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成熟脳 [本]

11月26日(木)
黒川伊保子『成熟脳』(新潮文庫)読了。

成熟脳: 脳の本番は56歳から始まる (新潮文庫)

成熟脳: 脳の本番は56歳から始まる (新潮文庫)

  • 作者: 伊保子, 黒川
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2017/12/23
  • メディア: 文庫


(株)感性リサーチ代表取締役で脳科学者の黒川伊保子が、人間が生まれてから死ぬまでの脳の発達の様子を解説する。

黒川氏の本はこれが7冊目。
前に黒川氏の他の本でも読んだ、人間の脳には7年の周期がある、という説を、別の角度から解説している。
7歳で、人間の脳が完成。
14歳で、大人の脳が完成。ひたすらインプットを開始。
28歳で、インプットのピークを迎え、アウトプットを開始。
しかし、30代はまだまだ失敗が多い。
40代で、勝率が上がり、うまくいくようになる。
56歳で、脳はついに完全な成長を遂げる。
なるほどなとも思うし、そんなに単純に割り切れるのかなとも思う。
しかし、一つの説として、おもしろいと思う。

0930より、キャラメルボックス俳優教室の授業。
卒業公演『アローン・アゲイン』の稽古4日目。
3場と4場の半立ち稽古をしました。
1400より、「成井豊と梅棒のマリアージュ」『彼女の空に雪が降るまで』の稽古16日目。
まずは、『わずか1ステージのラララ』で、動き付けをしました。
1730より、『最後の最後の1秒まで』で、やはり動き付けをしました。
終了は20時、長い1日でした。
しかし、朝から晩まで芝居ができるのは、本当に幸せだと思います。
新型コロナの感染がまた拡大していますが、「成井豊と梅棒のマリアージュ」の公演会場では万全の感染防止対策を行なっています。
ぜひぜひ劇場に足をお運びください。
お待ちしています。

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男はつらいよ/寅次郎紙風船 [映画]

11月26日(木)
山田洋次監督『男はつらいよ/寅次郎紙風船』(1981年)NETFLIXで鑑賞。

男はつらいよ・寅次郎紙風船 [DVD]

男はつらいよ・寅次郎紙風船 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2017/08/30
  • メディア: DVD


柴又に帰って来た寅次郎(渥美清)は、小学校の同窓会に出席するが、昔の悪行が祟り、歓迎してもらえず。
旅に出て、大分県・夜明の旅館で、家出娘の愛子(岸本加世子)と相部屋になる。
愛子は寅次郎を慕い、後をついて回り始める。
ある縁日で、テキヤ仲間・常三郎(小沢昭一)の若い妻・光枝(音無美紀子)に声をかけられ、常三郎が重病だと知る。
数日後、寅次郎は、秋月に住む常三郎を見舞いに行く。
常三郎は寅次郎に、自分が死んだら、光枝を妻にもらってくれと頼んだ……。

シリーズ28作目。
マドンナがテキヤ仲間の妻なので、寅次郎は極端にのぼせ上がることはなく、いつものパターンにならずに済んだ。
が、マドンナの音無美紀子が地味めなこともあってより、サブマドンナの岸本加世子の方が目立っていた。
彼女の兄役の地井武男も、出番は2シーンなのに、凄い存在感。
このシリーズは、昭和の名優たちを見る楽しみもある。
また、このシリーズはオープニングで毎回、寅次郎が旅先で見る夢が描かれるのだが、今作では、世界的心臓外科医の寅次郎がノーベル医学賞を受賞したというネタで、とてもおもしろかった。
というわけで、出来はなかなか。

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火口のふたり [本]

11月25日(水)
白石一文『火口のふたり』(河出文庫)読了。

火口のふたり (河出文庫)

火口のふたり (河出文庫)

  • 作者: 白石 一文
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2015/06/08
  • メディア: 文庫


賢治は41歳で、小さな会社の社長だが、経営が悪化して、倒産しかかっている。
従妹の直子の結婚式に出席するため、故郷の福岡に帰ってくる。
賢治は東京の大学に入学し、そのまま東京で就職。
新入社員の頃、直子が東京にやってきた。
二人は恋人になり、互いの肉体を貪った。
久しぶりに再会した直子は、今夜だけと賢治を誘った。
しかし、それで賢治の心に火が点いてしまった……。

白石一文氏の本はこれが17冊目。
またしても、氏の故郷の博多を舞台にした小説。
昨年、荒井晴彦脚本・監督、柄本佑・瀧内公美主演で映画化された(僕は未見)。
セックスシーンが多く、恋愛小説というより、性愛小説。
読みやすかったが、あまり興味が湧かなかった。
残念。

