奇人たちの晩餐会USA [映画]
7月26日(月)
ジェイ・ローチ監督『奇人たちの晩餐会USA』(2010年)NETFLIXで鑑賞。
ティム(ポール・ラッド)は会社で社長に認められ、晩餐会に招待される。
それは、出席者それぞれが奇人変人を一人ずつ連れてきて、その可笑しさを競い合うという悪趣味なものだった。
ティムは車の運転中、中年男のバリー(スティーブ・カレル)をハネてしまう。
しかし、バリーは無傷で、異常に明るい男だった。
バリーの奇人ぶりに目をつけたティムは、彼を晩餐会に連れて行くことにしたが……。
原題は『Dinner for Schmucks』。
1998年に製作されたフランス映画『奇人たちの晩餐会』のリメイク。
ジェイ・ローチ監督は『ミート・ザ・ペアレンツ』シリーズがすばらしいが、この映画はイマイチ。
スティーブ・カレルの凄さだけが印象に残った。
あと、オクタヴィア・スペンサーが小さな色物の役で出演していた。
メジャーになる前だったのだろうが、きっちり印象に残る演技だった。
今日は今年33回目のジョギング。
3,5キロ走って、1キロ歩いて、1,2キロ走りました。
3,5キロのタイムは、20分14秒。
前回より50秒速くなりました。
まあ、前回が遅すぎたのですが。
18時より、御茶ラボ・ワークショップ「成井豊の中級俳優講座」の1回目。
20代・30代の、5人の俳優が参加してくれました。
さすがに中級を選んだ人たちは、みんな基本的な演技はできる。
しかし、さらに成長するように、お手伝いしたいと思います。
ジェイ・ローチ監督『奇人たちの晩餐会USA』(2010年)NETFLIXで鑑賞。
ティム(ポール・ラッド)は会社で社長に認められ、晩餐会に招待される。
それは、出席者それぞれが奇人変人を一人ずつ連れてきて、その可笑しさを競い合うという悪趣味なものだった。
ティムは車の運転中、中年男のバリー(スティーブ・カレル)をハネてしまう。
しかし、バリーは無傷で、異常に明るい男だった。
バリーの奇人ぶりに目をつけたティムは、彼を晩餐会に連れて行くことにしたが……。
原題は『Dinner for Schmucks』。
1998年に製作されたフランス映画『奇人たちの晩餐会』のリメイク。
ジェイ・ローチ監督は『ミート・ザ・ペアレンツ』シリーズがすばらしいが、この映画はイマイチ。
スティーブ・カレルの凄さだけが印象に残った。
あと、オクタヴィア・スペンサーが小さな色物の役で出演していた。
メジャーになる前だったのだろうが、きっちり印象に残る演技だった。
今日は今年33回目のジョギング。
3,5キロ走って、1キロ歩いて、1,2キロ走りました。
3,5キロのタイムは、20分14秒。
前回より50秒速くなりました。
まあ、前回が遅すぎたのですが。
18時より、御茶ラボ・ワークショップ「成井豊の中級俳優講座」の1回目。
20代・30代の、5人の俳優が参加してくれました。
さすがに中級を選んだ人たちは、みんな基本的な演技はできる。
しかし、さらに成長するように、お手伝いしたいと思います。
私のボクサー [映画]
7月26日(月)
チョン・ヒョッキ監督『私のボクサー』(2019年)WOWOWで鑑賞。
ビョング(オム・テグ)は29歳の元ボクサーで、ボクシングジムで雑用をしている。
かつては有望なボクサーで、韓国の伝統民族芸能パンソリの太鼓奏者カン・ジヨン(イ・ソル)と仲がよく、ボクシングとパンソリの融合を目指していた。
が、怪我の治療のために使用した薬がドーピングと認定され、引退に追い込まれた。
その上、パンチ・ドランカー症状が出始めて、近頃は物忘れがひどい。
過去を忘れたビョングは、ジムの会長(キム・ヒウォン)に復帰を懇願し、認められる。
