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ねことことり [本]

7月23日(火)
たてのひろし/作+なかの真実/絵『ねことことり』(世界文化社)読了。

ねことことり

ねことことり

  • 出版社/メーカー: 世界文化社
  • 発売日: 2022/10/04
  • メディア: 単行本


長谷川義史『大阪うまいもんのうた』(佼成出版社)読了。

大阪うまいもんのうた

大阪うまいもんのうた

  • 出版社/メーカー: 佼成出版社
  • 発売日: 2009/09/03
  • メディア: ハードカバー


ケビン・ヘンクス『とってもいいひ』(BL出版)読了。

とってもいいひ

とってもいいひ

  • 出版社/メーカー: ビーエル出版
  • 発売日: 2008/02/01
  • メディア: ハードカバー


『ねことことり』は舘野鴻と中野真実の師弟によるハイパーリアリズムの絵本。
1ページ描くのに何日かかるか考えると、気が遠くなる。
『大阪うまんもんのうた』は長谷川義史の絵本。
予想通り、たこ焼き、イカ焼き、お好み焼きと粉ものばかりで、逆に大阪という街のB級ぶりが際立った。
『とってもいいひ』は幼児向けの絵本。
3作とも、絵本の世界では有名な作品らしい。
僕は『ねことことり』がお薦めです。

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選ばなかった冒険 [本]

7月20日(土)
岡田淳『選ばなかった冒険』(偕成社)読了。

選ばなかった冒険——光の石の伝説 (偕成社文庫)

選ばなかった冒険——光の石の伝説 (偕成社文庫)

  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 2010/11/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


小学生の学は、前の日、夜遅くまでテレビゲームをしていたため、授業中、眠くて仕方なかった。
担任の吉田先生は具合が悪いのではないかと思い、保健係のあかりに命じて、学を保健室に連れていかせる。
途中の階段で、学はあかりにゲームの話をする。
それは、父が買ってきた「光の石の伝説」というゲーム。
ふと気付くと、外は暗くなっていた。
慌てて階段を下りたが、いくら下りても一階に着かなかった‥‥。

岡田淳氏の本はこれが10冊目。
岡田氏の小説のタイトルには「冒険」の二文字がよく使われるが、中身がしっかり「冒険」になっているのはさすが。
しかし、本作はスケールが小さく、後半の盛り上がりに欠けた。

アミューズ+ナッポス・プロデュース『無伴奏ソナタ The Musical』稽古35日目。
頭から気になるポイントを稽古しました。
ラストに到達した後、カーテンコールの練習。
今日も川崎悦子先生が来て、いろいろアドバイスしてくれました。
稽古も残るは明日1日のみ。
頑張ります!
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客観性の落とし穴 [本]

7月19日(金)
村上靖彦『客観性の落とし穴』(ちくまプリマー新書)読了。

客観性の落とし穴 (ちくまプリマー新書)

客観性の落とし穴 (ちくまプリマー新書)

  • 作者: 村上靖彦
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2023/06/08
  • メディア: Kindle版


大阪大学大学院人間科学研究科教授・感染症総合教育研究拠点CiDER兼任教員の村上靖彦が、「客観性」「数値的なエビデンス」のみを真理とみなす現代の風潮に警鐘を鳴らす。

「数値的なエビデンス」は統計によって得られるが、その歴史はたかだか200年に過ぎない。
それのみを真理と見なしてしまっていいのか?
統計から零れ落ちる一つ一つの数値の裏側にある事情も間違いなく真実なのではないか?
ちくまプリマー新書は若い人たち向けのレーベルだが、年寄りの僕にも非常にタメになった。
お薦めです。

アミューズ+ナッポス・プロデュース『無伴奏ソナタ The Musical』稽古34日目。
第3回通し稽古。
今日は衣裳付きでした。
早替えの間に合わない箇所が2つ見つかり、修正が必要になりました。
また、歌詞の修正も必要になり、これから考えます。
頑張ります!
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踏切の幽霊 [本]

7月18日(木)
高野和明『踏切の幽霊』(文藝春秋)読了。

踏切の幽霊

踏切の幽霊

  • 作者: 高野 和明
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2022/12/13
  • メディア: 単行本


