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ブレイブワン [映画]

10月31日(木)
ニール・ジョーダン監督『ブレイブワン』(2007年)他4本鑑賞。

ブレイブ ワン [Blu-ray]

ブレイブ ワン [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: Blu-ray


ニール・ジョーダン監督『ブレイブワン』(2007年)GYAOで鑑賞。
ジョディ・フォスター主演。ラジオのDJが恋人を殺したチンピラたちに復讐する物語。脚本がよくできていて、楽しめた。


ハンナ [Blu-ray]

ハンナ [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray


ジョー・ライト監督『ハンナ』(2011年)GYAOで鑑賞。
フィンランドの奥地で殺し屋として育てられた少女(シアーシャ・ローナン)が、彼女を作り出した組織と闘う物語。ケイト・ブランシェットが悪役。前半はおもしろかったが、話が広がらず。

マイ・ガール [Blu-ray]

マイ・ガール [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray


ハワード・ジーフ監督『マイ・ガール』(1991年)netflixで鑑賞。
11歳の少女(アンナ・クラムスキー)が父(ダン・エイクロイド)の再婚に反発する物語。『ホーム・アローン』で人気が出た直後のマコーレー・カルキンが親友役で出演。これはいい!

ソフィーの選択 [Blu-ray]

ソフィーの選択 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • メディア: Blu-ray


スティーヴン・ソダーバーグ監督『ザ・ランドロマット』(2019年)netflixで鑑賞。
詐欺で財産を奪われた女性(メリル・ストリープ)が、犯人を倒すため、パナマ文書の秘密を暴く物語。netflixオリジナル作品。画像が手に入らなかったので、メリル・ストリープ主演の名作で代用。

魚と寝る女 [Blu-ray]

魚と寝る女 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: Blu-ray


キム・ギドク監督『魚と寝る女』(2000年)GEOのレンタルDVDで鑑賞。
湖に浮かぶ釣り小屋の管理をする女と、小屋に身を潜める殺人犯の男の、愛憎の物語。荒唐無稽で支離滅裂。見て損した。

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魔性の子/十二国記0 [本]

10月31日(木)
小野不由美『魔性の子/十二国記0』(新潮文庫)読了。

魔性の子 十二国記 0 (新潮文庫)

魔性の子 十二国記 0 (新潮文庫)

  • 作者: 小野 不由美
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2012/06/27
  • メディア: 文庫


広瀬は教育実習生として、母校の男子高校へ行く。
恩師の後藤が担任する2年のクラスへ行き、そこで高里という生徒と出会う。
周囲の生徒たちは、高里を恐れていた。
高里は幼い頃、神隠しに遭い、一年後に戻ってきた時には記憶を亡くしていた。
それ以来、高里に危害を加えた者は、死んだり、怪我をしたりしていた。
「高里は祟る」のだ。
広瀬は高里に興味を持ち、接近していく……。

『十二国記』シリーズの第一作。
二作目以降は、「十二国」の世界が舞台になるらしいが、『魔性の子』の舞台は現代の日本。
しかし、そこに「十二国」の者たちが現れる。
そして、たくさんの人たちが殺される。
これは明らかにホラーで、僕が苦手な分野。
あまり残酷ではないので、最後まで読むことかできたが、楽しむというところまでは行かなかった。
残念。

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スノーピアサー [映画]

10月30日(水)
ポン・ジュノ監督『スノーピアサー』(2013年)netflixで鑑賞。

スノーピアサー [Blu-ray]

スノーピアサー [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • メディア: Blu-ray


2014年、人類は地球温暖化を防ぐため、上空に化学薬品CW-7を散布。
温暖化を防ぐどころか、陸地は雪と氷に覆われ、すべての生物が死滅した。
17年後の2031年、大富豪ウィルフォード(エド・ハリス)が所有する列車「スノーピアサー」が地上を爆走していた。
生物死滅の直前、ウィルフォードは世界を1年かけて1周する鉄道と列車を開発。
その列車の乗客だけが、今も生き続けていた。
列車が走り続ける限り、車内の温度は快適に保たれるのだ。
カーティス(クリス・エヴァンス)は最後尾の車両に乗る最貧民の1人。
長老のギリアム(ジョン・ハート)、弟分のエドガー(ジェイミー・ベル)、娘を前方車両の支配階級に奪われたターニャ(オクタヴィア・スペンサー)らとともに、反乱を企てる……。