11時より、キャラメルボックス俳優教室卒業公演『アローン・アゲイン』の第一回美術会議。
今回も、美術は稲田美智子さんにお願いしました。
どんな美術になるか、とっても楽しみ。
13時より、「成井豊と梅棒のマリアージュ」の稽古16日目。
梅棒ステージの『CROSSROADS』の2回目。
動き・段取りが決まりました。
梅棒の遠山晶司君が、物凄いセリフ量と運動量で、見ていて気の毒になるくらい。
『ラスト・フィフティーン・ミニッツ』の筒井俊作といい勝負だと思います。
何とか喉を嗄らさずにやり通してほしいです。
17時より、『やっと君に追いついた』の2回目。
こちらも、動き・段取りが決まりました。
伊藤今人君のアドリブがおもしろくて、何度も笑ってしまいました。
今人君の演技を見ていると、若い頃の古田新太さんを思い出します。
ドライで、柔軟で、キレが抜群。
「成井豊と梅棒のマリアージュ」の今人君、ぜひとも見ておくべきですよ!

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コンドル [映画]

11月25日(水)
シドニー・ポラック監督『コンドル』(1975年)WOWOWで鑑賞。

コンドル 【プレミアム・ベスト・コレクション】 [DVD]

コンドル 【プレミアム・ベスト・コレクション】 [DVD]

  • 出版社/メーカー: UPJ/ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2009/07/08
  • メディア: DVD


ニューヨーク。
ジョセフ・ターナー(ロバート・レッドフォード)はアメリカ文学史協会の職員。
というのは表向きの姿で、実はこの団体はCIAの外郭団体で、世界各国の雑誌書籍の情報分析を行っている。
ターナーは分析官の一人で、コードネームは「コンドル」。
ある日、アメリカ文学史協会は殺し屋ジョベア(マックス・フォン・シドー)とその部下たちに襲撃され、全員死亡。
ターナーのみが裏口から出て、昼食を買いに行っていたため、命拾いをした。
ターナーはCIA本部に保護を求めるが、次官のヒギンズ(クリフ・ロバートソン)からの指示で迎えに来た第17課長のウィクスは、ターナーを射殺しようとした。
ターナーは辛くも逃亡。
偶然出会った女性写真家キャサリン・ヘイル(フェイ・ダナウェイ)を脅迫し、彼女の自宅マンションに身を隠す……。

原題は『Three Days of the Condor』で、ジェイムズ・グレイディの小説『コンドルの六日間』の映画化。
監督は、『追憶』『トッツィー』『愛と哀しみの果て』のシドニー・ポラック。
ロバート・レッドフォードが最もカッコ良かった頃の映画で、彼でなければこの映画は成立しなかった。
何しろキャサリンは自分を脅迫するターナーに惚れ、出会ったその日にベッドインするのだ。
「あれ?」と思ったが、レッドフォードほどのハンサムなら「まあ、ありか」と納得した。
悪役のマックス・フォン・シドーが不気味で怖くて、すばらしい。
ポリティカル・サスペンスの秀作。

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続ざんねんないきもの事典 [本]

11月24日(火)
今泉忠明『続ざんねんないきもの事典』(高橋書店)読了。

おもしろい! 進化のふしぎ 続ざんねんないきもの事典

おもしろい! 進化のふしぎ 続ざんねんないきもの事典

  • 出版社/メーカー: 高橋書店
  • 発売日: 2017/06/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


「ねこの博物館」館長の今泉忠明が、進化の結果、残念な性質を獲得してしまった動物を紹介・解説する。
シリーズ第二弾。

〇ゴリラの挨拶はゲップ。
〇ヤギは紙を出されるとつい食べてしまいお腹を壊す。
〇フラミンゴが片足立ちなのは水が冷たいから。
〇カは血なんか吸いたくない。
〇ブタはデブじゃないのにデブだと思われている。
〇トナカイの雄の角はクリスマスまでもたない。
〇オウムガイは足が90本もあるのに歩けない。
などなど、またまた楽しい豆知識がいっぱい。
ブタの体脂肪率は15パーセント、子ブタの体脂肪率はわずか2パーセントだと言う。
キャラメルボックスの筒井俊作は自分ことをしばしばブタと言うが、これはブタに対して失礼な発言だったのだ。
今度言ったら、注意します。

「成井豊と梅棒のマリアージュ」の稽古15日目。
梅棒ステージで上演する『CROSSROADS』の1回目。
出演者は、伊藤今人、遠山晶司、野田裕貴、櫻井竜彦、塩野拓矢、正安寺悠造の6人。
2回読み合わせをして、3回立ち稽古をしました。
ある程度の演出は考えて行ったのですが、梅棒メンバーが次々とアイディアを出してくれるので、あっと言う間に段取りが決まり、最後は通すことができました。
上演時間は22分ちょっと。
慣れてくれば、もう少し短くなるかもしれません。
それにしても、梅棒メンバーの達者さには目を見張るばかり。
普段はセリフをしゃべってないはずなのに、とてもそうは思えませんでした。
野田君の演技がちょっとキャラメルっぽくなっていたのには、ニンマリしてしまいました。
よーし、明日も頑張るぞ!