1994年、下北沢。
下北沢三号踏切では、電車の緊急停止が頻発していた。
運転手は踏切に立ち入る人の姿を見たが、付近を調べても誰もいない‥‥。
しかし、その踏切で長い髪の女性の上半身だけが浮いている写真が、月刊女性の友の編集部に送られてきた。
記者の松田は、その写真から心霊特集の記事を任され、取材を開始する‥‥。

高野和明氏の本はこれが8冊目。
2011年、『ジェノサイド』で第145回直木三十五賞候補、第2回山田風太郎賞受賞、第33回吉川英治文学新人賞候補、第9回本屋大賞第2位、第65回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)受賞の後、しばらく新刊が出なかった。
が、2023年に『踏切の幽霊』を出し、第169回直木三十五賞候補となった。
タイトル通りの中身で、はっきり言ってありきたりな題材だが、読んでビックリ、非常に質の高いホラー小説で、「あっぱれ!」「高野和明健在!」と感心した。
お薦めです。

午前は今年40回目のジョギング。
3,6キロ走って、1,1キロ歩いて、2,3キロ走りました。
3,6キロのタイムは、20分31秒。
前回より3秒遅くなってしまいました。
午後は市役所へ行き、障害者手帳をもらってきました。
これにより、私は第四級の聴覚障害者となりました。
生まれて初めて手にした障害者手帳、実物は手帳でなく、カードとビニール製のカード入れでした。
四級障害者は、都営地下鉄、都営バス、NHK受信料が0円になります。
また、民営バスも半額になります。
補聴器を買う時も、市から助成金が出ます。
これまでは相手の声が聞き取りにくくてもなかなか聞き返せなかったのですが、明日からはちょっと自信を持って聞き返せると思います。
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植物少女 [本]

7月17日(水)
朝比奈秋『植物少女』(朝日新聞出版)読了。

植物少女

植物少女

  • 作者: 朝比奈 秋
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2023/01/10
  • メディア: Kindle版


美桜が生まれた時からずっと母は植物状態でベッドに寝たきりだった。
母は出産の際、脳卒中を起こし、大脳が壊死してしまった。
が、それ以外は無事だったため、命を取り留め、意識は戻らないが、口から食事ができた。
美桜は毎日お見舞いに行き、すべてを母に話した。
やがて高校生になると、美桜は母に不満をぶつけ、無理やりマカロンを食べさせたり、耳にピアスの穴を開けたりした‥‥。

朝比奈秋氏は1981年、京都府出身。
2021年、現役の医師として働きながら執筆した『塩の道』で第7回林芙美子文学賞を受賞し、デビュー。
2023年、『植物少女』で第36回三島由紀夫賞を受賞。
同年、『あなたの燃える左手で』で第51回泉鏡花文学賞、第45回野間文芸新人賞を受賞。
2024年、『サンショウウオの四十九日』で第171回芥川龍之介賞受賞。
まさに新進気鋭の作家で、初めて読んだ本作もおもしろかった。
純文学だが、わかりやすくて読みやすい。
お薦めです。

アミューズ+ナッポス・プロデュース『無伴奏ソナタ The Musical』稽古33日目。
元・キャラメルボックス劇団員で、現・殺陣師兼俳優の成瀬優和くんが来て、アクションの監修をしてくれました。
その後は川崎悦子先生が来て、ダンスとステージングの振付。
4曲やって、ようやくダンスとステージングがすべて完成しました。
やったー!
稽古は残り4日、頑張ります!

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死んだ山田と教室 [本]

7月16日(火)
金子玲介『死んだ山田と教室』(講談社)読了。

死んだ山田と教室

死んだ山田と教室

  • 作者: 金子玲介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2024/05/14
  • メディア: Kindle版


8月29日、啓栄大学附属穂木高校2年D組の山田が交通事故で亡くなった。
9月1日、2年D組のメンバーは、クラスの人気者だった山田の死を悼み、暗い雰囲気になっていた。
ところが、突然スピーカーから山田の声が聞こえてくる。
山田は自分が死んだことを知らなかった。
今は体がなく、目も見えないが、教室内の声は聞こえ、声も出せると言う。
山田の魂は教室のスピーカーに憑依したのだ!
2年D組のメンバーは「スピ山」の件を秘密にし、「スピ山」との共存生活を開始するが‥‥。