ある日、ダイエットを目的にミンジ(ヘリ)が入会してくる。
ビョングはコーチとしてミンジを指導する……。
主演のオム・テグはイケメンとは言いにくいが、「コインロッカーの女」「密偵」「タクシー運転手」「安市城グレート・バトル」に出演している実力派。
体も動きも見事にボクサーになっていた。
が、パンソリ・ボクシングなるものがあまりにも荒唐無稽で、現実感をぶち壊しにしていた。
クライマックスの試合の途中で突然踊り出したのにはビックリ。
それで勝つならまだしも、全く効果なく負けるのだから呆れるしかない。
パンソリを全く知らない僕には、理解不能な作品だった。
チョン・ヒョッキ監督『私のボクサー』(2019年)WOWOWで鑑賞。
ビョング(オム・テグ)は29歳の元ボクサーで、ボクシングジムで雑用をしている。
かつては有望なボクサーで、韓国の伝統民族芸能パンソリの太鼓奏者カン・ジヨン(イ・ソル)と仲がよく、ボクシングとパンソリの融合を目指していた。
が、怪我の治療のために使用した薬がドーピングと認定され、引退に追い込まれた。
その上、パンチ・ドランカー症状が出始めて、近頃は物忘れがひどい。
過去を忘れたビョングは、ジムの会長(キム・ヒウォン)に復帰を懇願し、認められる。
ある日、ダイエットを目的にミンジ(ヘリ)が入会してくる。
ビョングはコーチとしてミンジを指導する……。
主演のオム・テグはイケメンとは言いにくいが、「コインロッカーの女」「密偵」「タクシー運転手」「安市城グレート・バトル」に出演している実力派。
体も動きも見事にボクサーになっていた。
が、パンソリ・ボクシングなるものがあまりにも荒唐無稽で、現実感をぶち壊しにしていた。
クライマックスの試合の途中で突然踊り出したのにはビックリ。
それで勝つならまだしも、全く効果なく負けるのだから呆れるしかない。
パンソリを全く知らない僕には、理解不能な作品だった。
ルポ婚難の時代 [本]
7月25日(日)
筋野茜+尾原佐和子+井上詞子『ルポ婚難の時代』(光文社新書)読了。
共同通信社の3人の記者が取材・執筆し、全国の20以上の新聞に掲載された特集記事「婚難の中で」を再編集して書籍化した本。
現代の結婚問題全般を取り上げた本。
〇30代・40代の婚活。
〇60歳以上の婚活。
〇親の代理婚活。
〇妊活(卵子凍結、精子バンク)。
〇コロナ禍における婚活。
こういう本を読むと、30歳で結婚できて、2人の子供に恵まれて、本当に幸せだと思う。
そして、一人でも多くの人に幸せになってほしいと思う。
お薦めです。
様々なワークショップと並行して、来年上演する新作の2本目を執筆中です。
本日、全12場中、10場の半ばまで到達。
何とか今月いっぱいで完成させたいと思っています。
頑張ります。
筋野茜+尾原佐和子+井上詞子『ルポ婚難の時代』(光文社新書)読了。
ルポ 婚難の時代 悩む親、母になりたい娘、夢見るシニア (光文社新書)
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2021/03/16
- メディア: 新書
共同通信社の3人の記者が取材・執筆し、全国の20以上の新聞に掲載された特集記事「婚難の中で」を再編集して書籍化した本。
現代の結婚問題全般を取り上げた本。
〇30代・40代の婚活。
〇60歳以上の婚活。
〇親の代理婚活。
〇妊活(卵子凍結、精子バンク)。
〇コロナ禍における婚活。
こういう本を読むと、30歳で結婚できて、2人の子供に恵まれて、本当に幸せだと思う。
そして、一人でも多くの人に幸せになってほしいと思う。
お薦めです。
様々なワークショップと並行して、来年上演する新作の2本目を執筆中です。
本日、全12場中、10場の半ばまで到達。
何とか今月いっぱいで完成させたいと思っています。