ポン・ジュノ監督のハリウッド進出第一弾。
暴走する列車の中だけで繰り広げられるSF冒険活劇。
粗を挙げればキリがないが、何ともワクワクする設定で、最後まで楽しむことができた。
荒唐無稽と侮ることなく、ぜひとも見てほしい。
お薦めです。

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高学歴モンスター [本]

10月30日(水)
片田珠美『高学歴モンスター』(小学館新書)読了。

高学歴モンスター: 一流大学卒の迷惑な人たち (小学館新書)

高学歴モンスター: 一流大学卒の迷惑な人たち (小学館新書)

  • 作者: 片田 珠美
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2018/03/29
  • メディア: 新書


精神科医の片田珠美が、一流大学卒で、異常に自己愛が強い人々を「高学歴モンスター」と名づけ、分析する。

「このハゲー!」で有名になった豊田真由子元衆議院議員、「おんぶ政務次官」と呼ばれた務台俊介元内閣府政務次官、震災の際に「東北でよかった」と発言した今村雅弘元復興相。
彼らに共通するのは、
①強い特権意識
②想像力と共感の欠如
③現実否認
④状況判断の甘さ
⑤自覚の欠如
だと片田氏は語る。
「格差社会」「右傾化」と騒ぐ人が多いが、今、最も問題なのは、この異常な自己愛ではないか?
「ネトウヨ」も「パヨク」も原因はこれだ。
「キレやすい中高年」もこれだ。
自分も中高年の一人なので、気をつけようと思う。

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アジョシ [映画]

10月29日(火)
イ・ジョンボム監督『アジョシ』(2010年)GEOのレンタルDVDで鑑賞。

アジョシ スペシャル・エディション(2枚組) [Blu-ray]

アジョシ スペシャル・エディション(2枚組) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: Blu-ray



アジョシ スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

アジョシ スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD



アジョシ [レンタル落ち]

アジョシ [レンタル落ち]

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2012/11/14
  • メディア: DVD


チャ・テシク(ウォンビン)は、元特殊部隊隊員だが、怪我で退役して、質屋を営んでいる。
隣の家に住む少女チョン・ソミ(キム・セロン)は、テシクを「アジョシ」(おじさん)と呼んで、なついている。
ある日、ソミの母親が麻薬の密売にかかわり、ソミと母親は麻薬取引や臓器売買の元締めであるマンソク兄弟に拉致されてしまう。
テシクはソミを奪回しようとするが、マンソク兄弟に脅され、麻薬の運び屋を命じられる……。

少女の救出に命を懸ける元特殊部隊隊員。
主役の「テシク」を演じるウォンビンがひたすらカッコいい。
なので、ブルーレイ・DVDのジャケット写真を3種貼り付けた。
キャリアを調べたらなんと、『母なる証明』で知恵遅れの息子役を演じているではないか!
同一人物とはとても思えない!
この映画は、2010年度の韓国興行収入第一位で、ウォンビンは大鐘賞主演男優賞を受賞したらしい。
さもありなん!と思う良作。
お薦めです。

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「誰にも書けない」アイドル論 [本]

10月29日(火)
クリス松村『「誰にも書けない」アイドル論』(小学館新書)読了。

「誰にも書けない」アイドル論 (小学館新書 213)

「誰にも書けない」アイドル論 (小学館新書 213)

  • 作者: クリス 松村
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2014/08/01
  • メディア: 新書


元フィットネス・インストラクター、今は音楽家(おんらくか)でタレントのクリス松村が、日本の歌謡界のアイドルの歴史を解説する。

僕はこの人を知らないが、テレビによく出演しているらしい。
生年は明かしてないが、外交官の息子で、オランダのハーグ生まれ。
ヨーロッパを転々としながら育ったらしい。
にもかかわらず、日本のアイドルの歴史に異常に詳しく、「誰にも書けない」という表現もけっしてオーバーではない。
この本では歌謡界の末期、1980~89年のアイドルが詳しく解説されている。
アイドルと歌謡曲が好きで好きでたまらないという気持ちがよく伝わってくる。
巻末には、竹内まりやとの対談も併録。

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メリー・ポピンズ・リターンズ [映画]

10月28日(月)
ロブ・マーシャル監督『メリー・ポピンズ・リターンズ』(2018年)GEOのレンタルDVDで鑑賞。

メリー・ポピンズ リターンズ MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

メリー・ポピンズ リターンズ MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • メディア: Blu-ray


