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見て学ぶアメリカ文化とイギリス文化 [本]

9月30日(木)
藤枝善之『見て学ぶアメリカ文化とイギリス文化』(SCREEN新書)読了。

映画で教養をみがく 見て学ぶ アメリカ文化とイギリス文化 (SCREEN新書)

映画で教養をみがく 見て学ぶ アメリカ文化とイギリス文化 (SCREEN新書)

  • 作者: 藤枝善之
  • 出版社/メーカー: 近代映画社
  • 発売日: 2012/11/22
  • メディア: 新書


京都外国語大学教授で、映画英語教育学会理事の藤枝善之が、アメリカ・イギリスの映画30本に描かれた文化現象を解説する。

30本中7本、見てなかった。
しかし、取り上げられた文化現象は皆知っていることばかりで、あまりタメにならなかった。
若い人向けの本だと思われる。

ナッポス・プロデュース『トリツカレ男』の稽古16日目。
10・11・12・13場の動き付け、10~13場の通し、ダンス・パフォーマンス・歌の復習をしました。
その後は、基礎練習の4回目。
二人組朗読と、『トリツカレ男』の8場の読み合わせをしました。
二人組朗読のテキストは太宰治『走れメロス』だったのですが、4回やって、みんなとてもうまくなりました。
楽しい自分として語ることができるようになってきました。
で、そんな自分で、8場の「ジュゼッペ」を演じてもらいました。
以上で基礎練習はおしまい。
これが『トリツカレ男』に活かせると良いのですが。

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ハッピー・デス・デイ2U [映画]

9月30日(木)
クリストファー・ランドン監督『ハッピー・デス・デイ2U』(2019年)NETFLIXで鑑賞。

ハッピー・デス・デイ 2U [Blu-ray]

ハッピー・デス・デイ 2U [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • 発売日: 2020/06/24
  • メディア: Blu-ray


9月19日火曜日。
車の中で目覚めたライアン(フィー・ヴ)は、寮の自分の部屋に戻ったところ、ルームメイトのカーター(イズラエル・ブルサード)とその彼女のツリー(ジェシカ・ローテ)がいちゃついているところに出くわしてしまう。
二人に部屋を追い出されたライアンは、研究仲間のサマー(スラージ・シャルマ)とドレー(サラ・ヤーキン)と共に、実験的量子反応炉の改良を再開。
ところが、学部長のブロンソンによってプロジェクトは中止させられてしまう。
その研究が何度か大学に停電を引き起こしたためだった。
意気消沈したライアンは、使われていない研究室で、ベイビーフェイスのマスクを被った何者かに殺されてしまう……。
と、そこで、再び19日火曜日に目が覚めた……。

『ハッピー・デス・デイ』(2017年)の続編で、前作のラストシーンの直前から始まる。
2年の間が空いているが、出演者は全員続投。
主人公はライアンに交替したのかと思ったら、途中からしっかりツリーになる。
今回の脚本はクリストファー・ランドンだが、前回の設定に新たに「並行世界」というSF的要素を持ち込み、質の低下を防いだ。
が、興行成績は残念なことに、前作ほど振るわなかったらしい。
3作目の構想は既にあるようだが、作られるかどうかは不明。

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切なくそして幸せな、タピオカの夢 [本]

9月29日(水)
吉本ばなな『切なくそして幸せな、タピオカの夢』(幻冬舎)読了。

切なくそして幸せな、タピオカの夢 (幻冬舎単行本)

切なくそして幸せな、タピオカの夢 (幻冬舎単行本)

  • 作者: 吉本ばなな
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2018/07/25
  • メディア: Kindle版


吉本ばななのエッセイ。
挿絵はSoupy Tang。

吉本ばなな氏の本はこれが46冊目。
エッセイは2冊目。
吉本氏の父上について、息子さんについて語ったエッセイ。
挿絵付きで79ページと、非常に薄い本。
Soupy Tang氏の絵が上質なヘタウマで、色使いがすばらしい。
イギリスの方らしい。
お薦めです。

