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埋もれない声優になる! [本]

5月14日(土)
長崎行男『埋もれない声優になる!』(星海社新書)読了。

埋もれない声優になる! 音響監督から見た自己演出論 (星海社新書)

埋もれない声優になる! 音響監督から見た自己演出論 (星海社新書)

  • 作者: 長崎 行男
  • 出版社/メーカー: 星海社
  • 発売日: 2022/03/24
  • メディア: 新書


音響監督・音楽プロデューサーとして、『ラブライブ!』シリーズや『ワッチャプリマジ!』を生み出してきた長崎行男が、声優志望者に向けて、業界の現状とプロになるための対策を解説する。

前半は解説、後半は有識者との対談。
対談相手は、
〇ボイストレーナー・青拓美
〇ダンス振付師・MIKA
〇声優・緒方恵美
〇声優・古川登志夫
などなど。
2年前から始まったコロナ禍によって、新人声優のデビューはほぼゼロになったらしい。
スタジオでの三密を避けるため、少人数で収録するようになり、それまで1日2本が限界だったベテラン声優が、5本も6本も引き受けられるようになった。
で、新人は不要になったのだ。
しかし、それではまずいと気づいた緒方恵美さんは、自身の私塾で無料で若手たちに教えているらしい。
実は、キャラメルボックスの真柴あずき、林貴子、森めぐみ、関根翔太は、その私塾で講師やコーチをやっている。
そのことは前から知っていたが、この本で緒方さんのお考えがわかり、その志に敬服した。
長崎氏の、声優に一番大切なのは気持ち、という考えにも、強く賛同する。
ためになる本。
お薦めです。

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白鳥とコウモリ [本]

5月13日(金)
東野圭吾『白鳥とコウモリ』(幻冬舎)読了。

白鳥とコウモリ

白鳥とコウモリ

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2021/04/07
  • メディア: ハードカバー


2017年、東京。
善良な弁護士、白石健介が遺体で発見された。
警視庁捜査一課の刑事・五代は、白石と関わりがあった、愛知県在住の倉木達郎に会いに行く。
倉木は犯行を認め、驚くべき動機を語った。
30年前に容疑者死亡で処理された殺人事件の犯人は自分であり、自殺した容疑者は冤罪だった。
その家族への贖罪のため、自分の遺産を譲渡したい、と白石に話を持ち掛けたところ、 白石から「自分が真犯人であることを告白すべきだ」と迫られ、殺害した。
しかし、白石の娘・美令も、倉木の息子・和真も、その自供が信じられなかった‥‥。

東野圭吾氏の本はこれが83冊目。
よくもまあ、こんなに複雑なストーリーを考えるものだ、と感心してしまった。
しかも、細かいところまで考え尽くされているため、ツッコミどころは皆無。
とにかく、上質なサスペンス。
お薦めです。

辻村深月シアター『かがみの孤城』『ぼくのメジャースプーン』の稽古36日目。
『ぼくのメジャースプーン』の6・7・8・9・10・11・12・1・2・3場の復習の後、第三回通し稽古。
上演時間は1時間56分ちょっと。
20秒ほど長くなりましたが、クライマックスが盛り上がり、全体的な質もグンと上がりました。
もう、いつでもお客さんにお見せできる状態です。
明日は稽古最終日。
頑張ります。


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増補図解いきなり絵がうまくなる本 [本]

5月12日(木)
中山繫信『増補図解いきなり絵がうまくなる本』(角川新書)読了。

増補 図解 いきなり絵がうまくなる本 (角川新書)

増補 図解 いきなり絵がうまくなる本 (角川新書)

  • 作者: 中山 繁信
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2021/08/10
  • メディア: Kindle版


建築家の中山繫信が、自身の経験を踏まえて、物、家、建物、景色のスケッチの上達法を伝授する。

平行透視図法と、一点透視図法を、イチから丁寧に教えてくれるので、この本の通りに練習すれば、上達は間違いない。
優れた教科書だと思った。
お薦めです。

辻村深月シアター『かがみの孤城』『ぼくのメジャースプーン』の稽古35日目。
『かがみの孤城』の3・4・5・6・7・8場の復習をして、第三回通し稽古。
上演時間は1時間54分弱。
非常に出来が良かったので、ダメ出しで褒めちぎってしまいました。
第二回より格段の進歩。
みんな、堂々と演技していて、カッコよかった。
しかし、油断しないで、さらなる進歩を目指します。

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煙の殺意 [本]

5月11日(水)
泡坂妻夫『煙の殺意』(講談社)読了。

煙の殺意 (1980年)

煙の殺意 (1980年)

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: -



煙の殺意 (創元推理文庫)

煙の殺意 (創元推理文庫)

  • 作者: 泡坂 妻夫
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2015/05/19
  • メディア: Kindle版


ミステリー作家・泡坂妻夫の短編集。
表題作他、7編を収録。

1980年に出版された本。
『米澤堂書店』で米澤穂信氏が絶賛していたので、図書館で借りて読んでみた。
確かにどれもよくできたミステリーだが、トリック偏重で、僕の好みではなかった。

辻村深月シアター『かがみの孤城』『ぼくのメジャースプーン』の稽古34日目。
『ぼくのメジャースプーン』の1・2・3・4・5場を復習して、第二回通し稽古。
上演時間は1時間56分ちょっとで、第一回とほとんど変わらず。
僕はこの芝居のクライマックスが大好きで、いつも泣いてしまいます。
田中亨くんと、岡田達也がとてもいいです。
ご期待ください!