頑張ります。
スパイ・ゲーム [映画]
7月25日(日)
トニー・スコット監督『スパイ・ゲーム』(2001年)WOWOWで鑑賞。
1991年、CIA工作員のネイサン・ミュアー(ロバート・レッドフォード)は、定年退職の日を迎えた。
香港支局長のハリー・ダンカンから、かつての部下トム・ビショップ(ブラッド・ピット)が中国でスパイ容疑で逮捕されたと知らされる。
ビショップは許可なく中国人協力者を指揮して、蘇州刑務所に侵入していた。
ミュアーの同期であるフォルジャー工作担当次官のチームは、ビショップの事件の調査のため、ミュアーを尋問する。
1975年、ベトコンと協力していたラオス軍のハン=チェー将軍の暗殺作戦を指揮していたミュアーは、南ベトナム・ダナンの米軍基地でビショップに出会う。
ビショップは狙撃手として、暗殺作戦参加する……。
トニー・スコットは、『トップガン』(1986年)、『クリムゾン・タイド』(1995年)、『エネミー・オブ・アメリカ』(1998年)を監督した人。
傑作とまでは行かないが、質の高い映画が撮れる人で、『スパイ・ゲーム』もなかなかの出来。
ブラッド・ピットはデビュー当時、「ロバート・レッドフォード二世」と言われたが、本人と共演していたとは知らなかった。
2人ともカッコよかった。
お薦めです。
トニー・スコット監督『スパイ・ゲーム』(2001年)WOWOWで鑑賞。
1991年、CIA工作員のネイサン・ミュアー(ロバート・レッドフォード)は、定年退職の日を迎えた。
香港支局長のハリー・ダンカンから、かつての部下トム・ビショップ(ブラッド・ピット)が中国でスパイ容疑で逮捕されたと知らされる。
ビショップは許可なく中国人協力者を指揮して、蘇州刑務所に侵入していた。
ミュアーの同期であるフォルジャー工作担当次官のチームは、ビショップの事件の調査のため、ミュアーを尋問する。
1975年、ベトコンと協力していたラオス軍のハン=チェー将軍の暗殺作戦を指揮していたミュアーは、南ベトナム・ダナンの米軍基地でビショップに出会う。
ビショップは狙撃手として、暗殺作戦参加する……。
トニー・スコットは、『トップガン』(1986年)、『クリムゾン・タイド』(1995年)、『エネミー・オブ・アメリカ』(1998年)を監督した人。
傑作とまでは行かないが、質の高い映画が撮れる人で、『スパイ・ゲーム』もなかなかの出来。
ブラッド・ピットはデビュー当時、「ロバート・レッドフォード二世」と言われたが、本人と共演していたとは知らなかった。
2人ともカッコよかった。
お薦めです。
きっと、またあえる [映画]
7月25日(日)
ニテーシュ・ティワーリー監督『きっと、またあえる』(2019年)WOWOWで鑑賞。
アニはボンベイ工科大学出身で、息子のラーガヴも同大学を目指していたが、受験に失敗。
飛び降り自殺を図り、重傷を負ってしまう。
病院に駆けつけた元妻のマヤは、アニがラーガヴにプレッシャーをかけ過ぎたと責める。
ラーガヴは一命を取り留めるが、医師からは「生きようとする気力に欠けているため、このままでは危険」だと告げられる。
アニは、自分を負け犬と呼ぶラーガヴに対し、自分こそ負け犬だと言う。
1992年、ボンベイ工科大学に入学したアニは、学生寮「H4」の部屋を割り当てられる。
「H4」は、毎年開催される競技大会ゼネラル・チャンピオンシップで万年最下位で、「負け犬」と呼ばれていた……。
タイトルが『きっと、うまくいく』(2009年)によく似ているが、監督は『ダンガル/きっと、つよくなる』(2016年)のニテーシュ・ティワーリー。
『ダンガル』も『きっと、またあえる』も、そこそこおもしろいのだが、脚本の一部に甘さ、調子のよさ、ご都合主義があり、傑作になり損ねている。