ナッポス・プロデュース『トリツカレ男』稽古15日目。
ダンス振付の2回目。
川崎悦子先生と、アシスタントの本田さんが来て、ラストのダンスの振付をしてくれました。
最初に本田さんが再演の振付をしてくれたのですが、それを川崎先生が大幅に変更。
元の振りは3割くらいしか残りませんでした。
乞ご期待!
その後は、7・8・9場の復習、パフォーマンスの復習をして、7~9場を通しました。
畑中智行の「トト」には笑わされっぱなしでした。
野田裕貴くんの「ジュゼッペ」も、「さすらいの医師ブラックジャック」を演じるところがおもしろいおもしろい!
早くお客さんにお見せしたいです。
こっちも乞ご期待!

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ハッピー・デス・デイ [映画]

9月29日(水)
クリストファー・ランドン監督『ハッピー・デス・デイ』(2017年)NETFLIXで鑑賞。

ハッピー・デス・デイ [Blu-ray]

ハッピー・デス・デイ [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • 発売日: 2020/06/24
  • メディア: Blu-ray


9月18日月曜日。
テレサ・ゲルブマン、通称「ツリー」(ジェシカ・ローテ)は同じ大学の男子寮に住むカーター・デイヴィス(イズラエル・ブルサード)の部屋で目を覚ます。
前夜、大酒を飲み、カーターの部屋に泊まったのだ。
18日はツリーの誕生日。
父親との昼食の約束をすっぽかし、ルームメイトのロリ(ルビー・モディーン)が作ってくれたケーキをゴミ箱に捨て、既婚者のグレゴリー・バトラー教授(チャールズ・エイトキン)との不倫を楽しんだ。
その夜、パーティー会場に向かっていたツリーは、トンネル内で、大学のマスコットであるベビーのお面をつけた人物に殺されてしまう。
次の瞬間、ツリーは目が覚める。
そこはカーターの部屋で、時計は9月18日の朝を示していた……。

いわゆる「時間ループもの」の佳作。
ヒロインの性格が悪すぎて、感情移入は出来なかったが、スコット・ロブデルの脚本がすばらしく、随所でうならされた。
480万ドルの製作費で、全世界で1億2500万ドルの興行収入を記録したらしい。
『Happy Death Day』というタイトルもすばらしい。
お薦めです。

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ブルックリンの少女 [本]

9月28日(火)
ギヨーム・ミュッソ『ブルックリンの少女』(集英社文庫)読了。

ブルックリンの少女 (集英社文庫)

ブルックリンの少女 (集英社文庫)

  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2018/06/21
  • メディア: 文庫


ラファエル・バルテルミは人気作家。
婚約者のアンナ・ベッケルと、結婚式を三週間後に控え、コートダジュールに旅行に行く。
アンナは小児科の研修医だったが、過去も家族も、ラファエルに隠していた。
ラファエルが強く迫ると、写真を出して、「これはわたしがやったこと」と言った。
写真には、3つの焼死体が写っていた。
ショックを受けたラファエルは部屋を飛び出す。
冷静になって部屋に戻ると、アンナは消えていた。
パリに戻り、アンナのマンションへ行くと、中は空。
アンナは完全に姿を消してしまった……。

非常に良く出来たミステリー。
ギヨーム・ミュッソは1974年、フランスのアンティーブ生まれ。
高校教師を経て、2001年に作家デビュー。
2004年に『メッセージ/そして、愛が残る』が大ヒット(2009年にハリウッドで映画化)。
以来、ヒットを連発し、フランスを代表する人気作家となる。
韓国映画『あなた、そこにいてくれますか?』(2016年)も、原作はミュッソの小説。
僕はそうとは知らずにこの映画を見て、感動していた。
ぜひとも原作を読んでみたい。
お薦めです。

ナッポス・プロデュース『トリツカレ男』稽古14日目。
衣裳合わせ、ダンス・パフォーマンスの復習、4・5・6場の復習、4~6場の通しをやりました。
衣裳は予想以上にカラフルでビックリ。
なんと、一番派手なのは、「アンナ」でした。
「ペチカ」と「ニーナ」も可愛い。
「ロミオ」「セルジオ」「アントニオ」もカッコイイ。
目で見ても楽しい『トリツカレ男』。
お楽しみに!