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全国アホ・バカ分布考 [本]

5月10日(火)
松本修『全国アホ・バカ分布考』(太田出版)読了。

全国アホ・バカ分布考―はるかなる言葉の旅路 (新潮文庫)

全国アホ・バカ分布考―はるかなる言葉の旅路 (新潮文庫)

  • 作者: 修, 松本
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1996/11/29
  • メディア: 文庫


1992年、朝日放送の番組「探偵!ナイトスクープ」で放送された、「全国アホ・バカ分布図」の制作過程をドキュメンタリータッチで描く。

松本修氏の『全国チン・マン分布考』がおもしろかったので、その前作を読んでみた。
こちらも抜群のおもしろさ。
アホは関西、バカは関東という印象があるが、それは間違い。
「チン・マン」と同じく、京都で生まれた新しいた言葉が周囲に広まっていくという、方言周圏論がこれにも当てはまる。
その証拠に、アホが使用されるのは関西だけで、岡山以西はまたバカになるのだ。
つまり、バカは最初に京都で生まれ、京都の周囲に広まった後、今度はアホが京都で生まれたのだ。
松本氏の調査によれば、古い方から順番に、ホンジナシ、タクラダ、ホウケ、ダラ、ダボ、テレ・デレ、コ・コケ、ゴジャ、ボケ、タワケ、トロイ、ウトイ、アホウ、バカ、アンゴウ、アヤカリ、ノクテー、アホ。
バカとアホの語源まで調査して、見事に解明してみせた。
方言学会でも評価された、すばらしい発見。
とにかく滅茶苦茶おもしろかった。
お薦めです。

辻村深月シアター『かがみの孤城』『ぼくのメジャースプーン』の稽古33日目。
『かがみの孤城』の6~12場を復習して、第二回通し稽古。
上演時間は1時間54分50秒で、昨日の第一回とほぼ同じ。
しかし、出来は一段上がりました。
ミスがほとんどないのがすばらしい。
しかし、さらにブラッシュアップしていきたいと思います。
頑張ります。
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カミサマはそういない [本]

5月9日(月)
深緑野分『カミサマはそういない』(集英社)読了。

カミサマはそういない

カミサマはそういない

  • 作者: 深緑 野分
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2021/09/24
  • メディア: 単行本


ミステリー作家・深緑野分の短編集。
『伊藤が消えた』他6編を収録。
ただし、「カミサマはそういない」というタイトルの短編はない。

深緑野分氏の本はこれが6冊目。
初めて読んだ『戦場のコックたち』には強い衝撃を受けたが、この本はあまり感心しない出来だった。
どれもアイディア勝負の作品で、そのアイディアがみな今一つなのだ。
先日読んだ『この本を盗む者は』はファンタジーだったが、荒唐無稽すぎて、やはり楽しめなかった。
僕には合わない作家なのかもしない。

辻村深月シアター『かがみの孤城』『ぼくのメジャースプーン』の稽古31日目。
『かがみの孤城』の1~5場を復習した後、第一回通し稽古。
上演時間は1時間54分。
先週のランスルーより1分短くなりました。
出来も上々。
ただし、曲・効果音と演技がまだうまく合っていないところがあるので、要練習です。
明日も頑張ります。
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失われた岬 [本]

5月8日(日)
篠田節子『失われた岬』 (角川書店)読了。

失われた岬 (角川書店単行本)

失われた岬 (角川書店単行本)

  • 作者: 篠田 節子
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2021/10/29
  • メディア: Kindle版


2007年の冬。
60代の主婦・美都子は、長年の友人である清花と連絡が取れなくなった。
家族ぐるみの付き合いがあり、尊敬していた清花の身に何かあったのではと案じていたが、アメリカに留学中の清花の娘・愛子から連絡が来る。
両親の引っ越し先の北海道に来てみたが、2人とも居ないという。
美都子は直ちに北海道北部の港町・新小午田に向かった‥‥。

篠田節子氏の本はこれが53冊目。
単行本575ページと分厚い本だが、圧倒的におもしろくて、2日半で読み終わった。
ジャンル分けすれば、「科学ミステリー」とか「科学サスペンス」ということになるだろうが、謎の解明がとにかくやたらとおもしろく、ページを繰る手が止まらなかった。
それにしても、タイトルの『失われた岬』は地味すぎる。
僕なら『カムイヌフ岬のサラーム』にするが、これじゃ何だかわからないか。
お薦めです。
なお、これが今年100冊目の本。
いつもより大分遅いペースですが、300冊目指して頑張ります。