第65回メフィスト賞受賞作。
金子玲介氏は、1993年神奈川県生まれで、慶應義塾大学卒業。
つまり、今年31歳。
ミステリというよりファンタジー、青春小説、ユーモア小説で、そのほとんどが男子高校生のくだらないバカ話。
しかし、そこから、孤独と友情が立ち上がってくる。
非常におもしろい小説だった。
お薦めです。

アミューズ+ナッポス・プロデュース『無伴奏ソナタ The Musical』稽古32日目。
抜き稽古の後、第二回通し稽古。
第一幕は76分、第二幕は47分でした。
ただし、カーテンコールはまだ作ってないので、第二幕はもう少し長くなりそうです。
明日も頑張ります!
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あたまにつまった石ころが [本]

7月15日(月)
キャロル・オーティス・ハースト/文+ジェイムズ・スティーブンソン/絵『あたまにつまった石ころが』(光村教育図書)読了。

あたまにつまった石ころが

あたまにつまった石ころが

  • 出版社/メーカー: 光村教育図書
  • 発売日: 2002/08/01
  • メディア: 単行本


長谷川義史『串かつやよしこさん』(アリス館)読了。

串かつやよしこさん

串かつやよしこさん

  • 作者: 長谷川 義史
  • 出版社/メーカー: アリス館
  • 発売日: 2011/02/01
  • メディア: 単行本


曹文軒/作+スージー・リー/絵『わたしを描く』(あかね書房)読了。

わたしを 描く

わたしを 描く

  • 出版社/メーカー: あかね書房
  • 発売日: 2024/03/05
  • メディア: ペーパーバック


『あたまにつまった石ころが』は、作者のキャロル・オーティス・ハーストの父の実話をもとにした絵本。
とても良い話で、感動した。
『串かつやよしこさん』は長谷川義史氏のコミカルな絵本。
よしこさんは明らかに美人で、なぜかいつも伏し目がち。
長谷川氏の絵本に美人が登場するのは非常に珍しい。
『わたしを描く』は中国の児童文学者・曹文軒と、韓国のイラストレーターのスージー・リーによる絵本。
絵も話をおもしろかった。
3作ともお薦めです。

アミューズ+ナッポス・プロデュース『無伴奏ソナタ The Musical』の稽古6週目、31日目。
13・14場を復習した後、第一回通し稽古。
まだステージングやパフォーマンスが完成していない部分はありますが、何とか通すことができました。
稽古は残り6日、頑張ります!
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八月の御所グラウンド [本]

7月14日(日)
万城目学『八月の御所グラウンド』(文藝春秋)読了。

八月の御所グラウンド 京都の摩訶不思議 (文春e-book)

八月の御所グラウンド 京都の摩訶不思議 (文春e-book)

  • 作者: 万城目 学
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2023/08/03
  • メディア: Kindle版


『十二月の都大路上下(カケ)る』
毎年12月に京都で開催される全国高校駅伝。
急遽、先輩の代わりに出場することになった1年生女子・坂東は極度の方向音痴。
不安を抱きながら走るうち、沿道の野次馬の走る姿が目に入る。
彼らは着物姿で、なぜかちょんまげだった‥‥。
『八月の御所グラウンド』
彼女に振られ、ヒマを持て余していた朽木は、友人の多聞に誘われて8月の御所グラウンドで行われる野球大会「たまひで杯」に参加することになる。
当日、メンバーが足りなかった多聞チームは、敵チームを応援に来た中国人留学生の女子シャオさんを勧誘。
シャオさんは野球を見に来ていた男性にも声をかけ、試合をすることに。
試合に参加した「えーちゃん」は見事な豪速球で敵を討ち取るが、シャオさんは彼の正体に気付いてしまい‥‥。

万城目学氏の本はこれが15冊目。
第170回直木賞受賞作。
短編と長編から成る本で、どちらも京都で不思議な事件が起こる。
あまり技巧に走らず、のんびりとした小説で、読後感は爽やか。
昨日読んだ『成瀬は天下を取りにいく』に近い。
お薦めです。