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男はつらいよ/浪花の恋の寅次郎 [映画]

11月24日(火)
山田洋次監督『男はつらいよ/浪花の恋の寅次郎』(1981年)NETFLIXで鑑賞。

男はつらいよ・浪花の恋の寅次郎 [DVD]

男はつらいよ・浪花の恋の寅次郎 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2017/08/30
  • メディア: DVD


寅次郎(渥美清)は、瀬戸内海の小島で、祖母の墓参りをするふみ(松坂慶子)に出会う。
その後、大阪の石切神社で水中花の啖呵売をしている最中、ふみと再会。
ふみは芸者だった。
寅次郎は「新世界ホテル」に逗留しながら、ふみと大阪を遊び歩く。
奈良の宝山寺に出かけた時、ふみの両親が離婚したこと、生き別れの弟がいることを知る。
寅次郎はふみを促し、弟が働く運送会社に向かう……。

シリーズ第27作。
従来のパターンと違って、大阪のシーンが半分以上を占め、「大阪篇」とでも言った感じ。
芦屋雁之助、大村昆、かしまし娘など、大阪の喜劇人が何人も出てきて、脇を支える。
松坂慶子が大阪の芸者とは意外だったが、フレンドリーに振る舞うことで、彼女の美貌が引き立った。
寅次郎は、相手が芸者だと知ると、敬語を使わなくなり、友達扱いになる。
おかげで、従来のマドンナにのぼせ上がるパターンが回避できた。
お薦めです。

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献灯使 [本]

11月22日(月)
多和田葉子『献灯使』(講談社)読了。

献灯使 (講談社文庫)

献灯使 (講談社文庫)

  • 作者: 多和田葉子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/09/08
  • メディア: Kindle版


義郎は105歳で、曾孫の無名と二人暮らし。
義郎は今も健康で丈夫だが、無名は生まれつき脆弱で、義郎が身の回りの世話をしている。
これは義郎の家だけでなく、日本全国で見られる現象で、国は今まさに滅びようとしている。
政府は崩壊を防ぐため、鎖国をし、外来語を禁じた。
しかし、崩壊は止まらない……。

多和田葉子氏の本はこれが3冊目。
2018年度全米図書賞翻訳部門受賞作。
短編5つを収録した短編集で、上記のあらすじは表題作の『献灯使』。
体の弱い子供しか生まれなくなる、という未来は実に恐ろしい。
大きな事件はなく、義郎たちの日常が描かれるが、視点人物が目まぐるしく変わるため、飽きない。
非常に質の高い純文学。

「成井豊と梅棒のマリアージュ」『彼女の空に雪が降るまで』の稽古14日目。
13時より、2本目の『たった今、好きになった』の3回目。
出演者は、野田裕貴君と原田樹里で、動き付けをしました。
17時より、6本目の『花束』の3回目。
出演者は、阿部丈二と森めぐみ。
こちらも動き付けでしたが、阿部と森が自主練習をして、動きを考えてくれていたので、あっという間に終わってしまいました。
2本ともテンションが上がり、おもしろくなってきました。
上演時間も短くなってきました。
それだけテンポが上がったのです。
よーし、明日も頑張るぞ!

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永遠に僕のもの [映画]

11月23日(月)
ルイス・オルテガ監督『永遠に僕のもの』(2018年)WOWOWで鑑賞。

永遠に僕のもの [DVD]

永遠に僕のもの [DVD]

  • 出版社/メーカー: ギャガ
  • 発売日: 2020/02/04
  • メディア: DVD


1971年、アルゼンチン、ブエノスアイレス。
カルトーリス(ロレンソ・フェロ)は両親と暮らす高校生で、窃盗が趣味。
大きな屋敷に無造作に入り、酒を飲み、宝石やバイクを盗む。
同級生のラモン(チノ・ダリン)に興味を持ち、ケンカを吹っかけ、仲良くなる。
二人は協力して窃盗を行い、盗品はラモンの父が売り捌いた。
カルトーリスは拳銃を持ち歩いていたが、ある日、盗みに入った家で老人を撃ち殺してしまう……。

