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破蕾 [本]

12月17日(月)
冲方丁『破蕾』(講談社)読了。

破蕾

破蕾

  • 作者: 冲方 丁
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/08/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


江戸時代、江戸。
お咲は南町奉行所の与力の妻。
ある日、夫の命令で、小伝馬町の牢屋敷に差し入れを持っていく。
するとなぜか別室に案内され、茶菓を振る舞われる。
戸惑っていると、与力の坂部誠十郎がやってきて、お咲を縄で縛った。
人を殺めて、市中引き回しの上、獄門となった女が、御三家の血筋とわかった。
そこで、市中引き回しのみ代役を仕立てることになり、その代役をお咲がつとめることになった。
お咲は裸にされ、陰部に薬を塗られた……。

短編3作を収録した連作短編集で、上記は一つ目の『咲乱れ引廻しの花道』。
要するに、江戸時代を舞台にした官能小説。
セックスのオンパレードだが、なぜか全くいやらしさを感じさせない。
描写が細かくないため、あらすじを読んでいるような感じ。
にしても、57歳の僕には濃すぎて、読み続けるのが辛かった。

12月22日と23日の2日間、島根県出雲市でワークショップを行います。
「演劇大学inしまね」が出雲市のビッグハート出雲で開催されるのです。
僕は22・23日の「演劇基礎講座」というワークショップと、22日の「劇団を長く続けるコツ」というセミナーに参加。
本日、参加者のリストが自宅に送られてきました。
ワークショップには48名もの方が参加してくださるようです(1日だけの人も含む)。
頑張らなくっちゃ!

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