今朝は今年40回目のジョギング。
3,6キロ走って、1,1キロ歩いて、2,3キロ走りました。
3,6キロのタイムは、20分28秒。
小雨の中を走ったのですが、前回と全く同じタイムでした。
夜は妻と恵比寿のビートニック・スタジオへ行き、スタジオ・パフォーマンス『みちすがら』を見てきました。
娘が出演していたのです。
今回は少しコンテンポラリー寄りの作品でした。
娘は中学2年からビートニックに通っているのですが、今年から川崎悦子先生のアシスタントや代講を務めるようになり、すっかり頼もしくなりました。
我が娘ながら、とても上手になったと思います。

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成瀬は天下を取りにいく [本]

7月13日(土)
宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』(新潮社)読了。

成瀬は天下を取りにいく 「成瀬」シリーズ

成瀬は天下を取りにいく 「成瀬」シリーズ

  • 作者: 宮島未奈
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2023/03/17
  • メディア: Kindle版


滋賀県大津市。
成瀬あかりは14歳の夏休み前、幼馴染の島崎みゆきに「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」と宣言。
コロナ禍の中、1カ月後に閉店を控える西武大津店に毎日通い、ローカル番組「ぐるりんワイド」の生中継に映ると言う。
成瀬は西武ライオンズのユニホームを着て西武大津店に通い、テレビには映ったが、インタビュアーは成瀬を避け続けた。
夏休みが終わり、2学期が始まっても、成瀬は西武大津店に通い続ける。
が、閉店の日の朝、祖母が亡くなった成瀬は彦根での葬儀へ向かい、島崎はユニホームを着て西武大津店に向かう‥‥。

第39回坪田譲治文学賞、2024年本屋大賞受賞作。
滋賀県大津市を舞台に、主人公・成瀬あかりの中学2年の夏から高校3年の夏までの間の出来事を描く5編と、外伝的作品『階段は走らない』1編の全6編から成る。
元々は一作目の『ありがとう西武大津店』が「小説新潮」2021年5月号に掲載され、新潮社主催の第20回「女による女のためのR-18文学賞」で史上初のトリプル受賞(大賞、読者賞、友近賞)。
そこで残り5作が書かれ、短編集として出版された。
一言で言えば「青春小説」だが、非常にコミカルで、かつ爽やか。
狂気もトラウマも不倫もイジメも虐待もない。
伏線も回収もどんでん返しもない。
そんなものがなくてもおもしろい小説になることを見事に証明していて、実に気持ち良かった。
お薦めです。

アミューズ+ナッポス・プロデュース『無伴奏ソナタ The Musical』の稽古30日目。
まずは衣裳合わせ。
点数が多いため、2時間半もかかってしまいました。
しかし、全体的に色鮮やかで、目に楽しい衣裳になったと思います。
その後は稽古。
2幕の10~12場を復習しました。
これで第五週が終わり、残りは一週間。
最後の最後まで頑張ります!
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レモンと殺人鬼 [本]

7月12日(金)
くがさわあゆ『レモンと殺人鬼』(宝島社文庫)読了。

レモンと殺人鬼 (宝島社文庫)

レモンと殺人鬼 (宝島社文庫)

  • 作者: くわがきあゆ
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2023/04/06
  • メディア: Kindle版


小林美桜は大学職員。
子供の頃、レストランを経営していた父が中学生に刺殺され、その後、母も行方不明となり、残された美桜と双子の妹の妃奈は別々に親戚に引き取られた。
ある日、保険外交員をしている妃奈から、父を殺した男が出所したと聞く。
そのすぐ後、妃奈が何者かに殺された。
妃奈はそれ以前に恋人を亡くしていたが、その恋人には生命保険がかけられ、死亡時の保険金の受取人は妃奈になっていた。
恋人を殺したのは妃奈ではないかとマスコミが騒ぎ出し、美桜のもとにも記者が押し寄せた‥‥。

第21回 『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作。
終盤はどんでん返しの連続で、さすがに凄いと思った。
が、そうするために用意された設定はかなり現実離れしていて、これではミステリファンでもない限り、共感しにくい。
くがさわあゆ氏は1987生まれの36歳。
まだまだこれからの人だと思う。

アミューズ+ナッポス・プロデュース『無伴奏ソナタ The Musical』の稽古29日目。
広い稽古場に移動して、舞台の実寸が取れたので、改めて1幕の1~9場を1回ずつ復習し、ポジションと動線を確認しました。
明日も頑張ります!

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