スペインのペドロ・アルモドバル監督が製作をつとめた、アルゼンチンとスペインの合作映画。
実話を元にしていて、カルトーリスに当たる少年は12人の人間を殺した。
名前はカルロス・エディアルド・ロブレド・プッチで、その美貌から「ブラック・エンジェル」「死の天使」と呼ばれた。
カルトーリス役のロレンソ・フェロはオーディションで選ばれた若者で、この映画がデビュー作。
いわゆる美少年らしいが、僕には全くそう思えなかった。
映画自体も、サイコパスの連続殺人というだけで、特におもしろみを感じなかった。

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もっと知りたい東大寺の歴史 [本]

11月22日(日)
筒井寛昭他『もっと知りたい東大寺の歴史』(東京書籍)読了。

もっと知りたい東大寺の歴史 (アート・ビギナーズ・コレクション)

もっと知りたい東大寺の歴史 (アート・ビギナーズ・コレクション)

  • 出版社/メーカー: 東京美術
  • 発売日: 2010/10/01
  • メディア: 単行本


東大寺上院院主の筒井寛昭、東大寺ミュージアム館長の梶谷亮治、東大寺図書館員の板東俊彦が、奈良・東大寺の歴史と収蔵品を解説する。

743年、聖武天皇が盧遮那大仏造立の詔を発布。
747年、「東大寺」の寺号が初めて文献に現れる。
752年、大仏開眼供養。二月堂創建。修二会開始。
1180年、平重衡の軍勢により、炎上。
1185年、源頼朝の助力により、再建。
1567年、三好三人衆と松長久秀の合戦により、炎上。
1692年、大仏の修復が完成。
東大寺と言えば大仏だが、南大門には運慶・快慶による金剛力士像がある。
仏像なら運慶と思っていたが、奈良時代のものもなかなか趣があって、おもしろいと思った。
広大な敷地だが、舞台監督の村岡晋さん(仏像マニア)によれば、1日で見て回れるとのこと。
ぜひ一度行ってみたい。

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今年52回目のジョギング。
3,5キロ走って、1,0キロ歩いて、0,5キロ軽く走りました。
3,5キロのタイムは、19分42秒。
前回より4秒遅くなってしまいました。
体調にもよりますが、これくらいのタイムなら、ゴール後のダメージが少ないことがわかってきました。
次回もこれくらいを狙います。

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男はつらいよ/寅次郎ハイビスカスの花 [映画]

11月22日(日)
山田洋次監督『男はつらいよ/寅次郎ハイビスカスの花』(1980年)NETFLIXで鑑賞。

男はつらいよ・寅次郎ハイビスカスの花 [DVD]

男はつらいよ・寅次郎ハイビスカスの花 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2017/08/30
  • メディア: DVD


博(前田吟)が小岩で偶然リリー(浅丘ルリ子)と出会う。
リリーは相変わらずドサ周りの歌手生活で、これから大阪に向かうところだった。
しばらくして、寅次郎(渥美清)が柴又に帰ってくる。
しかし、とらや一家は水元公園にピクニックへ出掛けるところだった。
慌てて荷物を隠したが、寅次郎にバレてしまい、大喧嘩になる。
その時、リリーから寅次郎宛の速達が届く。
そこには沖縄で病気で入院したこと、生きることに未練はないが、「もういっぺん寅さんに会いたかった」と書いてあった。
寅次郎は即座に沖縄行きを決意するが……。

シリーズ25作目。
マドンナは浅丘ルリ子で、歌姫・松岡リリーの3度目の登場。
11作目の『寅次郎忘れな草』(1973年)、15作目の『寅次郎相合い傘』(1975)も良かったが、今作もすばらしい。
これも以前、テレビで見ているのだが、印象が薄く、今回見直してみて、その凄さにやっと気付いた。
寅次郎とリリーは愛し合っている。
リリーは寅次郎さえその気になれば、受け入れる準備はある。
が、寅次郎がどうしても踏み切れない。
リリーと夫婦になって暮らす、二人で生活するのが怖いのだ。
寅次郎を諦めるリリーが何とも切ない。
そして、ラストシーンの、バス停での再会。
シリーズ屈指の名シーンで、寅次郎とリリーのカッコ良さに痺れた。
歴代マドンナの人気投票をすると、浅丘ルリ子のリリーが必ずブッチギリで一位になる。
当然だ。
こんないい女、他にいるもんか。
お薦めです。

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