ラージクマール・ヒラーニ監督の『きっと、うまくいく』の方がはるかに上。
しかし、インド映画の、徹底して娯楽性を追求する姿勢には、いつも感服させられる。
ヒロイン役のシュラッダー・カプールが美しかった。
ニテーシュ・ティワーリー監督『きっと、またあえる』(2019年)WOWOWで鑑賞。
アニはボンベイ工科大学出身で、息子のラーガヴも同大学を目指していたが、受験に失敗。
飛び降り自殺を図り、重傷を負ってしまう。
病院に駆けつけた元妻のマヤは、アニがラーガヴにプレッシャーをかけ過ぎたと責める。
ラーガヴは一命を取り留めるが、医師からは「生きようとする気力に欠けているため、このままでは危険」だと告げられる。
アニは、自分を負け犬と呼ぶラーガヴに対し、自分こそ負け犬だと言う。
1992年、ボンベイ工科大学に入学したアニは、学生寮「H4」の部屋を割り当てられる。
「H4」は、毎年開催される競技大会ゼネラル・チャンピオンシップで万年最下位で、「負け犬」と呼ばれていた……。
タイトルが『きっと、うまくいく』(2009年)によく似ているが、監督は『ダンガル/きっと、つよくなる』(2016年)のニテーシュ・ティワーリー。
『ダンガル』も『きっと、またあえる』も、そこそこおもしろいのだが、脚本の一部に甘さ、調子のよさ、ご都合主義があり、傑作になり損ねている。
ラージクマール・ヒラーニ監督の『きっと、うまくいく』の方がはるかに上。
しかし、インド映画の、徹底して娯楽性を追求する姿勢には、いつも感服させられる。
ヒロイン役のシュラッダー・カプールが美しかった。
黒武御神火御殿 [本]
7月24日(土)
宮部みゆき『黒武御神火御殿/三島屋変調百物語六之続』(毎日新聞出版)読了。
江戸時代。
江戸神田三島町の袋物屋・三島屋は、3年前から一風変わった百物語を続けている。
店の奥の「黒白の間」に、一人または一組の客を招き、客が体験した怪異を聞く。
聞き手は主人・伊兵衛の姪のおちかが勤めてきたが、嫁に行ったため、伊兵衛の次男の富次郎が後を継ぐことになった。
富次郎の最初の客は,なんと、幼馴染みの「お豆のはっちゃん」こと、神田佐久間町の豆腐屋・豆源の息子・八太郎だった……。
宮部みゆき氏の本はこれが67冊目。
「三島屋変調百物語」シリーズの6冊目で、『泣きぼくろ』『姑の墓』『同行二人』『黒武御神火御殿』の4編を収録。
短編集、と言いたいところだが、『黒武御神火御殿』は311ページもあるため、もはや長編と言ってもいいと思う。
全部で569ページで、読むのにまたしても3日かかった。
僕の好きな順は、『姑の墓』『同行二人』『泣きぼくろ』『黒武御神火御殿』。
今月は『忘れられた巨人』『熊と踊れ(上下)』『黒武御神火御殿』と、500ページを越える電話帳小説を4冊も読んだので、なかなか冊数が稼げません。
24日で、19冊。
残り1週間でスパートをかけたいと思います。
宮部みゆき『黒武御神火御殿/三島屋変調百物語六之続』(毎日新聞出版)読了。
江戸時代。
江戸神田三島町の袋物屋・三島屋は、3年前から一風変わった百物語を続けている。
店の奥の「黒白の間」に、一人または一組の客を招き、客が体験した怪異を聞く。
聞き手は主人・伊兵衛の姪のおちかが勤めてきたが、嫁に行ったため、伊兵衛の次男の富次郎が後を継ぐことになった。
富次郎の最初の客は,なんと、幼馴染みの「お豆のはっちゃん」こと、神田佐久間町の豆腐屋・豆源の息子・八太郎だった……。
宮部みゆき氏の本はこれが67冊目。
「三島屋変調百物語」シリーズの6冊目で、『泣きぼくろ』『姑の墓』『同行二人』『黒武御神火御殿』の4編を収録。
短編集、と言いたいところだが、『黒武御神火御殿』は311ページもあるため、もはや長編と言ってもいいと思う。