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ソウル・キッチン [映画]

9月28日(火)
ファティ・アキン監督『ソウル・キッチン』(2009年)WOWOWで鑑賞。

ソウル・キッチン [DVD]

ソウル・キッチン [DVD]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2011/08/26
  • メディア: DVD


ドイツ、ハンブルク。
ギリシア系ドイツ人のジノス・カザンザキス(アダム・ボウスドウコス)はレストラン「ソウル・キッチン」の若き経営者。
ある日、服役中の兄イリアス(モーリッツ・ブライブトロイ)がやってきて、店で雇えと言う。
仮出所のために勤め先が必要で、名目だだけで働く気はないと言う。
ジノスは、恋人ナディーン・クルーガー(フェリーネ・ロッガン)と別れたばかりで落ち込んでいたが、渋々承諾する。
さらに、、税務署や衛生局に目をつけられた上、重い物を運ぼうとして、椎間板ヘルニアを発症。
止むを得ず、高級店をクビになった天才シェフ、シェイン・ヴァイス(ビロル・ユーネル)を雇い入れる。
しかし、シェインの作る料理はあまりにも上品で、客は次第に減っていく……。

ドイツ・フランス・イタリアの合作映画で、原題は『Soul Kitchen』。
コメディ映画だが、ベタ過ぎて、あまり笑えなかった。
しかし、ハンブルクでギリシア人が営むレストランという設定はおもしろく、ファティ・アキン監督のセンスを感じた。
ファティ・アキンは1973年、ハンブルクでトルコ移民の二世として生まれた。
2004年、『愛より強く』が第54回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞。
2007年、『そして、私たちは愛に帰る』が第60回カンヌ国際映画祭で脚本賞と観客賞を受賞。
2009年、『ソウル・キッチン』がヴェネツィア国際映画祭で審査員特別賞を受賞。
つまり、36歳にして世界三大映画祭すべてで賞を獲得した人。
確かに『そして、私たちは愛に帰る』はなかなかおもしろかった。
まずはそちらを見るべき。


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はちどり [映画]

9月27日(月)
キム・ボラ監督『はちどり』(2018年)WOWOWで鑑賞。

はちどり [Blu-ray]

はちどり [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • 発売日: 2021/04/28
  • メディア: Blu-ray


1994年、ソウル。
14歳の少女ウニ(パク・ジフ)は、両親や姉兄と集合団地で暮らしている。
学校になじめない彼女は、別の学校に通う親友と悪さをしたり、男子生徒や後輩の女子とデートをしたりしている。
両親は小さな餅屋を営んでいて、たまに手伝いに駆り出される。
兄はしばしばウニに暴力を振るう。
ある日、ウニが通う漢文塾に、女性教師ヨンジ(キム・セビョク)がやってくる。
ヨンジの不思議な雰囲気に、ウニは強く惹かれた……。

韓国・アメリカ合作映画で、英語タイトルは『House of Hummingbird』。
本作が初長編となるキム・ボラ監督が、自身の少女時代の体験をもとに描き、世界各地の映画祭で数々の賞を受賞した。
韓国映画にしては珍しい、派手な事件が起きない、静かな映画。
14歳の少女の日常を、小さなエピソードの積み重ねで描く。
しかし、印象に残るエピソードが特になく、僕には退屈だった。

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ハンターキラー潜航せよ [映画]

9月26日(日)
ドノヴァン・マーシュ監督『ハンターキラー潜航せよ』(2018年)NETFLIXで鑑賞。

ハンターキラー 潜航せよ [Blu-ray]

ハンターキラー 潜航せよ [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ギャガ
  • 発売日: 2021/02/03
  • メディア: Blu-ray