大恐慌時代のロンドン。
マイケル(ベン・ウィショー)は妻を亡くし、子供3人を1人で育てている。
姉のジェーン(エミリー・モーティマー)も助けてくれたが、銀行融資の支払い期限が迫り、家を手放さなければならなくなる。
そこへ、再びメリー・ポピンズ(エミリー・ブラント)がやってくる。
マイケルとジェーンは、20年前に別れた時のままのメリー・ポピンズに驚愕する。
が、彼女は全く意に介さず、子供たち3人の教育係を申し出る……。

イギリスの作家P・L・トラヴァースが1934年に出版し、ロバート・スティーヴンスンが1964年に映画化した『メリー・ポピンズ』の、54年ぶりの続編。
驚くべきは、前作で「バート」役で活躍したディック・ヴァン・ダイクが、別の役で特別出演していること。
80代半ばのはずだが、まだまだカクシャクとしていて、なんとタップまで踊りやがった!
コリン・ファースが珍しく悪役。
メリル・ストリープが1シーンだけ出演し、1曲、歌って踊っている。
出来をウンヌンするよりも、こんな素敵な続編を作ってくれたことに感謝!
お薦めです。

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アシハヤ [本]

10月28日(月)
北山耕平『アシハヤ』(ビイング・ネット・プレス)読了。



昔、イロコイ族は、モホーク、オネイダ、オノンダガ、カユガ、セネカの5つの国に分かれ、戦争を繰り返していた。
が、停戦協定が結ばれて、平和が訪れる。
ところが、セネカの青年たちがオノンダガに表敬訪問する途中、行方不明になった。
捜索隊も行方不明になった。
老チーフに指名され、アシハヤと呼ばれる少年が一人で捜索に向かった……。

アメリカ先住民のイロコイ族に伝わる物語。
地元の図書館の「ご自由にお持ち帰りください」の棚で見つけた。
ネイティブ・アメリカンに伝わる、「大人になる時の教えの話」「大人にやるための教えの話」。
子供がみんなアシハヤのような大人になれば、本当の平和が訪れるに違いない。

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母なる証明 [映画]

11月27日(日)
ポン・ジュノ監督『母なる証明』(2009年)CSで鑑賞。

母なる証明 [Blu-ray]

母なる証明 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: Blu-ray


母親(キム・ヘジャ)は、知的障害のある息子・トジュン(ウォンビン)と二人暮らしで、漢方薬の店を営んでいる。
ある夜、トジュンは少女(チョン・ミソン)をナンパしようとして、逃げられてしまう。
翌朝、少女の死体が発見され、トジュンが逮捕される。
母親はトジュンの無実を信じ、トジュンの悪友・ジンテ(チン・グ)が真犯人ではないかと疑う。
しかし、刑事も弁護士も信じない。
母親は一人で捜査を開始するが……。

ポン・ジュノ監督の映画は、『グエムル』『殺人の追憶』に続いて、3本目。
間違いなく才能のある監督で、『母なる証明』もとてもよくできている。
母親役のキム・ヘジャの演技も凄い。
しかし、僕は3本の中では、エンタメ性が最も強い『グエムル』が一番好きだ。

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サザンオールスターズ1978-1985 [本]

10月27日(日)
スージー鈴木『サザンオールスターズ1978-1985』(新潮新書)読了。

サザンオールスターズ 1978-1985 (新潮新書)

サザンオールスターズ 1978-1985 (新潮新書)

  • 作者: スージー 鈴木
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2017/07/13
  • メディア: 新書


歌謡曲評論家のスージー鈴木が、サザンオールスターズの初期8年間を解説する。

1978年6月25日、『勝手にシンドバッド』発売。
この日が日本のロックの革命記念日だと、スージー鈴木氏は言う。
サザンオールスターズは、日本のロックの完成者だと。
僕は、同年8月31日のTBS「ザ・ベストテン」で、初めてサザンを見た。
黒柳徹子氏の「あなたたちはアーティストになりたいんですか?」という質問に対し、桑田圭佑が「いえ、目立ちたがり屋の芸人でーす!」と答えた、有名な事件だ。
その時、僕は高校2年。
一発で、サザンのファンになった。
僕の大学生活はサザンとRCサクセションとともにあった。
アルバムは、1984年の『人気者で行こう』まで買い続けた。
この本では、1985年の『KAMAKURA』までが取り上げられている。
スージー鈴木氏は、『人気者で行こう』の評価が一番高い。
が、僕は1枚目の『熱い胸さわぎ』と3枚目の『タイニイ・バブルス』が好きだった。
デビューから41年。
いまだに第一線にいるサザンオールスターズには、敬服の一語しかない。
お薦めです。

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