全部で569ページで、読むのにまたしても3日かかった。
僕の好きな順は、『姑の墓』『同行二人』『泣きぼくろ』『黒武御神火御殿』。
今月は『忘れられた巨人』『熊と踊れ(上下)』『黒武御神火御殿』と、500ページを越える電話帳小説を4冊も読んだので、なかなか冊数が稼げません。
24日で、19冊。
残り1週間でスパートをかけたいと思います。
俺たちニュースキャスター [映画]
7月24日(土)
アダム・マッケイ監督『俺たちニュースキャスター』(2004年)NETFLIXで鑑賞。
1970年代、アメリカ・サンディエゴ。
ロン・バーガンディ(ウィル・フェレル)は地元のテレビ局の「チャンネル・ニュース4」のニュースキャスター。
ブライアン(ポール・ラッド)、ブリック(スティーヴ・カレル)、チャンプ(デヴィッド・ケックナー)らとチームを組んで、番組を製作していた。
そこへ、ニュースキャスター志望のヴェロニカ(クリスティナ・アップルゲイト)が入社してくる。
ロン以外の3人が次々とアタックするが、皆撃沈。
最後にロンがアタックし、見事に恋人となる。
ところが、ヴェロニカがキャスターに昇格した途端、二人の仲がギクシャクし始める……。
原題は『Anchorman: The Legend of Ron Burgundy』。
アメリカのテレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』で人気を博したウィル・フェレル主演のコメディ映画。
監督も『サタデー・ナイト・ライブ』で脚本・俳優・ディレクターを務めていたアダム・マッケイ。
ウィル・フィレルこそは今のアメリカを代表するコメディアンだが、日本での認知度はまだまだ低い。
これと言ったヒット作がないからだ。
『ズーランダー』(2001年)、『プロデューサーズ』(2005年)、『奥さまは魔女』(2005年)、『ズーランダー2』(2016年)はおもしろかったが、すべて脇役。
主演作はいずれも質が高くない。
この映画など、ひどいものだ。
2013年に続編『俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク』が作られた。
見る気がしない。
アダム・マッケイ監督『俺たちニュースキャスター』(2004年)NETFLIXで鑑賞。
1970年代、アメリカ・サンディエゴ。
ロン・バーガンディ(ウィル・フェレル)は地元のテレビ局の「チャンネル・ニュース4」のニュースキャスター。
ブライアン(ポール・ラッド)、ブリック(スティーヴ・カレル)、チャンプ(デヴィッド・ケックナー)らとチームを組んで、番組を製作していた。
そこへ、ニュースキャスター志望のヴェロニカ(クリスティナ・アップルゲイト)が入社してくる。
ロン以外の3人が次々とアタックするが、皆撃沈。
最後にロンがアタックし、見事に恋人となる。
ところが、ヴェロニカがキャスターに昇格した途端、二人の仲がギクシャクし始める……。
原題は『Anchorman: The Legend of Ron Burgundy』。
アメリカのテレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』で人気を博したウィル・フェレル主演のコメディ映画。
監督も『サタデー・ナイト・ライブ』で脚本・俳優・ディレクターを務めていたアダム・マッケイ。
ウィル・フィレルこそは今のアメリカを代表するコメディアンだが、日本での認知度はまだまだ低い。
これと言ったヒット作がないからだ。
『ズーランダー』(2001年)、『プロデューサーズ』(2005年)、『奥さまは魔女』(2005年)、『ズーランダー2』(2016年)はおもしろかったが、すべて脇役。
主演作はいずれも質が高くない。
