBのラスト。
たった6分30秒の芝居ですが、これを見れば、本編の『スロウハイツの神様』がより楽しめる。
ぜひとも見ていただきたいです。
今日は1930の開演です。

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ロスト・メモリー [映画]

3月28日(木)
アレックス・シュミット監督『ロスト・メモリー』(2012年)WOWOWで鑑賞。

ロスト・メモリー [DVD]

ロスト・メモリー [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD


ドイツ。
ハンナ(ミナ・タンデル)は女医で、夫、7歳の娘と暮らしている。
ある日、病院に、睡眠薬の過剰摂取でクラリッサ(ラウラ・デ・ベーア)が運ばれてくる。
ハンナは幼い頃、毎夏、家族である島の貸別荘へ行き、そこで同じように家族で来ていたクラリッサと知り合い、仲良くなった。
その後、連絡が途絶え、その日が25年ぶりの再会だった。
クラリッサに誘われて、ハンナは娘ともに、あの島へ行く。
幼い頃借りていた別荘に行くと、管理人の老人は無愛想な態度。
ハンナは覚えてなかったが、25年前、ハンナとクラリッサの島に住む少女マリアと仲良くなった。
そのマリアが、25年前に行方不明になっていた……。

これも思わぬ拾い物。
全く予備知識ナシで見てみたら、とてもよくできたミステリーで、コロッと騙された。
クラリッサ役のラウラ・デ・ベーアが、キーラ・ナイトレイをさらに美人にした感じで、何度も見とれた。
『バツイチは恋のはじまり』のダイアン・クルーガーにもビックリしたが、ドイツは美人の女優さんが多いようだ。

今日も1130から、劇団4ドル50セントの集中レッスン。
今日が6日目。
演劇初心者が多いのですが、6日目ともなるとかなり慣れてきたようで、ディベートなんかもううるさいぐらいに盛り上がりました。
でも、台本になると、まだまだおとなしい。
それに、あんまり動けない。
どうしてもセリフを自然にしゃべることに夢中になり、おもしろく工夫すること、体を動かすことがお留守になってしまうようです。
でも、それでは台本の朗読会になってしまう。
全身を使ってセリフをしゃべること。
全身で感情を表現すること。
残り5日間、どこまで成長してくれるか、楽しみです。

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マーシュランド [映画]

3月28日(木)
アルベルト・ロドリゲス監督『マーシュランド』(2014年)GYAOで鑑賞。

マーシュランド [DVD]

マーシュランド [DVD]

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • メディア: DVD


1980年、スペインのアンダルシア地方。
湿地帯の小さな町で、二人の少女が行方不明となった。
マドリードから左遷されてきた若い刑事ペドロ(ラウール・アレバロ)とベテラン刑事のフアン(ハビエル・グティエレス)が捜査にやってくる。
やがて二人は用水路で二人の遺体を発見。
遺体には強姦と拷問の跡があった。
捜査を進めるうち、この町では過去にも行方不明になった少女がいることが明らかになる。
そしてまた、新たに一人の少女が姿を消した……。

刑事二人が殺人事件を解決するミステリーだが、ストーリーに特に意外性はない。
が、景色が凄い。
アンダルシア地方に湿地帯があることを初めて知ったが、その景色は雄大でひたすら美しい。
しかし、少女たちは「この村を出たい」と願い、犯人の甘い誘いに乗ってしまう。
景色を美しいと想い、心惹かれるのは、外部の人間だけなのかもしれない。

劇団外部の仕事が次々と舞い込んで、少々戸惑っています。
が、これはとてもありがたいことだし、57歳の自分が新しいことにチャレンジできるのは、成長・変化するチャンスでもある。
今年後半は人生で最大の忙しさになりそうですが、それでも挑戦したいと思っています。
今はまだ具体的なことは書けないので、もうしばらくお待ちください。
それでは、今日も劇団4ドル50セントの集中レッスンに行ってきます。

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ろくでなしの歌 [本]

3月27日(水)
福田和也『ろくでなしの歌』(メディアファクトリー)読了。

ろくでなしの歌―知られざる巨匠作家たちの素顔

ろくでなしの歌―知られざる巨匠作家たちの素顔

  • 作者: 福田 和也
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2000/04
  • メディア: 単行本


慶応大学環境情報学部教授、文芸評論家の福田和也が、日本と海外の文豪24人の、意外とひどい人柄を暴く。

取り上げられたのは、ドストエフスキー、川端康成、バルザック、志賀直哉、ゲーテ、菊池寛、ディケンズ、高浜虚子、チェホフ、島崎藤村、ヘミングウェイ、深沢七郎、スタンダール、D・H・ロレンス、永井荷風、ヘンリー・ミラー、色川武大、スコット・フィッツジェラルド、金子光晴、レイモンド・チャンドラー、梅崎春生、ヘンリー・ジェイムズ、三島由紀夫。
特にひどいのドストエフスキーと永井荷風の2人。
作者と作品を一緒にするのはよくないが、今後、この2人の作品は冷静に読めそうもない。
それほどひどいやつ。

今日も10時から、劇団4ドル50セントの集中レッスンの5日目。
メニューは発声練習、二人語り、エチュード、台本練習。
二人語りのテキストは今日から、太宰治の『走れメロス』。
エチュードは今日から、1対2のディベートで、テーマは「私の好きなもの」。
台本練習のテキストは昨日から、柴幸男さんの『わたしの星』。
何しろ11日間もやるので、いろいろなことができるのです。
受講生たち、少しずつテンションが上がってきています。
声も大きくなってきています。
人の成長を見るのはやっぱりうれしいものです。
明日も頑張ります。

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