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名画に会う旅4/ロンドン・ナショナル・ギャラリー [本]

6月24日(月)
河田明久他『名画に会う旅4/ロンドン・ナショナル・ギャラリー』(世界文化社)読了。

ロンドン・ナショナル・ギャラリー―アートを楽しむ最適ガイド (名画に会う旅)

ロンドン・ナショナル・ギャラリー―アートを楽しむ最適ガイド (名画に会う旅)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 世界文化社
  • 発売日: 1995/08
  • メディア: 大型本


ロンドン・ナショナル・シアターに収蔵されている名画を紹介・解説する。

収蔵されているのは、
ヤン・ファン・エイク『アルノルフィーニ夫妻の肖像』
レルナルド・ダ・ヴィンチ『聖アンナと洗礼物ヨハネのいる聖母子』
ヤン・フェルメール『ヴァージナルの傍らに立つ若い女』
レンブラント・ファン・レイン『水浴の女』
ピーテル・パウル・ルーベンス『麦藁帽子』
ウィリアム・ターナー『戦艦テレメール号』『雨・蒸気・速度』
オーギュスト・ルノワール『雨傘』
ジョルジュ・スーラ『アニエールの水浴』
などなど。
この本も画像がなかったので、ターナーの絵を載せる。

美術手帖 2013年 11月号増刊 ターナー 英国風景画の巨匠、その全貌に迫る

美術手帖 2013年 11月号増刊 ターナー 英国風景画の巨匠、その全貌に迫る

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 美術出版社
  • 発売日: 2013/09/28
  • メディア: 雑誌



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もしも君に恋したら。 [映画]

6月23日(日)
マイケル・ドース監督『もしも君に恋したら。』(2013年)、GYAOで鑑賞。

もしも君に恋したら。 [DVD]

もしも君に恋したら。 [DVD]

  • 出版社/メーカー: アルバトロス
  • メディア: DVD


カナダ、トロント。
ウォレス(ダニエル・ラドクリフ)は医大生で、姉夫婦の家に下宿中。
同級生の彼女の浮気の現場を目撃してしまい、ショックで医大を中退してしまう。
ある日、親友のアラン(アダム・ドライバー)に誘われて、ホームパーティーに出席。
そこで、アダムの従妹のシャンティー(ゾーイ・カザン)と出会う。
シャンティーにはシェアハウスをしている男がいると知り、ガッカリするが、友達として付き合うになる……。

原題は『What If』。
邦題からベタなラブコメを予想したが、これが意外といい出来。
ウォレスはまじめでナイーブな青年で、ダニエル・ラドクリフにピッタリだった。
ゾーイ・カザンにはあまり魅力を感じなかったが、ダニエル・ラドクリフとのコンビはとってもいい感じ。
見て損はありませんぞ。

先日、キャラメルボックス・サポーターズ・クラブの閉会が発表されました。
キャラメルボックスは解散したわけではないので、会の存続を願っていましたが、叶いませんでした。
会員の皆さんには本当に申し訳なく思っています。
今後のキャラメルボックス劇団員の外部活動や劇団からのお知らせをご希望の方は、ぜひ下記にご登録をお願いします。
http://napposunited.com/ML/CB/caramailbox.html
2019年7月7日(日)まで受け付け中です。
また、キャラメルボックスの新しい公式Twitterが、下記のアカウントで始まりました。@caramelbox2019
https://twitter.com/caramelbox2019
#キャラメルボックス
ぜひフォローをお願いします。
私は現在、『仮面山荘殺人事件』の脚本を執筆中です。
第一稿が三分の二、書き上がりました。
前を向いて、進みます。

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超動く家にて [本]

6月22日(土)
宮内悠介『超動く家にて』(東京創元社)読了。

超動く家にて 宮内悠介短編集 (創元日本SF叢書)

超動く家にて 宮内悠介短編集 (創元日本SF叢書)

  • 作者: 宮内 悠介
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2018/02/21
  • メディア: 単行本


宮内悠介の短編16を収録した短編集。

宮内悠介氏の本はこれが10冊目。
宮内氏は、1979年、東京生まれ。
早稲田大学第一文学部卒業後、短編『盤上の夜』で山田正紀賞を受賞して、デビュー。
短編集『盤上の夜』で、直木賞候補、日本SF大賞受賞。
『彼女がエスパーだった頃』が吉川英治文学新人賞受賞。
『ヨハネスブルグの天使たち』が直木賞候補、日本SF大賞特別賞受賞。
『カブールの園』が三島由紀夫賞受賞、芥川賞候補。
『あとは野となれ大和撫子』が直木賞候補。
とまあ、SF、大衆文学、純文学と、縦横無尽の活躍をしている人。
この短編集も非常に質が高く、とても楽しめた。
特に表題作の『超動く家にて』はバカミス、バカSFの傑作。
お薦めです。

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クレヨンしんちゃん/ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん [映画]

6月22日(土)
高橋渉監督『クレヨンしんちゃん/ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014年)WOWOWで鑑賞。

映画 クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん [DVD]

映画 クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん [DVD]