この映画など、ひどいものだ。
2013年に続編『俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク』が作られた。
見る気がしない。
バルーン/奇蹟の脱出飛行 [映画]
7月23日(金)
ミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ監督『バルーン/奇蹟の脱出飛行』(2018年)WOWOWで鑑賞。
1979年、東ドイツ。
ペーター・シュトレルツィク(フリードリヒ・ミュッケ)とギュンター・ヴェッツェル(ダフィット・クロス)は、それぞれの妻子とともに手作りの熱気球で西ドイツに亡命する計画を立てていた。
しかし、決行の直前、ギュンターは2家族の8人が乗るのは無理と判断し、計画を降りる。
ペーターは妻、二人の息子と実行するが、上空でガス管が凍結してしまったため、国境の200メートル手前で墜落してしまう。
4人は残骸を残して帰宅。
通報を受けた秘密警察「シュタージ」のザイデル中佐(トーマス・クレッチマン)は、直ちに捜査を開始する……。
ドイツ・フランス・アメリカの合作映画。
実話をもとにした映画。
1979年に起きた事件で、1982年にウォルト・ディズニー・プロダクションが『気球の8人』というタイトルで映画化した。
今回が二度目の映画化だが、出来は非常に良い。
実際に気球で脱出した家族がコンサルタントとして参加し、多少の脚色はあるものの、基本的に実話通りの内容になっているらしい。
最初から最後まで緊張感が高く、まさに手に汗握った。
お薦めです。
御茶ラボ・ワークショップ「成井豊の初級演技講座」の4回目、最終回。
メニューは、発声練習、二人組朗読、ディベート、台本練習。
3時間×4回と時間が短かったにもかかわらず、3人の参加者は全員、大きく成長してくれました。
人数が少なかったからこそ、濃密な稽古ができたのだと思います。
そして、何より、楽しかった。
来週は「中級」、頑張ります!
ミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ監督『バルーン/奇蹟の脱出飛行』(2018年)WOWOWで鑑賞。
1979年、東ドイツ。
ペーター・シュトレルツィク(フリードリヒ・ミュッケ)とギュンター・ヴェッツェル(ダフィット・クロス)は、それぞれの妻子とともに手作りの熱気球で西ドイツに亡命する計画を立てていた。
しかし、決行の直前、ギュンターは2家族の8人が乗るのは無理と判断し、計画を降りる。
ペーターは妻、二人の息子と実行するが、上空でガス管が凍結してしまったため、国境の200メートル手前で墜落してしまう。
4人は残骸を残して帰宅。
通報を受けた秘密警察「シュタージ」のザイデル中佐(トーマス・クレッチマン)は、直ちに捜査を開始する……。
ドイツ・フランス・アメリカの合作映画。
実話をもとにした映画。
1979年に起きた事件で、1982年にウォルト・ディズニー・プロダクションが『気球の8人』というタイトルで映画化した。
今回が二度目の映画化だが、出来は非常に良い。
実際に気球で脱出した家族がコンサルタントとして参加し、多少の脚色はあるものの、基本的に実話通りの内容になっているらしい。
最初から最後まで緊張感が高く、まさに手に汗握った。
お薦めです。
御茶ラボ・ワークショップ「成井豊の初級演技講座」の4回目、最終回。
メニューは、発声練習、二人組朗読、ディベート、台本練習。
3時間×4回と時間が短かったにもかかわらず、3人の参加者は全員、大きく成長してくれました。
人数が少なかったからこそ、濃密な稽古ができたのだと思います。
そして、何より、楽しかった。
来週は「中級」、頑張ります!
