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おとなの恋は、まわり道 [映画]

2月5日(水)
ヴィクター・レヴィン監督『おとなの恋は、まわり道』(2018年)WOWOWで鑑賞。

おとなの恋は、まわり道 [Blu-ray]

おとなの恋は、まわり道 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: Happinet
  • 発売日: 2019/05/10
  • メディア: Blu-ray


リンジー(ウィノナ・ライダー)とフランク(キアヌ・リーブス)はリゾート結婚式に出席するため、空港に行き、そこで出会う。
リンジーは花婿の元恋人、フランクは花婿の義理の兄弟だった。
2人とも、相手のことは、花婿から聞いていた。
2人は飛行機に乗り、ホテルに向かう間、ひたすらおしゃべりを続け、すっかり親しくなる。
そして、式の最中、退屈した2人は、そっと抜け出してしまう……。

ウィノナ・ライダーとキアヌ・リーブスが共演するのは4回目らしい。
よくあるラブコメの筋立てだが、実際に見てみると、その演出法に驚くに違いない。
空港ロビー、飛行機内、ホテルと、シーンの場所は移動していくが、そこで行なわれるのは、2人のおしゃべりだけ。
アクションというか、動作・行為は何もない。
とにかくただひたすらしゃべりまくる。
特に、キアヌ・リーブス演じる「フランク」の毒舌と屁理屈が凄い。
セリフがおもいしろいので、全然飽きない。
登場人物は他にもいるが、しゃべるのはこの2人だけ。
イーサン・ホークとジュリー・デュルピーがしゃべり続ける『恋人までの距離』三部作が思い出されるが、あっちは2人とも歩いたり、乗り物に乗ったりして、移動していた。
こっちは全く動かない。
それなのにしっかり楽しませてしまう脚本と演技力。
キアヌ・リーブスをすっかり見直した。
ウィノナ・ライダーも年を取ったが、美しかった。
お薦めです。

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