辻村深月シアター『かがみの孤城』『ぼくのメジャースプーン』の稽古31日目。
まずはダンス振付の5回目。
川崎悦子先生が来て、『かがみの孤城』のダンスとパフォーマンスの振り固め、『ぼくのメジャースプーン』のダンスとパフォーマンスの修正をしてくださいました。
3時間かけて、すべて完了。
17時より、『ぼくのメジャースプーン』の第一回通し稽古。
上演時間は、1時間56分30秒。
一昨日やったランスルーが2時間03分だったので、役者たちに「もっとテンホアップしてほしい」とお願いしたら、6分半短くしてくれました。
おかげで、とてもいいテンホになった。
1回目とは思えぬ出来になりました。
明日は『かがみの孤城』の第一回通し稽古。
とても楽しみになりました。
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三十代の初体験 [本]

5月5日(木)
羽田圭介『三十代の初体験』(主婦と生活社)読了。

三十代の初体験

三十代の初体験

  • 作者: 羽田圭介
  • 出版社/メーカー: 主婦と生活社
  • 発売日: 2021/11/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


三十代前半の小説家・羽田圭介が、様々な初体験に挑戦する。
週刊女性に、2017年から2020年まで連載されたエッセイを集めたもの。

挑戦したネタは、
〇ジェルネイル
〇アイロンビーズ
〇ミュージカル出演
〇高地トレーニング
〇猫レンタル
など全部で46。
卓球やジャズダンスはそのまま趣味にしてしまった。
学ぶことと、体を動かすことが大好きな人なのだと思う。
楽しめた。
お薦めです。

辻村深月シアター『かがみの孤城』『ぼくのメジャースプーン』の稽古28日目。
『かがみの孤城』の稽古12日目。
7~9場、10~12場復習した後、1~12場をランスルー。
途中止めなかったので、通し稽古になってしまいました。
上演時間は1時間55分ちょっと。
2時間を越えなかったので、台本のカットはせずに済みそうです。
初演はほぼ2時間だったので、これから演技が深くなっていくと、長くなるかもしれません。
が、2時間をオーバーしないように、気を付けようと思います。
頑張ります。
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人形姫 [本]

5月4日(木)
山本幸久『人形姫』(PHP研究所)読了。

人形姫

人形姫

  • 作者: 山本 幸久
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2021/12/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


森岡恭平は37歳、独身、彼女ナシ。
創業180年の「森岡人形」の8代目で、頭(かしら)師。
高校時代にボートでインターハイ優勝を成し遂げたため、数年前から母校のボート部のコーチをしている。
しかし、人形の売れ行きは落ち、職人たちも高齢化し、店は数年以内に潰れそう。
そんなある日、市内のフィリピンパブに勤めるクリシアが、頭師に弟子入りしたいと言ってきた‥‥。

山本幸久氏の本はこれが32冊目。
お仕事小説の名手が今回選んだのは、雛人形の店。
これにボート部を絡めて、少人数のチームのすばらしさを描く。
相変わらず、ため息が出るほどうまい。
強い感動はないが、読了後は大きな幸福感に包まれた。
お薦めです。

辻村深月シアター『かがみの孤城』『ぼくのメジャースプーン』の稽古27日目。
『ぼくのメジャースプーン』の稽古10日目。
尻取り稽古で、1場から9場までやりました。
この2本立てには、原田樹里、森めぐみ、石森美咲、山本沙羅と、キャラメルボックスの女優が4人出演しているのですが、みんな元気で、明るくて、のびのびと演じていて、とてもいい。
彼女たちのおかげで、稽古場の雰囲気も明るい。
本当に助かっています。
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最も危険なアメリカ映画 [本]

5月3日(火)
町山智浩『最も危険なアメリカ映画』(集英社)読了。

最も危険なアメリカ映画 (集英社文庫)

最も危険なアメリカ映画 (集英社文庫)

  • 作者: 町山 智浩
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/10/18
  • メディア: 文庫


アメリカ在住の映画評論家・町山智浩が、危険な思想を持つアメリカ映画18本を紹介・解説する。

取り上げられたのは、
〇『国民の創生』(1915年)
〇『滅び行く民族』(1925年)
〇『空軍力による勝利』(1943年)
などなど。
しかし、『バック・トゥー・ザ・フューチャー』と『フォレスト・ガンプ』が入っていたのには驚いた。
両作品は、60年代の公民権運動や、ベトナム戦争の暗部を意図的に避けている、というのだ。
当時はレーガン政権で、レーガンは古き良き50年代への回帰を訴えていた。
マーティがデロリアンで向かう、両親の青春時代も、50年代。
ロバート・ゼメキス監督は、レーガンの政治思想をバックにして、この2作を作った、と町山智浩氏は言う。
そうかなあ?
僕にはたまたまとしか思えないのだが。

辻村深月シアター『かがみの孤城』『ぼくのメジャースプーン』の稽古26日目。
『かがみの孤城』の11日目。
昨日の続きの「尻取り稽古」で、12場までやりました。
その後、1~3場、4~6場を通しました。
ダメ出しはとほとんどナシ。
いい感じで仕上がってきています。
お楽しみに!
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