カンフーリーグ [映画]
7月23日(金)
ジェフ・ラウ監督『カンフーリーグ』(2018年)WOWOWで鑑賞。
フェイ・インション(シュー・ヤーシン)は、チャイナ・アルファ・サイエンス社の漫画部門で働く男。
同僚のバオアー(マイ・ディナ)に片思いしていて、処女作の「カンフーリーグ」を描き上げ、手紙と共にプレゼントしようと決心する。
同社で掃除婦をする叔母のイン(キングダム・ユン)からは、バオアーの従兄のチャン社長(チャン・チーウェン)に先を越されるなと発破をかけられる。
ところが、インションがバオアーのカバンに手紙を隠したところを他の社員に見つかり、泥棒と疑われてしまう。
逃げ出したインションは、公園で、「カンフーリーグ」に登場するカンフーの達人達に、バオアーとの恋を手助けしてほしいと祈る。
やがてインションの前に、広東省佛山寶芝林のウォン・フェイフォン(チウ・マンチェク)、精武門のチェン・ジェン(チャン・クォックワン)、その師匠で秘宗拳のフォ・ユェンジャア(アンディ・オン)、詠春拳のイップ・マン(デニス・トー)が現れる……。
原題は『功夫聯盟』、英題は『Kung Fu League』。
ウォン・フェイフォンは『ワンス・アポン・イン・チャイナ』でジェット・リーが演じた人物。
チェン・ジェンとは、『ドラゴン怒りの鉄拳』でブルース・リーが演じた人物。
フォ・ユェンジャアは知らないが、イップマンはもちろん『イップマン』シリーズの主人公。
というふうに、カンフー映画のお馴染みの人たちが登場するのが何とも楽しい。
ブルース・リーは、『イップマン』シリーズでも同役を演じ、もはやブルース・リー専門俳優と言っていいチャン・クォックワンが今作にも登場。
映画自体は話の展開がメチャクチャで、全く評価できない。
チャウ・シンチーが監督していれば、傑作になったかもしれない。
ヒロイン役のマイ・ディナが可愛かった。
ジェフ・ラウ監督『カンフーリーグ』(2018年)WOWOWで鑑賞。
フェイ・インション(シュー・ヤーシン)は、チャイナ・アルファ・サイエンス社の漫画部門で働く男。
同僚のバオアー(マイ・ディナ)に片思いしていて、処女作の「カンフーリーグ」を描き上げ、手紙と共にプレゼントしようと決心する。
同社で掃除婦をする叔母のイン(キングダム・ユン)からは、バオアーの従兄のチャン社長(チャン・チーウェン)に先を越されるなと発破をかけられる。
ところが、インションがバオアーのカバンに手紙を隠したところを他の社員に見つかり、泥棒と疑われてしまう。
逃げ出したインションは、公園で、「カンフーリーグ」に登場するカンフーの達人達に、バオアーとの恋を手助けしてほしいと祈る。
やがてインションの前に、広東省佛山寶芝林のウォン・フェイフォン(チウ・マンチェク)、精武門のチェン・ジェン(チャン・クォックワン)、その師匠で秘宗拳のフォ・ユェンジャア(アンディ・オン)、詠春拳のイップ・マン(デニス・トー)が現れる……。
原題は『功夫聯盟』、英題は『Kung Fu League』。
ウォン・フェイフォンは『ワンス・アポン・イン・チャイナ』でジェット・リーが演じた人物。
チェン・ジェンとは、『ドラゴン怒りの鉄拳』でブルース・リーが演じた人物。
フォ・ユェンジャアは知らないが、イップマンはもちろん『イップマン』シリーズの主人公。
というふうに、カンフー映画のお馴染みの人たちが登場するのが何とも楽しい。
ブルース・リーは、『イップマン』シリーズでも同役を演じ、もはやブルース・リー専門俳優と言っていいチャン・クォックワンが今作にも登場。
映画自体は話の展開がメチャクチャで、全く評価できない。
チャウ・シンチーが監督していれば、傑作になったかもしれない。
ヒロイン役のマイ・ディナが可愛かった。
もっと知りたいイサム・ノグチ [本]
7月22日(木)
新見隆『もっと知りたいイサム・ノグチ』(東京美術)読了。
武蔵野美術大学造形学部教養文化・学芸員課程教授の新見隆が、彫刻家イサム・ノグチの生涯と作品を解説する。
イサム・ノグチは1904年、ロサンジェルス生まれの日系アメリカ人。
父は日本人詩人の野口米次郎、母はアメリカ人作家のレオニー・ギルモア。
1907年、母レオニーと来日し、米次郎と同居。
米次郎は武田まつ子と結婚し、ノグチは野口勇として森村学園付属幼稚園に入園。