ロシア領バレンツ海で、アメリカ海軍潜水艦USSタンパベイが撃沈され、消息を絶つ。
軍上層部は詳細を調べるため、ジョー・グラス艦長(ジェラルド・バトラー)の指揮する潜水艦USSアーカンソーの派遣をする。
一方、ロシア連邦のニコライ・ザカリン大統領(アレクサンドル・ディアチェンコ)は、北海に面したコラ半島のポリャルヌイ海軍基地を訪れていたが、ドミトリー・ドゥーロフ国防大臣(ミハイル・ゴアドゥロフ)の率いるタカ派がクーデターを起こし、身柄を拘束されてしまう。
事態を察知したアメリカ海軍のジョン・フィスク少将(コモン)は、ザカリン大統領を救出する作戦を立案し、アーカンソーを現地に派遣する……。

原題は『Hunter Killer』。
ドン・キースと米海軍潜水艦の元艦長ジョージ・ウォレスが2012年に発表した小説『Final Bearing』(『The Hunter Killer Series』の第1巻)の映画化。
クーデターによって監禁されたロシア大統領をアメリカ海軍が救出する、というとんでもない話だが、意外とよく出来ていて、楽しめた。
脇役で、ゲイリー・オールドマンが出演していたが、目立たなかった。

今年43回目のジョギング。
3,5キロ走って、0,8キロ歩いて、1,2キロ走りました。
3,5キロのタイムは、20分27秒。
前回より33秒遅くなってしまいましたが、今日はゆっくり走ろうと思ったので、問題ナシ。
ジョギング後は半袖半ズボンで過ごしていましたが、あまりにも涼しいので、夕方、長袖長ズボンに着替えました。
夏は終わってしまったのですね。

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ボディ・バンク [映画]

9月26日(日)
マイケル・アプテッド監督『ボディ・バンク』(1997年)GYAOで鑑賞。

Extreme Measures [DVD]

Extreme Measures [DVD]

  • 出版社/メーカー: Whv
  • 発売日: 2000/06/12
  • メディア: DVD


ニューヨーク、マンハッタン。
ガイ・ルーサン(ヒュー・グラント)はグラマシー総合病院のER(緊急医療室)の医師。
看護師のジョディ・トラメル(サラ・ジェシカ・パーカー)と共に、激務をこなしている。
ある夜、一人の男が運び込まれてくる。
男は激しい発作を繰り返して、間もなく死亡。
ガイは責任を感じて、男のリストバンドをもとに死因を追究し始める……。

原題は『Extreme Measures』。
マイケル・パーマーの同名小説を映画化。
悪役はジーン・ハックマンで、デヴィッド・モース、ビル・ナン、J・K・シモンズ、映画監督のデヴィッド・クローネンバーグが出演。
ヒュー・グラントがシリアスなサスペンスの主役とは珍しいが、演技も、映画自体の出来もなかなか良い。
お薦めです。

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生命式 [本]

9月25日(土)
村田沙耶香『生命式』(河出書房新社)読了。

生命式

生命式

  • 作者: 村田沙耶香
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2019/10/25
  • メディア: Kindle版


葬儀の代わりに営まれる「生命式」は、死んだ人間を参列者が食べて、そこで出会った男女が「受精」に進む「死から生を生む」儀式。
池谷真保は上司の「生命式」に参列するが、上司の遺体の料理を食べる気になれない。
それは幼い頃、人間を食べることがタブーだったのを覚えているから。
しかし、飲み友達の山本が亡くなり、その遺体の調理を手伝うことになってしまい……。

村田沙耶香氏の本はこれが12冊目。
短編12を収録した短編集。
芥川賞を受賞した『コンビニ人間』より前に書かれたものが多く、そのせいか、出来は皆、今一つ。
発想は大胆だが、ドラマが作れないのが痛い。
12冊読んできて、『コンビニ人間』と『しろいろの街の、その骨の体温の』の2冊はおもしろかった。
もうすぐコンプリート出来る。

ナッポス・ユナイテッド『トリツカレ男』稽古12日目。
ダンスとパフォーマンスの復習をしました。
今日も振付の斉藤美明さんが来て、指導してくださいました。
みんな少しずつ上達しています。
終了後は、基礎練習の3回目。
2人組朗読、スピーチ、ディベートをやりました。
こちらも徐々に感情解放が進んできています。
今日で稽古の前半戦は終了。
明後日からの後半戦も頑張ります!


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