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • メディア: DVD


埼玉県春日部市。
野原しんのすけ(声/矢島晶子)は5歳の保育園児で、父・ひろし(藤原啓治)、母・みさえ(ならはしみき)、妹・ひまわり(こおろぎさとみ)と4人暮らし。
ある日、ひろしがギックリ腰になり、怪しげな治療院に行く。
帰ってきた時、ひろしの体はロボットになっていた。
みさえは戸惑うが、ロボとーちゃんは優れた能力で家事をこなした。
一方、町では、家庭での立場が弱くなった父親たちの復権を目指す「父ゆれ同盟」(父よ、勇気で立ち上がれ同盟)の活動が広がっていた……。

「クレヨンしんちゃん」シリーズの第22作。
脚本は、劇団新感線の中島かずき氏が初挑戦。
このシリーズには、『オトナ帝国』『戦国大合戦』という傑作があり、『ヘンダーランドの冒険』『ブタのヒヅメ作戦』という良作もある。
この『ロボとーちゃん』も評判がいいので見てみたのだが、悪役の設定があまりにもバカバカしくて、後半の展開についていけなかった。
ひろしが活躍してすぎて、しんちゃんの影も薄い。
残念。

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名画に会う旅6/ウフィッツィ美術館 [本]

6月21日(金)
川又一英『名画に会う旅6/ウフィッツィ美術館』(世界文化社)読了。

ウフィッツィ美術館―アートを楽しむ最適ガイド (名画に会う旅)

ウフィッツィ美術館―アートを楽しむ最適ガイド (名画に会う旅)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 世界文化社
  • 発売日: 1995/09
  • メディア: 単行本


欧米の有名美術館を紹介する「名画と会う旅」シリーズの第六巻で、イタリア、フィレンツェのウフィッツィ美術館を紹介する。

ウフィッツィ美術館の収蔵品は、
ボッティチェルリ『ヴィーナスの誕生』『春/プリマヴェーラ』
レオナルド・ダ・ヴィンチ『受胎告知』『東方三賢王の礼拝』
ミケランジェロ・ブオナローティ『ドーニの聖家族』
ティツィアーノ・ヴェチェリオ『ウルヴィーノのビィーナス』
ミケランジェロ・カラヴァッジオ『若きバッカス』
フィリッポ・リッピ『聖母子と二天使』
ラファエロ・サンティ『ひわの聖母』
などなど。
僕が世界で一番行ってみたい美術館がここ。
ついでにこの本の巻末で紹介されている、アカデミア美術館、ドゥオーモ美術館、ヴェッキオ美術館、ピッティ宮も回ってみたい。
この本の画像がないので、大好きな『ヴィーナスの誕生』の写真を。

ボッティチェリ―ヴィーナスの誕生 (名画の秘密)

ボッティチェリ―ヴィーナスの誕生 (名画の秘密)

  • 作者: ステファノ ズッフィ
  • 出版社/メーカー: 西村書店
  • 発売日: 2016/01/01
  • メディア: 大型本



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タイムクルセイド [映画]

6月20日(木)
ベン・ソムボハールト監督『タイムクルセイド』他4本、鑑賞。

タイムクルセイド ドルフと聖地騎士団[DVD]

タイムクルセイド ドルフと聖地騎士団[DVD]

  • 出版社/メーカー: ラインコミュニケーションズ
  • メディア: DVD



パーフェクト・センス スペシャル・プライス [DVD]

パーフェクト・センス スペシャル・プライス [DVD]

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD



陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル *セルDVD

陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル *セルDVD

  • 出版社/メーカー: エイベックス・ピクチャーズ
  • 発売日: 2011/11/01
  • メディア: DVD



40 [DVD]

40 [DVD]

  • 出版社/メーカー: オンリー・ハーツ
  • メディア: DVD



ラ・ジュテ [DVD]

ラ・ジュテ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD


ベン・ソムボハールト監督『タイムクルセイド』(2006年)
デヴィッド・マッケンジー監督『パーフェクト・センス』(2011年)
ディト・モンティエル監督『陰謀の代償』(2011年)
エムレ・シャーヒン監督『40』(2009年)
クリス・マルケル監督『ラ・ジュテ』(1962年)

またまた5本まとめて載せます。
一番おもしろかったのは、『タイムクルセイド』。
ドイツ映画で、サッカー青年がタイムトラベルして、中世へ行って、少年十字軍に参加する話。
むちゃくちゃでござりまするがな。
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仁義なき日本沈没 [本]

6月20日(木)
春日太一『仁義なき日本沈没』(新潮新書)読了。

仁義なき日本沈没―東宝VS.東映の戦後サバイバル (新潮新書)

仁義なき日本沈没―東宝VS.東映の戦後サバイバル (新潮新書)

  • 作者: 春日 太一
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2012/03/01
  • メディア: 単行本