1913年からは母の姓であるイサム・ギルモアを名乗り、横浜市のセント・ジョセフ・インターナショナル・カレッジへ転入。
1918年、母の意思で単身でアメリカへ送られ、インディアナ州ローリング・プレーリーのインターラーケン校に入学。
同年、ラ・ポート高校に転学し、トップの成績で卒業。
スタンフォード在住の彫刻家ガットスン・ボーグラムの助手となる。
1923年、ニューヨークへ移り、コロンビア大学(医学部準備過程)に入学。
日本から帰ってきた母と同居し、レオナルド・ダ・ヴィンチ美術学校の夜間の彫刻クラスにも入学。
美術学校の校長オノリオ・ルオットロから彫刻に専念することを勧められる。
1927年、パリに留学し、彫刻家コンスタンティン・ブランクーシのアシスタントを務める。
これ以降は、彫刻家、造園家、作庭家、インテリアデザイナー、舞台芸術家として世界的に活躍した。
1950年、日本人女優・山口淑子(李香蘭)と結婚(1955年に離婚)。
1988年、心不全によりニューヨーク大学病院で84歳の生涯を閉じた。
前から知りたかったイサム・ノグチという人が、この本でやっと知ることができた。
ブランクーシと並ぶ抽象彫刻の第一人者だが、他のこともいっぱいやっていて、しかもどれも質が高い。
やはり凄い人だった。
山口淑子の元夫というのもビックリ。
この人のこと、もっと知りたいと思った。
お薦めです。
今日は、御茶ラボ・ワークショップ「成井豊の初級演技講座」の3回目。
発声練習、二人組朗読、エチュード、台本練習をやりました。
エチュードはインタビュー。
最初にお手本というか見本として、僕がやりました。
エチュードは本当に久しぶりでしたが、やっぱり楽しい。
いっぱいやりたかったけど、1回で我慢しました。
明日が最終回、頑張ります。
新見隆『もっと知りたいイサム・ノグチ』(東京美術)読了。
もっと知りたいイサム・ノグチ 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
- 作者: 新見 隆
- 出版社/メーカー: 東京美術
- 発売日: 2021/04/30
- メディア: 単行本
武蔵野美術大学造形学部教養文化・学芸員課程教授の新見隆が、彫刻家イサム・ノグチの生涯と作品を解説する。
イサム・ノグチは1904年、ロサンジェルス生まれの日系アメリカ人。
父は日本人詩人の野口米次郎、母はアメリカ人作家のレオニー・ギルモア。
1907年、母レオニーと来日し、米次郎と同居。
米次郎は武田まつ子と結婚し、ノグチは野口勇として森村学園付属幼稚園に入園。
1913年からは母の姓であるイサム・ギルモアを名乗り、横浜市のセント・ジョセフ・インターナショナル・カレッジへ転入。
1918年、母の意思で単身でアメリカへ送られ、インディアナ州ローリング・プレーリーのインターラーケン校に入学。
同年、ラ・ポート高校に転学し、トップの成績で卒業。
スタンフォード在住の彫刻家ガットスン・ボーグラムの助手となる。
1923年、ニューヨークへ移り、コロンビア大学(医学部準備過程)に入学。
日本から帰ってきた母と同居し、レオナルド・ダ・ヴィンチ美術学校の夜間の彫刻クラスにも入学。
美術学校の校長オノリオ・ルオットロから彫刻に専念することを勧められる。
1927年、パリに留学し、彫刻家コンスタンティン・ブランクーシのアシスタントを務める。
これ以降は、彫刻家、造園家、作庭家、インテリアデザイナー、舞台芸術家として世界的に活躍した。
1950年、日本人女優・山口淑子(李香蘭)と結婚(1955年に離婚)。
1988年、心不全によりニューヨーク大学病院で84歳の生涯を閉じた。
前から知りたかったイサム・ノグチという人が、この本でやっと知ることができた。
ブランクーシと並ぶ抽象彫刻の第一人者だが、他のこともいっぱいやっていて、しかもどれも質が高い。
やはり凄い人だった。
山口淑子の元夫というのもビックリ。
この人のこと、もっと知りたいと思った。
お薦めです。
今日は、御茶ラボ・ワークショップ「成井豊の初級演技講座」の3回目。
発声練習、二人組朗読、エチュード、台本練習をやりました。
エチュードはインタビュー。
最初にお手本というか見本として、僕がやりました。
エチュードは本当に久しぶりでしたが、やっぱり楽しい。
いっぱいやりたかったけど、1回で我慢しました。
明日が最終回、頑張ります。