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江戸の流刑 [本]

3月15日(木)
小石房子『江戸の流刑』(平凡社新書)読了。

江戸の流刑 (平凡社新書)

江戸の流刑 (平凡社新書)

  • 作者: 小石 房子
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2005/04/01
  • メディア: 新書


作家の小石房子が、江戸時代の流刑(るけい)をデータに基づいて解説する。

江戸の流刑地は伊豆七島・佐渡。
京・大坂以西の流刑地は佐渡、隠岐、壱岐、長崎五島、天草、薩摩。
その実態を、数字と具体例で解説してくれるので、非常にわかりやすかった。
流人を受け入れる地元民の様子も興味深い。
島を荒らされたくなので、幕府に流刑地から外してくれと盛んに嘆願していた。
聞き入れてはもらえなかったが。
確かに、次から次へと罪人が送られてきたら、そりゃあ大変だったろう。
島抜けをした者はほとんど捕らえられ、極刑に処されている。
こいつは小説のネタになると思ったが、既に誰かが書いているかもしれない。

キャラメルボックス2018スプリングツアー『夏への扉』の本番2日目。
1000から、アフターイベントの稽古。
1400から、本番2ステージ目。
上演タイムは2時間3分54秒。
昨日の初日が2時間3分21秒だったので、33秒伸びました。
が、二落ちすることなく、緊密な芝居になりました。
1630から、アフターイベントの場当たり。
1900から、アフターイベントの本番。
プログラムは、
①『ラスト・フィフティーン・ミニッツ』
②『夏への扉』初演出演者による座談会
③ドラマ・リーディング
④出演者全員による質問コーナー
ちなみに、ドラマ・リーディングで上演したのは、以下の4場面です。
①『ヒトミ』12場(ヒトミが典子と海辺で話す場面)
②『ナツヤスミ語辞典』2場後半(ヤンマの手紙)
③『広くてすてきな宇宙じゃないか』2場(家族会議)
④『広くてすてきな宇宙じゃないか』10場(60年後の再会)
④で、おばあちゃんが出てくるところで、大森美紀子が登場したら、客席がどよめきました。
もちろん僕は知っていましたが、大森さんにおばあちゃんをやられたら、もう泣くしかありません。
畑中智行のカシオや、大内厚雄のヒジカタも懐かしかった。
僕が一番楽しんだかもしれません。
とにかく、アフターイベントは2045に無事終了。
昨日に続いて、今日も長い長い1日でした。

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