日本映画史・時代劇研究家の春日太一が、第二次世界大戦後の「東宝」「東映」の歴史を解説する。

まさに栄枯盛衰。
昭和30年代、東映は豪華時代劇、東宝は『七人の侍』『ゴジラ』『宮本武蔵』などの大作で栄華を誇るが、すぐにブームは去る。
続いて、東映は任侠映画、東宝は「社長シリーズ」「若大将シリーズ」で息を吹き返すが、またしてもブームは去る。
そして、テレビの台頭により、徐々に衰退していく。
昭和36年生まれの僕はまさにその衰退の時期に映画を見始めたので、見るのは専らハリウッド映画。日本映画は、ATGか角川映画くらいしか見なかった。
平成に入って、日本映画は主にアニメ映画によって復活する。
今日、毎週の映画ランキングを見ると、洋画より邦画の方が多い。
まさかこんな時代が来るとは思わなかった。
しかし、この状況がいつまで続くかはわからない。
北野武監督や是枝裕和監督に続く、世界レベルの才能の登場に期待する。

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マスカレード・ナイト [本]

6月19日(水)
東野圭吾『マスカレード・ナイト』(集英社)読了。

マスカレード・ナイト

マスカレード・ナイト

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2017/09/15
  • メディア: 単行本


新田浩介は警視庁捜査一課の刑事。
練馬区で独り暮らしの若い女性が殺された。
死因は感電で、クローゼットにはロリータ・ファッションの服がたくさんあった。
その後、「密告者」と名乗る人物から捜査本部にメールが届いた。
そこには、12月31日、ホテル・コルテシア東京のカウントダウン・パーティーに犯人が現れる、と書かれていした。
新田は再び、ホテルマンとして潜入捜査することになる。
前の事件でコンビを組んだ山岸尚美は、フロントクラークからコンセルジュに昇進していた……。

東野圭吾氏の本はこれが72冊目。
『マスカレード・ホテル』『マスカレード・イブ』に続く、シリーズ第三作。
クライマックスは3作目にしてついに、「マスカレード」。
大晦日にホテル・コルテシア東京で開催されるカウントダウン・パーティーが、「仮面舞踏会」なのだ。
前半で提示された状況があまりにも奇想天外で、これでどうやってオチをつけるのだろうと心配になったが、さすがは東野氏、ラストで真相が明らかになると、ちゃんと「なるほど」と思えた。
終わり方と言い、本物の「マスカレード」が描かれたことと言い、シリーズの終了を予感させる。
でも、このシリーズ、もっと読みたい!

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未来のミライ [映画]

6月18日(火)
細田守監督『未来のミライ』(2018年)WOWOWで鑑賞。

「未来のミライ」スタンダード・エディション [DVD]

「未来のミライ」スタンダード・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: バップ
  • メディア: DVD


くんちゃん(声/上白石萌歌)は4歳の男の子で、両親と3人暮らし。
ある日、入院していたお母さん(麻生久美子)が、赤ちゃんを連れて帰ってきた。
それは妹の未来ちゃん。
お母さんもお父さん(星野源)も、未来ちゃんにかかりっきりで、くんちゃんの相手をしてくれない。
数日後、中庭に、セーラー服の少女が現れる。
それは、未来からやってきたミライちゃん(黒木華)だった……。

細田守監督の映画はこれが5作目。
2006年『時をかける少女』
2009年『サマーウォーズ』
2012年『おおかみこどもの雨と雪』
2015年『バケモノの子』
2018年『未来のミライ 』
ストーリーの比重が徐々に小さくなっていることがわかる。
これは多くの物語作家(小説家・脚本家・映画監督など)に言えることで、かの黒澤明監督も、宮崎駿監督も例外ではない。
むしろ、自然なことなのかもしれない。
僕は必死で抗っているが。
僕はストーリー重視派なので、細田作品なら『時をかける少女』がベスト。
『未来のミライ』は、絵のすばらしさはわかるが、楽しめなかった。

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ドンと鳴った花火だ 歌いたくなる写真集 [本]

6月18日(火)
國房魁『ドンと鳴った花火だ 歌いたくなる写真集』(新日本出版社)読了。

ドンと鳴った花火だ―歌いたくなる写真集

ドンと鳴った花火だ―歌いたくなる写真集

  • 作者: 国房 魁
  • 出版社/メーカー: 新日本出版社
  • 発売日: 2004/07/01
  • メディア: 単行本


カメラマンの國房魁(くにふさはじめ)が、日本の童謡・唱歌44と、子供たちを撮った写真を組み合わせて作った写真集。

子供たちの素朴さ、可愛さに目を奪われた。
さつきちゃんやメイちゃんやカンタは、今の日本にもまだいるのだ!
逆に、掲載された童謡・唱歌のうち、自分にわかるのは半分だけだったことに衝撃を受けた。
「ちんちん千鳥」「早春賦」「夏は来ぬ」は、歌詞に見覚えはあるが、メロディーがわからない。
「青い眼の人形」「かなりや」「椰子の実」は、途中までしか歌えない。
「風」「かやの木山の」「冬の夜」「浜千鳥」に至っては、初めて見る歌だった。
自分の無知が恥ずかしかった。
そんな僕がやっぱりいいなと思うのは、「ふるさと」「どこかで春が」「われは海の子」。
100年先、200年先まで残ると思う。

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